公務員になりたいと考えて、公務員試験を受験しようと考えているあなたへ。
この記事では、公務員試験の地方上級について、次のとおり解説していきます。
この記事で解説しているポイント
- 試験内容について
- どうやって勉強すればいいか?
- 上級と初級や中級との違い
- 福利厚生について
他のサイトと違って会話調を駆使して分かりやすく説明しているので、気を楽にしてご覧ください。
この記事を読むことで、地方上級って何?ということが理解できると思いますよ。
受験生くん
・21歳
・大学3回生
・将来のことを考えて、公務員になりたいと考えている
・ネットで公務員について調べてもいまいち分からない
・山辺のいとこ
Contents
地方上級公務員とは??
地方上級とは都道府県と政令指定都市で勤務する地方公務員の総称のことを言うんだ。
ちなみに、政令指定都市以外は市役所と呼ばれることが多い。
なるほど。
地方上級は都道府県と政令指定都市の地方公務員のことで、地方上級という仕事があるわけではないんだ。
じゃ、地方上級の『上級』ってどういうことなの?
上級っていうのは、『大卒程度』という意味なんだ。
中級、初級は下記のような意味になるよ。
- 初級・・・高卒程度
- 中級・・・短大卒程度
- 上級・・・大卒程度
ちなみにこの学歴は程度なので、学歴がなくても受験できるんだ!
つまり、大学を卒業していなくても勉強すれば、上級試験を受験できるということだよ。
ちなみに受験する自治体によっては学歴が必要な場合があるから、しっかりと確認しておいてね。
ちなみに、この上級・中級・初級では仕事が違うんだ。
上級は幹部候補生と呼ばれており、初級や中級と比べて業務内容も幅広く、政策の企画や立案に関われるよ。
重要な役職につく人は、この上級試験を突破していなければならないんだよ。
上級は出世スピードや役職の早いから、初級と上級による差は明確にあるということを覚えておこうね。
例えば私の働いていたところでは、初級と上級で役職の天井があったよ。
- 初級:課長までしかなれない。
- 上級:副知事や副市長まで出世可能。
つまり、上級で採用した人は、初級や中級で採用される公務員の上に立つということになる。
もちろん給料も違うよ。
初級と上級では、初任給が約4万円違うから覚えておいてね。
地方上級公務員にはいろいろな区分がある。
そうなんだ。
実は上級公務員といっても、試験区分は分かれているんだよ。
①行政事務
②学校事務
③警察事務
④技術系
⑤薬剤師、保健師、栄養士、獣医師などの資格免許職
ちなみに④、⑤は採用予定数が少ないため、非常に競争率が高くなっているため、確認しておこう。
地方上級公務員の試験日程の全体スケジュールとは?
【平成30年度 地方上級公務員】
試験案内の配布 | 4月中旬〜下旬 |
申込受付期間 | 4月下旬〜6月上旬 |
1次試験の日程 | 6月24日(日) |
1次試験の合格発表 | 7月上旬〜中旬 |
2次試験日 | 1次試験の合格発表後〜8月上旬 |
最終合格 | 8月中旬〜下旬 |
※東京都、特別区、大阪府、大阪市、北海道は独自日程で実施されるので確認しておきましょう。
地方上級公務員試験に合格するには1次試験と2次試験を突破する必要がある
試験概要
1次試験(筆記試験)
1次試験では次のように出題されることが多いです。
①教養試験+専門試験(ほとんどの試験)
②教養試験(小規模の市役所)
③エントリーシート(大阪市役所など一部の自治体)
ちなみに専門試験とは大学で勉強する内容で、教養試験は高校で学んだ内容になります。
専門科目と教養試験の概要については、次のページで詳細に解説しているので、お読みください。
2次試験(人物試験)
面接試験、集団討論、適性試験、論作文などの試験があります。
※出題は自治体によって異なるので確認しておくこと。
具体的な対策方法は次のページをご覧ください。
筆記試験で注意するべきポイント:各自治体で配点が異なるため注意すること。
ちなみに、地方上級公務員の筆記試験は自治体によって配点が異なるから注意しておこうね。
地方上級には受験する自治他によって異なる試験が行われているんだ。
ちなみに全国型、関東型、中部北陸型、東京都1類B型、特別区1類の5つの区分に分かれているよ。
それぞれ配点は出題科目が異なるので、各志望先の試験概要を見ておきましょう。
ちなみに教養試験の試験制度が、平成30年度から変わるから注意しておこう!!
