自己紹介

どうも!!

運営者の山辺陽一です。

 

私はFラン大学出身から少しでも「ワークライフバランス」が重視できる公務員を目指し、5カ所に内定をもらい、県庁で仕事をしていました。

 

今は公務員を辞めて独立し、今は公務員試験の指導をしています。

 

・・・で。

 

なんで私が公務員試験の情報発信をしているのかというと、

 

「将来に絶望している昔の私のような人にも、公務員になって理想の生活を手に入れてほしい!!」

と思っているからです。

 

 

その理由については、おいおい話していこうと思うのですが、その前に。

 

 

お前誰だよ??となっていると思いますので、軽く自己紹介をしておきますね!!

 

簡単な自己プロフィールです

  • 名前:山辺陽一
  • 職業:元県庁職員、現在IT系社長
  • 趣味:読書(数千冊レベルで読んでいます。)
  • いろいろな分野の知識を応用して、斬新な方法で勝負に勝つのが得意。
  • 最近はだいぶ落ち着いてきたので、YouTubeをみて過ごしています。
    (ヒカル、ラファエル、ガードマン、ヘラヘラ三銃士、えみりんチャンネル、カズチャンネル・・・・などなど。めちゃくちゃ多くのYouTuberを知っています。)
  • 最近でも毎月本を30冊くらい読んでいる。
  • 公務員試験のライン講義は4,000人以上を超えている。

 

というような人ですね。

 

 

・・・で。

 

あなたはこの話を聞いて、こう思ったはずです。

 

 

 

・・・なんだこいつ??

ありえんだろ??

 

 

と思うかもしれませんが、なぜ私がどのような分野でも成果を出せたのかは、今後のライン講義を受講していただければわかるはずです。

 

 

ま、簡単な自己紹介はこれくらいにして・・・

 

 

この記事では↓の内容についてお話していきますね!!

 

 

 

  1. なぜ山辺は公務員を目指したのか?
  2. なぜ公務員を辞めたのか?
  3. そして今、何をしているのか?

 

 

 

この話は、公務員試験を目指したい人に見てもらいたい。

というか絶対に見ろ!!

 

 

あなたが抱えている悩みをぶっ壊す、
何らかのヒントに絶対になるから。

 

 

 

さぁ、準備はいい?

 

 

それでは、肩の力を抜いてご覧ください。

 

 

 

 

時々思い出すんだ・・・
あの時のことを・・・

 

 

 

 

もし自分に力があれば、
あの人の人生を変えられたのかなってね。

 

 

 

 

 

「はぁーよく寝た。」

 

時計の針は15:00を指していた。

 

ベットが汗で湿っている。

気持ち悪さで目が冷めた。

 

 

体中にベトベトした汗が張り付いている。

 

 

「あーあ、今日も大学に行けなかった。」

「ま、いっか。」

 

 

 

そうつぶやきながら、おもむろに携帯を手を伸ばした。

ラインに通知が届いていた。

A先輩だ。

 

 

 

当時、そのA先輩は社会人1年目。

2回生だった私にとっては、兄貴のような存在だった。

 

 

 

先輩は180cmの長身。

程よく筋肉がついている「細マッチョ」で、顔は玉木宏に似ている。

外見が完璧なのに、サークルの会長で、年下にも優しく人望も厚い。

 

 

 

完璧超人だった。

就活でも成功し、ある企業の営業マンとして働いていた。

 

 

悪い遊びを教えてくれたのも
この人だった。

 

 

なぜか自分を気に入ってくれたので、一緒に遊ぶことが多かったんだ。

そんな先輩から、久しぶりにラインが届いたのだった。

 

 

 

先輩からのライン

 

先輩からのラインは、
「お盆にそっち行くから飲みに行こうぜ!」
というお誘いだった。

 

 

もちろんすぐに「行きましょう」と返信。

 

久しぶりに先輩と会える。

 

その日を心待ちにし、バイトや大学の授業に明け暮れた。

 

そして、

 

飲み会当日

 

待ち合わせ場所の繁華街に到着。

夜の18時ということもあり、人がごったがえしていた。

 

先輩らしき人を見つけた。

 

紺色のリーバイスのジーパンに、シンプルな白いシャツを着ていた男。

とても様になっていた。

 

 

携帯を触っている先輩らしき人に声をかける。

 

 

「お待たせしました。」

「よ、久しぶり」

 

 

少し驚いた。

 

 

顔には疲れが見えたからだ。

 

せっかくのイケメンが台無しだ。

 

 

 

