どうも。
本公務員試験の攻略サイトを運営をしている山辺です。
あなたは、国家一般職の倍率についてこのような悩みを抱えていませんか?
「国家一般職を受験したいけど、倍率はどれくらいなんだろう・・・」
「公務員だから競争率が高いはず。自分でも出来るんだろうか・・・?」
公務員試験はかなり熾烈な競争であることを知っていますが、実際どれくらいの倍率なんだろう・・・と感じている人は多いハズ。
ですので、この記事では
①国家一般職の採用倍率はどれくらいなのか?
②採用予定人数について
について解説していきます。
それでは参りましょう。
Contents
国家一般職の倍率について徹底解説!!
それでは国家一般職の各試験のステップ毎の倍率について解説していきましょう。
国家一般職では、
一次試験⇛二次試験⇛官庁訪問
というように採用が行われるので、それぞれの採用ステップでの倍率について説明していきます。
国家一般職の全体の採用の流れは下記記事で解説していますので、ご覧しておきましょう」↓↓
それではまずはじめに採用予定人数についてご説明しておきます。
平成27〜30年度の国家一般職の地域ごとの採用人数
まずは平成30年度の採用予定人数をお話していきましょう。
H27〜30の行政区分の採用予定人数
地域 | H30 | H29 | H28 |
北海道地域 | 約170名 | 約170名 | 約140名 |
東北地域 | 約170名 | 約170名 | 約150名 |
関東甲信越地域 | 約710名 | 約730名 | 約620名 |
東海北陸地域 | 約250名 | 約260名 | 約270名 |
近畿地域 | 約320名 | 約330名 | 約300名 |
中国地域 | 約150名 | 約150名 | 約150名 |
四国地域 | 約 80名 | 約90名 | 約80名 |
九州地域 | 約260名 | 約250名 | 約210名 |
沖縄地域 | 約 80名 | 約60名 | 約60名 |
本府省 | 約570名 | 約420名 | 約510名 |
※行政区分における本府省への採用は、「行政関東甲信越地域」からの採用が中心となり、一部それ以外の地域からの採用があります。ですので、本省採用を目指してる場合は、関東甲信越地域で受験するようにしておきましょう。
国家一般職の採用は全国9ブロックに分けられその地域内の官庁を受験することになりますが、本府省は各採用地域から希望者が受験するというような流れです。
ちなみに年度によって、採用予定人数がほぼ変わらないということを覚えておきましょう。
一次試験の合格倍率
続いて一次試験の合格倍率について説明していきます。
平成30年度の一次試験の合格倍率
申込者数(A) | 1次合格者数(B) | 1次試験倍率(B/A) | |
北海道地域 | 1,201 | 542 | 2.21 |
東北地域 | 1,786 | 644 | 2.73 |
関東甲信越地域 | 11,616 | 2,493 | 4.65 |
東海北陸 地域 | 2,945 | 1,133 | 2.59 |
近畿地域 | 3,953 | 993 | 3.98 |
中国地域 | 1,585 | 577 | 2.74 |
四国地域 | 1,107 | 378 | 2.92 |
九州地域 | 3,028 | 972 | 3.11 |
沖縄地域 | 859 | 240 | 3.57 |
※受験者数はまだ公開されていません。
H29年度の一次試験の合格者数
申込者数 | 受験者数 (A) | 1次合格者数(B) | 1次試験倍率(B/A) | |
北海道地域 | 1,138 | 893 | 524 | 1.74 |
東北地域 | 1,826 | 1,407 | 620 | 2.27 |
関東甲信越地域 | 12,200 | 8,427 | 2,608 | 3.23 |
東海北陸 地域 | 3,056 | 2,457 | 1,036 | 2.37 |
近畿地域 | 3,987 | 2,963 | 965 | 3.07 |
中国地域 | 1,669 | 1,338 | 549 | 2.44 |
四国地域 | 1,114 | 872 | 303 | 2.88 |
九州地域 | 3,141 | 2,501 | 732 | 3.41 |
