論文を書こうとしても序盤から手が止まってしまう。何を書いたらいいんだ!!
論文なんて結局センスか・・・
と思っていませんか?
論文ってどう書けばいいのか分からないですよね・・・
文書が苦手な私も、
と悩んでいました。
しかし、論文の書き方を学ぶことで「試験の時に文字数が足りない。」という悩みを解消することが出来るでしょう。
それっではまいりましょう。
Contents
そもそも論文試験に必要な文字数って?
論文試験はどれくらいの文字数が必要なのか?
結論からお話すると、だいたい800字〜1200字くらいですが、国家一般職では1800字の出題がほとんどですね。
論文試験で字数を指定する課題の表現は主に、「〜字以内」「〜字以上、〜字以内」「〜字程度」の3種類がありますが、「そもそも何字書けばいいの?」と悩みますよね。
もちろん自治体によって採点基準は異なりますが、どれくらいの文字数を書けば減点されないのかについて説明していきましょう。
「〇〇字以内」の場合
〇〇字以内という課題の場合は、最低8割以上、9割以上を目指すようにしましょう。「800字以内」なら640文字以上を確実に埋め、720字以上を目標にするべきです。
7割以上書いていない論文は「意欲」や「思考力」という観点からマイナスの評価になるでしょう。最悪の場合、足切りにな可能性があります。
採点者が論文を課しているのは「考えていることを制限字数内でわかりやすく伝える力」を見るためなので、話をムダに引き伸ばす答案はかなり減点されるでしょう。
「上限ギリギリの字数で、どのように話を展開すれば自分の考えていることが採点者にわかりやすく伝えられるのか」という視点を鍛えておきましょう。
「〇〇字以上✕✕字以内」の場合
公務員試験の論文では「〇〇字以上✕✕字以内」と出題される場合は少ないですが、一応押さえておきましょう。
このような出題の場合、上記の「〇〇字以上」と同様に、上限の9割を書いていくべきですね。
字数制限ギリギリの答案では「やる気」や「思考力」が疑われるので、低評価に繋がります。
書き始める前に「どのような構成で」「どれくらいの文字数を書く必要があるのか」を考えておきましょう。その構成に合う素材を事前に集めておくことで、高評価の論文を書くことが出来るはずです。
「〇〇字程度」の場合
〇〇字程度のプラスマイナス一割の範囲に収めましょう。
もし、1000字程度という課題なら900〜1100字以内で書くようにしましょう。
この場合「程度」という曖昧な表現なので、多少の過不足があっても問題ないでしょう。
論文は字数制限の8割を下回ると減点、7割下回ると足切り(=即不合格)になる可能性があるので気をつけましょう。
特に気をつけるべきは時間制限でしょう。そのためどのように試験で時間を使えばいいか考えていきましょう。
論文試験での時間配分に気をつけろ!!

論文試験では7割を下回ると減点や足切りになる可能性がありますが、そのために注意するべきは時間制限でしょう。
時間の使い方をミスると、字数が足りない論文になる可能性が高くなります。試験でどのように時間を使っていくかを考えておきましょう。
ここでは論文試験に臨む際に、注意しておくべきことを記載していきます。
論文の時間の使い方
論文を書く際、どのように時間を使うのか決めておきましょう。
時間を決めておくことで「書く時間がなかった・・・」というミスを減らせます。
そのためには論文を書くためのステップと各ステップの時間の使い方を決めましょう。
私は次のようなステップで書くようにしていまいした。
- 問題文を読み込み、答えるポイントを把握する
- 問題を分析し、伝えるべき意見を作る
- 字数配分を考える
- 文章の構成を決める
- 肉付けしていくものを決める
- 話の流れを整理する
- 実際に書く
- 答案を見直す
①〜③で20分、④〜⑥で20分、⑦〜⑧で50分を目安に書くようにしましょう。
論文の構成や書き方は次の記事を読んでおきましょう。
https://katigumikoumuin.com/comment/ronbun-kousei-goukaku/
論文試験は緊張することを考慮しておくこと
実際の試験では、緊張もあり時間がかかる場合があるので、考慮しておきましょう。
完成まで10分ほど余裕を持っておいたほうがいいでしょう。
答案をどれくらいで書けるか計測しておこう
自分が答案を書き終わるまでにどれくらいの時間がかかるか計測しておきましょう。
最近では論文などもパソコンで書くことがほとんどのため、手書きで書くことがほとんどないですよね。
ですから、自分がどれくらいのスピードで文章を書けるのか分からない人がほとんどだと思います。
試しに論文の回答案を書き写したほうがいいですね。大体の目安時間は、800字では35〜40分、1200字では50分くらいだと思います。
論文は書く前に勝負が決まっている
論文でもっとも重要なのは「考えること」です。
論文は「どれだけうまく書けるのか」ではなく、「どう考えるか?」「何を語るのか?」のほうが大事ということです。
そのため、常に考えることを意識しておきましょう。時事問題やニュースで自分なりに考えを深めておくことで論文を書くタネになります。
論文を書くスピードを上げるには、文章を書くスピードを上げるのではなく、思考をどれだけ効率的に出来るかを意識しておきましょう。
アインシュタインは次のような言葉を残しています。
もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は、適切な質問を探すのに費やすだろう
論文の文字数が足りない場合
「論文の文字数が埋まらない」と不安を感じる人は、構成を意識するようにしましょう。
文章を書くのが苦手な人は「何を書けばいいのか?」「どのような順番で書けばいいのか?」が分かっていないからです。
次の記事で論文の構成を学んでおきましょう。
https://katigumikoumuin.com/comment/ronbun-kousei-goukaku/
この記事で論文の書き方を学び、量をこなしましょう。論文は慣れれば難しくありません。
論文の文字数が足りない場合の緊急回避方法
「字数がどうしても足りない」という場合は具体例を入れて字数を稼ぐようにしましょう。
特に比喩表現や具体例を多めに入れることで文字数を稼ぐことができます。
これを多様しすぎれば「何が言いたいのか分からない・・・」という低評価につながる論文になるので気をつけましょう。
まとめ:論文は構成を意識しろ
論文でもっとも重要なのは構成です。
構成を知っておくことで「何を書くべきか?」「どのような順番で書けばいいのか?」が分かるので、楽に文章を書けるようになるからです。
この記事で学んだことを実際に活かして勉強しておきましょう。
おすすめの論文の参考書と勉強方法についてはこちらをごらんください。
https://katigumikoumuin.com/comment/bonbon-itukarataisaku/
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