あなたは市役所職員になりたいと考えて、いろいろとサイトなどを見ていることでしょう。
そしてこう思っているはずです。
市役所職員になるための説明が
すっげーわかりにくい!と。
私も公務員試験を受験する時、市役所のことについていろいろと調べていたのですが、予備校(T○CやL○C)のサイトって分かりにくいんですよね・・・
本当に予備校講師の書いた文章ってつまらんし、読みづらい!!
私が受験生のときは「仕事の内容とかどうでもいいから、具体的に何をすれば市役所職員になれるのか?」ということが知りたかったのです。
・・・が。
あまり良いサイトがなかったため、文句をいいながら調べていました。
そもそも必要がない情報が多すぎるんですよね。
ですので、私が市役所職員になるために必要なことをまとめてみました!!
ぜひこの記事を読んで、市役所職員になるための対策をはじめましょうね。
それでは参りましょう。
ちなみにFラン大学から「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」に内定をもらった山辺の筆記試験の攻略法はこちらのオンライン講座で詳しく解説していますのでどうぞ!
↓
※ちなみにこの記事では大卒から市役所職員になるための情報がメインになっております。
地方上級職員になりたい場合はこちらの記事で徹底解説していますのでご覧ください↓↓
受験生くん
・21歳
・大学3回生
・将来のことを考えて、公務員になりたいと考えている
・ネットで公務員について調べてもいまいち分からない
・山辺のいとこ
とあるカフェにて
*
*
*
Contents
市役所職員には2つの職種がある。
急にどうした?
実は、来年公務員試験を受験しようと思っているんだけど、市役所職員になるために何をすればいいのか分からなくて・・・
山辺さんって公務員試験を受験したことがあるって聞いたからいろいろ話を聞きたくてね。
なるほど。
だから連絡してきたんだな。
じゃー市役所職員になるための方法について話していくね。
市役所には主に2つの職種があり、
①事務系
②技術系
と分かれています。
まずはこの2つを押さえておこう。
事務系の仕事は幅広いのが特徴です。
「市役所の仕事って何?」と聞くと多くの受験生が思い浮かぶのが、事務系の仕事だね。
(ハンコとか書類を使った仕事など。)
市役所に行った時に一番馴染みがあるのは住民登録の手続きや各種証明の発行かな?
その他にも地域振興や財政運営、税金の徴収や観光関連など、様々な仕事をするのが市役所だね。
ちなみに技術系は建築、電気関係の専門的な知識が必要な仕事が多いんだ。
市役所の仕事ってあんまり馴染みがないから知らなかった。
僕が市役所に行った時、受付などをしてくれたけど、あれが市役所の仕事何だね。
いろいろな仕事があるんだ。少し調べてみるよ。
ちなみに僕は事務系の仕事を志望しているから、事務系のことについて詳しく聞きたいな。
じゃー事務系の公務員になるための方法を解説していくね。
市役所職員になるには採用試験を突破する必要がある。
この採用試験に合格すれば、無事市役所職員になれるよ。
ちなみにこの採用試験は、コネなどの不正な採用を防止するために、公平公正な採用試験だよ。
だから市長の娘や市議会議員の息子でも採用試験に合格しないと、市役所職員になれないんだよ。
もちろん後から話すけど、学歴などは採点に影響しないんだ。
だからどれだけ落ちこぼれでも一生懸命対策すれば、合格できる可能性があるんだよ。
そうなんだ!!どれだけ自分が努力できるかが重要なんだね。
でも、市役所の採用試験ってかなり難しいって聞いたことあるんだけど・・・
そもそもその採用試験って何を勉強すればいいの?
市役所職員になるためには次の4つを対策する必要があるんだ。
①筆記試験
②論文試験
③集団討論
④面接試験
この4つの概要や対策の方法は、後から話すね。
市役所の採用試験は年齢さえ該当していれば誰でも受験できる!!
疑問に思ったんだけど、市役所って受講要件があるの?