地方上級公務員になるには年齢要件を満たす必要がある。
ちなみにさっき学歴が必要だと話していたけど、受験資格ってあるの?
地方上級公務員の試験を受ける場合、学歴等は必要ないけど、唯一の受験資格があるんだ。
それが年齢要件なんだ。
受験する自治体によって異なるけど、だいたい30歳前後が上限のところがほとんどだね。
自治体によって年齢制限が異なるから、各受験先の試験概要を見ておいてね。
地方上級公務員の難易度は?
地方上級公務員の難易度ってどれくらいなの?
結構難しいのかな?
確かに難しいね。
1年間は勉強しないとダメかな。
コレくらい勉強すれば確実に合格できるよ。
ちなみに各公務員試験の各難易度は、次のとおり。
公務員試験の難易度
国家総合職>>>国家一般職=地方上級>市役所
公務員試験の倍率は高いけど気にするな。
地方上級試験について調べてみると、倍率が約10倍を超えてたんだ
合格できるか不安になっちゃった。
そんなに倍率が高いなら出来る気がしないんだけど・・・
大丈夫だよ。
公務員試験は記念受験の人が約半分いるため、本気で勉強している人が少ないんだ。
つまり本気で勉強すれば合格できる可能性が高くなるんだ。
倍率に騙されたらダメだぞ。
合格率を気にする必要がない理由は次の記事で詳細に説明しているので、確認しておこう。
公務員試験ってどうやって対策すればいい?
だいたい地方上級公務員の試験について理解できたけど・・・
どうやって勉強すればいいの?
ネットで調べると独学か予備校で勉強した人がほとんどらしいけど。
どうしたらいいのかな?
まず公務員試験では独学パターンと予備校などに通うパターンがあるんだけど、このブログでは独学をおすすめしているよ。
その理由は、公務員試験は講義を受けるより、自分で過去問を解きまくるほうが効率がいいからね。
ちなみに地方上級に合格するための具体的な勉強方法は次の記事でて徹底的に解説しているので、読んでみてね。
勉強で大事なのは、競争を意識することだ。
①どれだけ勉強の量を確保するか?
②どれだけ効率よく勉強するか?
を特に注意するべきだね。
なお、公務員試験の問題は、大学受験のように応用問題が解ける思考力ではなく、知っているか知らないかで解ける問題がほとんどなんだ。
つまり、知っているかどうかで回答できるかどうか決まるっていうことだね。
公務員試験は他の人との競争だから、もちろん早く勉強すればするほど有利になるってことを忘れてはいけないよ。
筆記試験の対策の仕方はこの方法で勉強しろ!!
公務員試験で重要なのは「過去問」をどれだけ解けるか?ということを覚えておこう。
大事なのは、過去問なんだ。
講義や参考書で勉強するのではなく、過去問で何度も繰り返すように勉強すれば、合格できる。
シンプルだが、この勉強法が最も本質。
ちなみに各勉強法は下記ページで詳細にまとめているので、ご確認ください。
まとめ:地方上級公務員試験を突破したいなら過去問が重要。
公務員試験は多くの人が「試験が難しい」ということで諦めていきますが、逆に最後まで努力を続ければ、合格出来る可能性がかなり高くなります。
何事にもしんぷるに。過去問を繰り返し勉強しましょう。
そうすれば、筆記試験は合格できるはずです。
この記事では、
①地方上級公務員試験の概要
②地方上級公務員試験の難易度
③対策の仕方
についてお話してきました。
公務員試験を真剣に考えているなら、この記事もお読みください。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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