・・・社会人は大変なんだなとひそかに思った。

 

 

 

久しぶりの先輩との話は、楽しかった。

 

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、
3件目のバーで飲んでいたこと。

 

 

 

 

「ツライ・・」

 

 

 

 

その先輩は、目の前のグラスを見つめながら、
おもむろに仕事の愚痴を語りだした。

 

 

無能な上司が、同期にひどいパワハラをして、その同期を辞めさせたこと。

 

社長にすれ違いざまに悪口を言われ、お客の前で私の悪口を言われたこと。

 

 

上司に

「辞めちまえ。お前がいなくても困らない。死んだほうが社会のためになる」

 

と罵詈雑言を浴びせられたこと。

 

 

 

週末のほとんどは、取引先との付き合いでゴルフに行かなければいけないこと。

 

 

宴会で新入社員に一発芸を強制され、すべったら「だから仕事が出来ないんだよ。お前つまんねぇ。」と言われたこと。

 

 

先輩が徐々に早口になったことに気づいた。

相当我慢しているんだろう。

 

 

 

肩を震わせ、死んだような目つきでこういった。

もう「仕事を辞めたい。公務員試験でも受けようかな。」

 

 

 

・・・

 

 

目に涙を浮かべながら、弱気な言葉を発していた。

今までとは考えられないほど弱っていた。

 

 

反射的にこう答えた。

 

 

「大丈夫ですって。我慢した方がいいですよ。公務員試験に逃げたって何も解決しませんよ。」

 

 

そう返すしかなかった。

 

 

「そうだな。」

 

 

一瞬暗い表情を浮かべたが、
無理に笑っているような気がした。

 

 

飲み会の一ヶ月後・・・

 

びっくりした。

同じサークルの友達から衝撃の事実を聞いたからだ。

 

 

前に飲みに行った先輩が精神的に病み、
退職したらしい。

 

今は実家に引きこもっているそうだ。

 

 

 

「あんな先輩が、そんなことになるなんて。

もしかして、あの時もっと先輩の気持ちを考えていたら・・・・」

 

 

後悔を感じた。

本当にやるせなかった。

 

・・・でも、後悔しても、もう遅い。

 

罪悪感を感じた。

 

 

 

あの時、違うことを言っていれば。

 

先輩のことをもっと理解していれば・・

 

 

 

もしあの時、
「先輩、無理しないでくださいよ」と言っていれば・・・

 

 

 

違う結末になっていたのかなぁ。

 

 

 

 

 

3回生の夏

 

 

 

大学3回生になると、
友達との会話は、
将来の仕事についてが多くなった。

 

 

 

そろそろ将来のことを考えないとな。

 

 

なんのために、働くのか?

お金のため?

世間体のため?

休日のため?

 

 

寝る前にそんな問いかけをしていた。

だけどその質問の答えが出るはずもなかった。

 

 

そんな悩みを抱えていた時。

 

 

 

一筋の光
公務員への切望

 

 

たまたま見かけた大学の売店に置いていたチラシ。

 

そこには「公務員試験講座」と書かれていた。

 

 

私の大学にも公務員講座があるらしい。

何人かの合格者が出ていることを知った。

 

 

 

 

 

こんな大学から公務員になれる人っているんだ。

 

 

 

公務員試験はすごく難しいと聞いていたので、びっくりした。

 

 

 

「やりたいことないんなら、公務員になろうかな?

 

この大学から合格者が出ているんだから、自分でもなんとかなる気がする。」

 

 

 

・・・しかし。

 

一つ問題がある。

 

 

・・・お金だ。

 

 

 

右ポケットから携帯を取り出し、
その場で母親に電話をかけた。

 

 

久しぶりに電話をかける気がする。

 

 

 

もちろん、お金の相談だ。

 

 

 

「あ、もしもし、母さん。」

「お、珍しい。どうしたの?」

「あのな、俺、公務員になるわ。

そのためのお金について相談なんだけど・・・」

 

 

 

 

・・・一瞬の間のあと、母はこう言った。

 

 

 

公務員試験って難しいの知ってる?

 

一年間本気で勉強出来るの?

 

どうせすぐ諦めるんだから。

 

もしやりたいなら、自分でお金を出しなさい。

 

 

という答えが返ってきた。

 

 

「息子を信じろよ」

 

と思った。

 

 

が・・・

 

これまでも、母の期待に応えられなかったことを思いだした。

 

 

  • 高校の部活も途中で退部したこと。
  • 受験勉強も「俺は有名大学に行く」と言って塾に通わせてもらうが、行ってないことがバレて3ヶ月でやめたこと。
  • バイトが長く続かなかったこと。

 

 

・・・自分でなんとかするしかないな。

 

 

自分でなんとかしなきゃダメだ。まずは講座代金を稼がないと。

 

 

貯金はいくらかあった。

不足分は20万円。

 

 

バイトをしよう!!