例えば学歴とか資格とか・・・
採用試験を受験するためになにか特別な要件とかあったら教えてほしい。
市役所職員の受験要件は自治体によって異なるけど、ほとんどの市役所は年齢による制限があるだけかな。
だから、年齢さえ該当していれば、受験することはできるよ。
もちろん自治体によって受験要件がある場合があるから、確認しておこうね。
市役所の受験用県は、次の3つに注意しておきましょう。
市役所の受験要件
①年齢による制限
ほとんどの自治体には年齢制限があるので、確認しておきましょう。
受験できる年齢は、22〜30歳までのところが多いですね。
ちなみに、自治体によっては年齢制限がないところもあるので、気になるかたは志望先のホームページをご覧ください。
②住所による制限
一部の自治体では居住条件が課されている場合があります。
(市役所で働く以上、その市で働くのは当然だと思うけど・・・)
ですが、ほとんどの自治体には居住要件はないようです。
③学歴による制限
一部の自治体では「大学を卒業、または卒業見込み」という学歴要件があるので、志望先の試験要項を確認しておきましょう。
ちなみに学歴要件がない場合、大卒程度という試験区分がありますが、学歴がなくても、その筆記試験に合格すれば、市役所の職員になれるのです。
よくある勘違い:①市役所職員になるために資格等は必要ない。
市役所職員になるのになにか資格が必要なの?また就職に有利な資格ってある?
なぜか公務員試験を受験する人って、資格が好きな人が多いよね。
結論からいうと、資格は全く必要ないよ。
というか、公務員試験を受験する時に資格欄に「危険物取扱者」という記載があれば、面接の時に無駄に突っ込まれる気がするけど・・・
だから書く必要もないと思う。
資格の勉強をするなら、公務員試験の勉強をしておけばOKだ!!
よくある勘違い:②年齢・学歴・性別で試験の結果が有利・不利になることはない。
ネットで市役所の試験について調べていたんだけど、学歴で不利になったりしないの?
有名大学出身の人しか合格できないって聞いたことがあるんだけど・・・
そんなの気にしなくていいよ。
そもそも学歴や性別、年齢は該当要件さえ満たしていれば、関係ない。
公務員試験は公平公正な試験だから、採用試験でいい点を取れば合格できるし、悪いければ不合格になるだけなんだ。
(最近は情報公開制度が多くなっているから、得点操作ができないようになっているんだ。思った以上に公平公正な試験になっているよ。)
実際私は、地方のバカ大学だったけど、1年間みっちりと勉強すれば、
市役所に(しかも2つの市役所)合格できたしね。
公務員試験では学歴や能力は関係ないよ。自分がどれだけ努力できるか?が大事なんだ。
市役所の採用試験は、主に「上級・中級・初級」の3種類ある。
これは試験の難易度を表しているんだ。
試験に合格した後の待遇なども変わるよ。
上級試験は大学卒業程度の難易度で、合格すれば幹部候補(副知事、部長など)として働くことができるんだ。
ちなみに市役所職員の5割〜8割はこの役職だよ。
ちなみに市役所の採用試験の種類には様々な呼び方があるので確認しておきましょう。
採用試験の種類
①上級・1類、大卒程
- 大学卒業程度の試験、幹部候補として働く
- 市役所で働いている5割〜8割はこの上級職です。(自治体によって異なります。)
- 初級や中級を指導する立場で、実際の窓口対応のほか、政策企画や立案などを行う。
- いろいろな仕事をしながら、ゼネラリストの能力を高め、40代後半から、中級や初級と比べて給与や役職に差が出る。
②中級、2類、短大卒程度
短期大学卒業程度の試験
③初級・3類、高卒程度
高校卒業程度の試験、決まった仕事(窓口業務)がほとんど
【注意点】
市役所によっては②中級がない自治体もあるので注意しましょう。
このこれは学歴要件ではなく、試験の難易度を表しています。
市役所職員になるためには申込をする必要がある
説明してくれたおかげで、だいたい市役所の試験のことは理解できたよ。
でも、その試験を受ける場合、どういう手続きをすればいいの?
詳しくは志望先の募集要項を見てほしいんだけど、申込書を提出する必要があるよ。
ちなみに提出するためには
①提出期限
②必要書類の様式や提出方法
を守る必要があるから注意しておこうね。
じゃ、それぞれ説明していくね。
【市役所職員の申込書を提出する場合の気をつけるべきポイント】
①提出期限などを守らなければ受験不可
申込書を提出するためには、受検案内の配布の開始と申込書の締切日があるから、気をつけるべきだね。
この締切期限は志望先の市役所によって違うから、必ず確認しておこう。
ちなみにA日程、B日程、C日程の書類の提出期限等は以下の表にまとめたので参考程度に紹介しておくね。
【日程別の受験申込スケジュール】
A日程 | B日程 | C日程 | |
試験案内配布開始 | 4月下旬〜 | 5月下旬〜 | 7月中旬〜 |
申込締切日 | 5月 | 6月〜7月 | 7月〜8月 |
一次試験日 | 6月下旬〜 | 7月下旬〜 | 9月下旬 |
市役所の採用試験の日程は?
