公務員になりたい!!
そう思い、公務員試験について調べているけど、
いつから勉強すればいいの?
ということが分からないのではないでしょうか。
ですのでこの記事では、県庁、市役所2箇所、国家一般職に合格した(受験したところにすべて合格)私が、
ほぼゼロの状態から合格するために、どれくらいの勉強をしたのか?
という体験を踏まえて、お話していきます。
それでは参りましょう。
Contents
そもそも公務員の試験日程とは?
まずは「いつから勉強するべきか?」をお話する前に、実際の試験日についてお話しておきます。
いつ試験が行われているのか?が分からなければ、いつから勉強すればいいのか分からないですからね。
公務員試験の主な受験先の試験日は次のとおりです。
おマナ公務員試験の試験日
国家一般職 | 6月中旬 |
地方上級 | 6月下旬 |
市役所(A日程) | 6月下旬 |
市役所(B日程) | 7月下旬 |
市役所(C日程) | 9月中旬 |
上記の表を見ればわかりますが、
公務員試験は6月から始まる
ということを押さえておきましょう。
つまり6月に完成させることを目標に、スケジュールを考えていくべきです。
ちなみに公務員試験の主な併願先の選び方については次の記事で紹介しています。
この併願先を戦略的に考えておけば、どこかしらの試験に合格できるはずです。(普通に勉強すれば、無内定は確実に避けられます。)
公務員試験はいつから勉強するべき?
結論:1年前から勉強しろ!!
私の体験を踏まえた上で、結論からお話します。
公務員試験の勉強は、約1年前から始めることをおすすめします。
つまり7月からですね。
と思ったことでしょう。
ですが残念ながらこれくらいの勉強時間を確保しなければ合格できません。
そもそも公務員試験の試験範囲はかなり膨大で、その約30科目から出題されます。
もちろんそれらの科目をすべて対策しなくても、合格できます。
ですが、
合格するためには
約1,000〜1,500時間の勉強が必要
というのを押さえておきましょう。
この数字はとある予備校の数字なのですが、私や周りの受験生で合格した人の勉強時間を集計すると、約1,500時間だったのでかなり参考になるはず。
ですからあなたもこの1,000〜1,500時間を目標に勉強するべきでしょう。
1,000〜1,500時間の勉強を1年間でこなすには、1日あたり3時間の勉強が必要。
では合格するために、1日にどれくらい勉強すればいいのか?
1500時間の勉強時間を行うと仮定し、勉強を行うとすると、
- 1年間の勉強なら毎日約3時間、
- 半年という期間なら毎日約6時間
が必要です。
といっても、アルバイトや学校の授業等がある中、毎日6時間の勉強をするのは現実的ではありませんよね?
ですから、1年間という長期間スパンで考えるべきでしょう!!
ちなみに私は半年で、毎日6時間の勉強をし、合格しました。
めちゃくちゃきつかったです笑
私はアルバイトや学業を無視して、公務員試験の勉強だけに集中したため、毎日6時間の勉強をしていたのですが、普通の人は厳しいでしょう。
ですので、一年間という長期スパンで勉強していくことをおすすめします。
注意:あくまで勉強時間は参考にしとけ!公務員試験は勉強すればするほど合格する確率が高まる。
勉強時間を考える上で、多くの受験生が勘違いをするポイントがあります。
このポイントを理解した上で、公務員試験の勉強を考えないと、合格する可能性は飛躍的に低くなるはずです。
良いですか?
そもそも公務員試験というは競争です。
つまり周りの受験生より多くの問題が解ければ合格できますし、逆に解けなければ不合格になるのです。
「そのような厳しい戦いを勝ち抜かなければ合格できない」という自覚を持っておくべきです。
もしあなたが1,000時間勉強していたとしても、周りの受験生が2,000時間勉強していれば、あなたが合格できないですよね?
ですから、合格に必要な勉強時間はあくまで参考値と考えておくべきです。
1,500時間勉強したからといって合格できるわけではないのです。
公務員試験に合格する確率を高めるためには、
勉強時間をどれだけ確保するのか?