 

 

お金を稼ごう。

 

毎日バイトを入れたらなんとかなりそうだな。

 

 

 

短期バイトに登録し、片っ端から応募した。

 

 

 

バイト生活

 

 

 

引っ越しのバイトや交通量調査のバイトやホテルの手伝い。

身体がきつかったが、たった一ヶ月。

 

 

なんとか頑張れた。

 

 

 

 

なぜ、こんなに頑張れたのか?

 

理由は分からない。

「今、頑張らないと、先輩のような人生を歩むことになる。」

 

 

そう思ったのかもしれない。

 

 

 

地獄のはじまり

 

無事支払いも終わり、公務員講座が始まった。

 

はじめは授業を聞いていた。

 

が全然分からなかった。

 

 

どうやらセンスがないらしい。

 

 

 

毎日3時間くらい勉強していたのに、
授業の小テストでは平均点しか取れなかった。

 

 

自分のやり方では、結果がでないのは明らかだった。

 

 

「俺は、勉強のセンスがないんだ。

だから、人より工夫して努力しないと。」

 

 

その時だ。

自分の才能がないことに気づいたのは。

 

 

エゴを捨てた。

 

 

自分は無能なんだから、人のやり方を真似しよう

うまく行っている人の真似をすればいいんだ!!

 

 

まず、勉強関連の本をたくさん買い込んだ。

 

 

 

そして、片っ端から取り入れた。

 

 

 

勉強の結果が、徐々に出てきた。

 

 

 

そっか!!

 

やり方が悪かったんだ。

 

 

 

結果が出ればモチベーションが上がる。

 

モチベーションが上がるから、努力が続く。

 

努力が続くから、さらに結果がでる。

 

 

 

 

なるほど!!

 

 

こうやって賢いやつは勉強してるんだ。

そんな秘密に気がついた。

 

 

 

 

しかし。

 

このまま全てが順調にいくわけなかった。

 

 

 

彼女と公務員試験

 

 

私には5年間、
付き合っている彼女がいた。

 

「大学卒業したら、結婚しよう」と約束していた。

 

 

それぐらい一緒にいることが普通だった。

 

 

 

公務員を受験すると決めた時、彼女にこう言った。

 

 

「俺は公務員試験を受ける。これから一年間、本気で勉強するから、それまで遊べなくなると思う。我慢してほしい。」

 

彼女は寂しそうな顔をしながらこうつぶやいた。

 

「・・・わかった。我慢する。待ってるね。」

 

 

 

しかし・・・

その頃から僕たちの関係がぎくしゃくし始めた。

 

 

彼女からのラインの頻度がだんだんと減った。

 

遊びに誘っても、断られることが多くなった。

 

 

 

毎日のラインも彼女から返ってくることは、なくなった。

 

忙しい自分に、気を使っているのかな。

そのうち元の関係に戻れるだろう。

 

 

そう思っていたのだった。

 

 

・・・その時は唐突に訪れたのでした。

 

 

 

彼女の浮気発覚

 

 

ある寒い冬の朝。

 

友達からのラインに気づいた。

 

そのラインには驚くべきことが書いてあった。

 

 

 

 

「お前の彼女が知らない男と仲良さそうに歩いてたぞ。」

 

 

目の前が真っ白になった。

頭が殴られたような衝撃が走った。

 

 

身体の体温が急激に上昇するのを感じる。

 

 

 

部屋を歩き回り、頭をかきむしる。

 

 

思わず机に足をぶつけた。

 

 

 

「嘘だ。」

「見間違いだろ。」

 

涙が出てきた。

 

 

 

 

しかし・・・・

 

 

不思議と心は落ち着いていた。

 

 

「やっぱりか。」と。

 

 

 

冷静になると、だんだん腹が立ってきた。

 

「自分は勉強しているのに、なんで浮気したんだ。結婚するんじゃなかったのか。」

 

携帯を取り出す。彼女にラインを送った。

 

「どういうこと?」

 

その夜、彼女からラインが届いた。

 

 

 

「別れましょう」

 

「寂しかった時に、相手してくれなかったから愛想が尽きた。寂しかったの。浮気をしたのは、あなたが相手してくれなかったから。」

 