⇛ほとんどがA日程、B日程、C日程のどれか
だいたい市役所の採用試験のことは理解できたよ。
じゃ、次は試験の日程について教えてほしいんだけど・・・
この日程も市役所によって違うんだけど、だいたい次の日程に分かれるよ。
A日程:試験日は6月下旬
B日程:試験日は7月下旬(2割の市役所がB日程)
C日程:試験日は9月下旬(約半数の市役所がC日程)
ほとんどの市役所はC日程だね。
ちなみにC日程の具体的なスケジュールは次のようなイメージになるよ。
市役所職員になるための採用試験について
次に採用試験について教えてほしいんだけど・・・
合格するために何を対策しておけばいいの?
試験に合格するためには次の4つの対策をしておこう。
これを対策しておけば、ほとんどの市役所で合格できるはずだよ。
ちなみに自治体によっては、これ以外の試験が行われることもあるから、志望先の試験要項を確認しておこうね。
市役所の採用試験で対策するべきポイント
①筆記試験
②論文試験
③グループディスカッション
④面接対策
それじゃそれぞれ説明していくよ。
市役所の採用試験で対策するべきポイント
①筆記試験
まず市役所職員になるには、筆記試験の勉強をしていこう。
筆記試験は①教養試験と②專門試験の2つの試験が行われる。
筆記試験も2つの試験があるんだね。
めんどくさい・・・
確かにめんどくさいね笑
ちなみに、①教養試験は高校で勉強した内容で、②専門試験は大学で学んだ内容が出題されるんだよ。
この教養試験と専門試験で合計30科目位が出題されるんだ。
教養試験と專門試験については、次の記事で詳しく解説しているから、読んでおこう。
市役所の採用試験で対策するべきポイント
②論文試験
続いて論文試験について説明していくね。
論文試験は社会問題などのテーマについて論文を書く試験なんだ。
試験時間が120分で、1200字程度の論文を書く必要があるよ。
論文ってどう対策すればいいかわからないんだよね。
なにかいい対策方法ない?
論文はアイデアどうこうよりも、論理的に分かりやすい文章が書けるかどうかをチェック知ているんだよ。
だから、論理的に考えることに力を入れたほうがいいよ。
とくに「文章を書くのが苦手だ!!」という受験生でも、あるポイントを押さえれば得点できる試験だから、しっかりと押さえておこう。
論文試験の対策は次の記事でまとめているので見ておこうね!!
市役所の採用試験で対策するべきポイント
③グループディスカッション
このグループディスカッションはほとんどの公務員試験でも導入されているよ。
受験生同士が協力しながら仕事ができるか?をチェックしているんだよ。
実際の面接では、
ある出題されたテーマについて受験生同士でディスカッションを行わせ、その立ちふるまいや協力関係を見て、受験者が他人と協力して仕事ができるかを見ているんだ。
このディスカッションもポイントを押さえた対策をすれば、必ず高得点が取れるから、押さえておこう。
市役所の採用試験で対策するべきポイント
④面接対策
市役所の面接は個別面接や集団面接で行われることが多いね。
市役所職員になるためには面接対策が最も重要で、どこの市役所でも面接重視のところが増えてきたから、
いくら筆記試験の評価が良くても、
面接が悪ければ合格しにくくなったんだ。
ちなみに対策方法だけど、予備校は安易に信じないほうが良いよ。
薄い情報しかないからね。
私がとある市役所に合格した面接対策をすれば、他の受験生に差を付けて圧倒的な評価を得ることができるからおすすめだよ。
私はこの対策でとある中規模の市役所で2位、小規模の市役所では1位という結果で合格できたから、参考にしてね。
筆記試験ってどうやって勉強するべき?圧倒的に独学をおすすめする。
公務員試験の筆記試験を勉強しようとしているんだけど、独学と予備校と通信講座で勉強している人がいるらしいんだ。
どうやって勉強すればいいと思う?
いろいろと情報があって分からないんだけど・・・
確かに難しいよね。
いろいろなサイトによって書いていることが違うから混乱すると思う。
どうやって勉強するかは何を求めるか?で決めればいいと思うよ。
ちなみにおすすめは独学>予備校>>>>通信講座だね。
その理由を説明していくよ。
筆記試験は独学で対策しろ!!その理由とメリットとデメリットを徹底解説!!