ということを考えなければいけません。
そしてそのためには誘惑に打ち勝つ必要があります。
飲み会に行きたいと思うかもしれません。
友達と遊びたいと思うかもしれません。
もう勉強が嫌だ!!と思うかもしれません。
ですが、勉強をやるしかないのです。
勉強をしなければ、何も解決しません。
そのような誘惑におぼれても、何も変わらないのです。
公務員試験は誘惑に打ち勝ち、勉強を続けている人間しか、合格できない試験というのを覚えておきましょう。
公務員試験に合格したいなら2回生までは勉強するな!!いろいろな体験をしておけ
これまでは、公務員試験に合格するためには、どれくらいの勉強時間が必要なのか?というお話をしてきました。
このような話を聞くと、真面目な人は、
「公務員試験はかなり難易度の高い試験ということが分かりました。だから、大学の2回生から勉強します!!」
と考える人が出てきます。
ゼッタイにやめておきましょう。
2回生から勉強すると、不合格が近づきます。
というのも、最近の公務員試験は面接などを重視するようになってきています。
つまり、ペーパー試験ができる=内定という甘い試験ではなくなったのです。
筆記試験がいくら良くても、面接で高評価を残さなければ合格することができません。
そして面接では「学業以外で頑張ったことは?」「ボランティアの経験はあるか?」などの質問がされます。
もちろんこのような質問に答えられるような「経験」をしていなければ、かなり厳しいでしょう。
ですから公務員試験の勉強だけをしている学生より、様々な経験をしている学生のほうが採用されやすくなるのです。
公務員試験なんて勉強していれば合格できるだろ?
と考えている人がこれは愚の骨頂。
このような人から面接で落とされてしまいます。
ですので、2回生では、面接で話すタネを作るためにいろいろな体験をすることをおすすめしておきます。
特にアルバイトやボランティア、県庁や市役所のインターンシップなどはおすすめです。
このような体験は面接で話すネタになるはずですよ。
12月以降はバイトをやめろ!!
公務員試験を受験する場合、「バイトはいつまでするべきなの?」という疑問を持つ人が結構いますが、
私は12月に辞めることをおすすめしています。
というのも、さきほどは勉強時間は約1000〜1500時間確保するべき。
とお話しましたが、その勉強時間を確保した上で、学業との両立しながら、さらにアルバイトができるでしょうか?
ほとんどができません。
私の知り合いなどを見ていると、ダラダラとバイトを続けている人は不合格になる確率が高かったです。
もちろんそうですよね?
ほかの受験生はアルバイトをせずに、勉強していたのですから。
バイトをすると、勉強時間が確保できないため、他の受験生と比べ相当不利です。
バイトをしてしまうと、ほかのライバルに比べて、勉強時間を確保できません。
ですからさっさとアルバイトをやめて、本気で勉強することを心がけましょう。
特に今まで勉強してこなかった人は、さっさとやめて勉強に集中するべきです。
ダラダラとバイトをして公務員試験に落ちるくらいなら、
スパッとやめて一年で確実に合格するべきだと思いますけどね。
(公務員試験に落ちてしまったら意味がないですからね。)
面接はいつからするべき?
⇛普通にコミュニケーションができるなら一次試験終了後でも間に合う!!
いろいろな受験生の相談を乗っている際、よくある質問として、
いつから面接対策を始めるべき?
というものがあります。
結論をお話します。
面接対策は一次試験終了後からでOKです。
それまでは全力で、一次試験の対策をしておきましょう。
普通に面接官と話せるなら、一次試験が終わった後からでも間に合います。
そもそも筆記試験を突破しなければ、面接対策が無駄になってしまいますからね。
ですがもしあなたが話すのが苦手だ・・・・
と感じているなら、1月以降に対策するようにしておきましょう。
少しずつ対策していれば、十分合格することができるはずです。
ちなみに私はとある市役所の面接でトップ2位という結果で合格しましたが、面接で高評価を取るに意識するべきは次の2つです。
面接で対策するべきポイント
①面接官から聞かれそうな想定問答集を作り、
②模擬面接をたくさんこなすこと。
面接の合格を勝ち取る対策方法については、次の記事で解説しています。
もしあなたが「面接が苦手でどのような対策をすればいいのか分からない・・・」と考えているなら、かなり勉強になるはずです。
まとめ:いつから勉強するべき?と悩んでいる大学3回生のお前はさっさと勉強を始めろ。
この記事では、公務員試験の勉強はいつから始めるべきか?
について説明してきました。
公務員試験は膨大な勉強範囲をこなす必要があります。
もちろん非常にツライ試験です。
ですがたった1年間勉強すれば、待遇・給料が安定している公務員になれるのです。
ぜひ頑張って、公務員を勝ち取りましょう。
今頑張れば頑張るほど、将来が楽になるのです。
次の記事では、超効率的な勉強方法についてお話しています。
もし勉強の効率を上げて、周りの受験生に負けないような勉強法を身に着けたいなら、こちらの記事を読んでおきましょう。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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