沖縄地域 | 921 | 737 | 187 | 3.94 |
ちなみに申込者の1/4が実際に受験せず、その受験者の約1/2〜1/3が合格するということになります。
実際29年度の受験者数と一次合格者数の倍率目安は、約2〜3倍と押さえておけば、問題ございません。
「筆記試験の倍率って2〜3倍って高すぎない??」と思ったかもしれませんが、本気で勉強している人は少ないため(記念受験の人も半分くらいいるため)、あなたが本気で勉強すれば難なく合格できるはずです。
ちなみに試験倍率についての考え方はこちらの記事でも解説しているのでご確認ください↓↓
二次試験の合格倍率
続いて二次試験の合格倍率について説明していきます。
1次合格者数(B) | 最終合格者数 (二次試験合格者数) | 倍率 | |
北海道地域 | 542 | 363 | 1.49 |
東北地域 | 644 | 453 | 1.42 |
関東甲信越地域 | 2,493 | 1,696 | 1.47 |
東海北陸地域 | 1,133 | 814 | 1.39 |
近畿地域 | 993 | 749 | 1.32 |
中国地域 | 577 | 466 | 1.24 |
四国地域 | 378 | 269 | 1.41 |
九州地域 | 972 | 655 | 1.48 |
沖縄地域 | 240 | 186 | 1.29 |
国家一般職の最終合格者は一次試験の約1.5倍になるということを押さえておきましょう。
つまり一次試験の倍率が3〜4倍に対し、二次試験の倍率はかなり低い傾向にあることを押さえておきましょう。
ですので、国家一般職で重要なのは筆記試験です。
また、筆記試験の配点比率という点から見ても、筆記試験が重要なのは明らかです。
(ほかの試験では人物試験の配点がかなり高いですが、国家一般職では筆記試験の配点のほうが高くなっていることを押さえておきましょう。)
配点比率↓↓
面接の配点比率が2/9とかなり低い傾向にあるため、筆記試験の出来が、二次試験の合格に直結するということになります。
つまり、国家一般職の採用試験では、筆記試験でかなりの高得点を取得し、人物試験で足切りを避ける程度の評価をされれば、ほぼ合格するため、筆記重視で対策しておきましょう。
専門科目と教養科目の勉強方法については、こちらで解説しているので、ご確認ください。
官庁訪問の倍率〜約3倍だ〜
続いて、二次試験の合格者⇛官庁訪問の倍率についてご説明していきます。
ちなみにこの官庁訪問の倍率については、平成27年度のものしか公表されていないので、そちらの数字を参考に解説しております。
平成29年採用では、最終合格者が5,419名のうち、採用者は1,722名となっています。
この評価から分かるとおり、だいたい3人に1人採用されるということです。
「え?官庁訪問の倍率が3倍って結構高くない?」とあなたは思ったかもしれませんが、この数字はあるトリックがあることを意識しておきましょう。
倍率が高くなっているのは、国家一般職を地方公務員の滑り止めとして受けている人が多く、内定辞退をしている人が結構いるのが主な理由です。
この官庁訪問でつまずく人が多いことは事実ですが、内定辞退した人の埋め合わせで追加で採用を行っている省庁も結構あります。
ですので、何度も諦めずに官庁訪問をしておくと、どこかには引っかかる可能性が高いので、粘り強くアプローチを続けるようにしましょう。
超人気省庁でもその後に欠員が生じれば、内定をもらえることがあるので、こまめに連絡をとったり、訪問をしたりすることが内定獲得の秘訣です。
まとめ:官庁訪問は諦めなければ、内定をもらえる可能性が高い!!
国家一般職で最も重要なのは官庁訪問です。
この官庁訪問で諦めず、何度もこまめに連絡することで、内定獲得できる可能性が上がります。
特に国家一般職は、地方公務員の滑り止めとして受験する人がかなりため、欠員が生じやすい試験なので、何度も何度も粘り強く訪問するようにしましょう。
国家一般職の試験についてはこちらの記事でも解説しているのでご覧ください↓↓
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
下記のメルマガでお話ししています。
オンライン講義はラインで行っています。
予備校では聞けない筆記試験の攻略法をメルマガをお届けしています。
↓