私が筆記試験は独学で対策することをおすすめしている理由。
それは、最も時間効率がいいのは独学だからなんだ。
え?なんで?
普通、予備校に行くほうが効率が良いと思うけど・・・
実はあまり知られていないけど、公務員試験は深い理解は求められず、知っていれば解ける問題がほとんどなんだ。
しかも、問題は過去問が使い回せるからね。
だから、独学で勉強することをおすすめしているよ。
私は大学の公務員講座に通っていたけど、講義を受ける時間がもったいないと思って独学にシフトしたけど、それくらいからかなり得点力が上がったんだ。
その時、授業を聞くより過去問を問いたほうが効率が良いと感じたね。
だから、予備校で授業を聞くより、過去問を解きまくるほうが効率がいいと思うよ。
実際、これは脳科学的にも証明されていて、人は人の話を聞くより、問題を解くほうが記憶の定着が2倍以上の差があると言われているんだよ。
その根拠は↓↓
「脳は出力を重要視する」ということも覚えておいてください。
被験者を次の4つのグループに分けました。
①すべての単語を暗記しなおし、すべての単語を再テストする
②間違えた単語のみ暗記しなおし、すべての単語を再テストする
③すべての単語を暗記しなおし、間違えた単語のみ再テストする
④間違えた単語のみ暗記しなおし、間違えた単語のみ再テストするこの4つのグループに1週間後に再テストすると、①②の2グループと③④の2グループでは2倍以上の差がつきました。
違いは、「すべての単語を再テストした」かどうか、です。
脳にはいろいろな情報が入ってきます。しかし、そのすべてを覚えておくことはできません。当然、取捨選択しなくてはいけないわけですが、このとき、入力の回数だけでなく出力の回数(使用頻度)でも判断しています。
むしろ、脳は出力のほうにより依存している。
ですから、教科書や参考書よりも問題集を何度も解く復習のほうが効率的だ、といえます。
参考:http://s-park.wao.ne.jp/archives/1962
東京大学薬学部 教授 池谷 裕二
ちなみに、独学でも面接対策だけは予備校で対策してもらったほうが良いよ。
予備校によっては面接対策だけの講義があるから、確認しておこうね。
面接は独学では無理があるからね。
独学で勉強する場合のおすすめの参考書や勉強方法は、次の記事で解説しています。
ご覧ください。
本気で受験したいなら予備校に高いお金を払って民法、経済学と教養試験の講義だけを受講しろ
もしあなたが
「予備校に高いお金を払って自分を振り立たせる」
「相談相手がほしい」
「一緒に頑張れる仲間がいれば頑張れる」
というタイプなら予備校にいったほうがいいでしょう。
もし予備校に行く場合は、比較的難易度が高い民法、経済学の講義を受講し、他の科目は独学で対策していきましょう。
そもそも「民法と経済学」以外の科目は難易度が低く、過去問と同じような問題が出題されるため、過去問を解きまくれば得点できるようになります。
(講座を受ける時間がもったいないです。)
まとめ:市役所職員になりたいなら、さっさと対策しとけ!!
もしあなたがこの記事を読んで「市役所職員になりたい!!」と思っているなら、今すぐ対策を始めましょう。
市役所に限らないですが、公務員試験は勉強すればするほど合格できる確率が高まる試験であり、他人よりどれだけ点数が取れるか?というシンプルなゲームなのです。
また学歴などは関係なく、公平に審査してくれるので、私のような低学歴にとっては、それなりの仕事に就ける最後のチャンスなのです。
たった一年間本気で勉強することで、今後40年間の人生が空なりに充実した生活を送れるのですよ?
ここでがんばらなきゃいつ頑張るんでしょうか。
悩む暇があるならさっさと勉強を始めましょう。
さっさと勉強を始めればそれだけ合格が近づきます。
もしあなたが本気で合格をつかみ取りたいのなら、Fラン大学から「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」に内定をもらった山辺の筆記試験の攻略法はこちらのオンライン講座で詳しく解説していますのでどうぞ!
↓
ちなみに市役所の試験対策については、こちらの記事でも解説していますので、ご覧ください。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
下記のメルマガでお話ししています。
オンライン講義はラインで行っています。
予備校では聞けない筆記試験の攻略法をメルマガをお届けしています。
↓