 

 

この2通のラインで、5年間の関係が終わりを告げた。

 

その日は涙が枯れるぐらい、泣いた。

 

 

 

誰から聞いたのか、何人かの友達が、家に来てくれた。

 

 

 

覚 醒

 

 

3日ほどだんだんと冷静になっきた。

 

悲しみの感情が、だんだんと怒りに変化していることに気づいた。

 

 

 

彼女を見返してやる。

試験に合格して、別れたことを後悔させてやる。

 

 

決意が固まったのだった。

 

 

 

正直に言うと、それからの記憶はほとんどない。

風邪を引いたときも、熱を出したときも、
図書館に通い、

 

「スー過去」のページを捲り続けた。

 

 

 

 

合格発表の日。

 

 

 

夏の熱い時。合格発表が行われる。

 

 

発表はネット上で行われる。

 

 

9時。

県のホームページに合格者一覧がアップされた。

 

 

 

ドキドキしながら自分の番号があるかどうか確認する。

 

 

ホームページを開き、私の番号のところまで、スクロールしていく。

携帯を持つ手が震えた。

 

 

 

2167

 

 

・・・あった。

 

「よし」

 

 

 

心のそこでガッツポーズをしながら、すぐに母親に電話をかけた。

 

 

「え?」

 

本当だとわかったとき、「良かったね!」と喜んでくれた。

 

 

電話の向こう側で、めったに感情を出さない父親が「よく頑張った」と言っていた。

かなり嬉しそうだ。

 

 

 

 

その時段々と実感が湧いてきた。

 

「本当に受かったんだ」と思えた。

 

 

 

本当に頑張ってきてよかった。

今までの苦労が報われた気がした。

 

 

 

友達に合格を報告した。

 

 

友達も「良かったな」と声を掛けてくれた。

 

 

 

一部、悪く言ってくる(おそらく嫉妬で)人もいたけど。

 

ほとんどの人は自分ごとのように喜んでくれて嬉しかった。

 

 

 

人生の後悔とは?

 

あるテレビを見ていました。

介護の現状についての番組。

 

そのテレビで死ぬ前のおじいちゃんが、
つぶやいてた言葉が頭から離れなかった。

 

ワシは、会社のために一生懸命働き続けてきた。

一生懸命仕事をするように部下に言い続けてきた。
やる気のない最近の若者には、「努力を知らない甘い人間が多い」と思っていた。

しかし死ぬ前に、気づいてしまったんだ。

なんのために生きているんだろうってな。

もっと自由に生きればよかった。
もっと旅行に行けば良かった。
もっと妻を愛せば良かった。
もっと適当に生きれば良かった。
もっと友達を大切にすべきだった。

仕事なんてまじめにするんじゃなかった。

 

 

さて。

この言葉を聞いてあなたは何を感じただろうか?

 

 

 

 

人生を変える決断

 

 

 

何も考えない人生は楽しいかもしれない。

努力をしない人生も楽しいかもしれない。

今の延長線上を歩き続けても良いのかもしれない。

 

 

 

しかし、そこから逃げても、人生は変わらない。

 

 

人生を返るには、決断し、一歩進むしかないんだ。

 

 

 

痛いかもしれない。

ツライかもしれない。

それでも、前に進むしかない。

 

人生は、重要な決断の連続なんだ。

 

あなたの今の状態は、過去の選択の結果である。

 

 

 

不幸を感じてるなら、
あなたの今までの決断が間違っていたからだ。

 

 

それは誰のせいでもない。

 

あなたの責任なのだ。

 

 

 

もし公務員になりたいなら、本気で頑張るしかない。

確かにその道は、高く険しい。

 

 

 

 

でも、その頂上からの景色は登ったやつにしかわからない。

 

 

 

 

さぁ、あなたは山を登るか?

それとも諦めるか?

 

 

どっちを選ぶ?

 

 

Look,

なあ

 

if you had one shot,one opportunity To seize everything you ever wanted

もしたった一度のチャンスだけど欲しいものすべてを手にできる機会に出会ったら?

 

One moment

それも一瞬にして

 

Would you capture it or just let it slip?
それを掴もうとするか?それとも逃げてしまうか?

 

 

 

 

 

 

 

時々、思い出すんです。

 

 

あの時、バーで先輩と飲んでいたこと。

そして、泣きながら、愚痴をつぶやいた時、何も力になれなかった悔しさを。

でも、今ならこう言える。

 

「公務員を受けたほうがいい」ってね。