公務員試験の教養試験を勉強しよう!
と思い調べていると驚きませんでしたか?
教養科目数の広さに。
自分も試験の時に
と後悔したのを覚えています。
・・・というのも。
私が公務員試験の勉強をした時、
教養試験の勉強の仕方が全然分かりませんでした。
ですが延べ2,000人以上に情報発信をしてきて、正解にたどり着きました。
結論なんですが、
教養試験を攻略する上で重要なのは、
「最小限の努力で最高の成果を出す」
という戦略で戦うことです。
とくに最小限の努力というのがめちゃくちゃ大事。
そしてそのためには、
出題されそうな箇所&簡単な部分
に絞って対策することが重要になります。
イメージは↓のかんじ。
教養試験を攻略する上でこのポイントを押さえていくことが重要です。
逆に言うと成果の出ないほとんどの人は、教養試験の対策で無駄なことをし過ぎ。
予備校もチマタの勉強サイトもなーにも分かってない。
もっと楽に攻略する方法があるんですよ。
え?どうするかって?
この記事で徹底解説していきます。
それでは参りましょうか!!
ちなみにFラン大学の山辺が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
に内定をもらった勉強法や戦略を↓の講座で解説していますので興味のある人は参加してみてください。
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Contents
そもそも公務員試験の教養試験って何?
公務員試験は難しいと言われている大きな理由。
それは
『膨大な範囲の勉強』
をしなければいけないということです。
教養試験はかなりの出題範囲がある割にそれぞれの配点がめちゃくちゃ低い。
だから「どうやって対策すればいいんだ〜〜」って困る人が結構いるはずです。
(あなたもそう思っているかもしれません。)
教養試験の出題範囲と配点について
じゃーまずはざっくりと、
教養試験の試験範囲をお話していきましょうか。
教養試験は大きく分けると、
- 一般知能
- 一般知識
に分かれており、
それぞれ次のように分類されます。
一般知能
- 文章理解
- 数的処理
一般知識
- 自然科学
- 人文科学
- 社会科学
ちなみに教養試験の配点は↓のようになります。
・・・この配点を見ると、教養試験でめちゃくちゃ大事なのは、
・数的処理
・文章理解
の2つです。
ですからあなたが筆記試験を攻略したいなら、
数的処理と文章理解の2科目を集中的に攻略していくべきなのです。
各科目の具体的な勉強方法やおすすめの参考書
それでは教養試験の『各科目の勉強法』や『おすすめの参考書』についてお話していきますね。
一般知識を攻略する上で重要なのは、
・数的処理
・文章理解
を深く対策した上で、
そのほかの科目では捨て科目を作らず、
それぞれの科目でめちゃくちゃ頻出している範囲のみに絞って勉強する。
というメリハリを付けた戦略で対策することが重要です。
良いですか?
数的処理、文章理解の教養試験の戦略は、
得意科目を作るのではなく、
苦手な科目を潰す。
という戦略で戦っていきましょう。
・・・といっても。
これだけではよく分からないと思うので、それぞれの科目の攻略の仕方について具体的に解説していっきましょうか!!
数的処理の勉強の法とオススメの参考書
じゃーまず数的処理の攻略法について解説していきますね。
まず数的処理って何なの?と思う人がいるかもしれませんのでサクッと紹介しておきます。
数的処理は簡単に言うと、
↓のような問題が出題されます。
A、B、Cが1月1日を初日としてAは1日、Bは2日、Cは4日の間隔をあけて町内パトロールを実施した。1月2日以降初めてこの3人全員がそろって町内パトロールを実施した日までの間に、この3人がいずれも町内パトロールを実施しなかった日は何日あるか?
数的処理では、このように頭を使うような問題が出題されます。
数的処理の概要と教養試験における数的処理の配点とは?
数的処理は次の3つの科目が出題されます。
数的処理で出題される3科目
①判断推理
②数的推理
③資料解釈
数的処理は教養試験の中で、
かなり配点が高いのが特徴です。
各試験の配点は、
- 国家一般職は15/40
- 地方上級は16/50
- 市役所は13/40
と教養試験の約3割を占めます。
・・・ということはですよ??
数的処理が得意になれば、
教養試験は余裕で合格できるようになる。
というわけです。
この科目のオススメ参考者は「解法の玉手箱シリーズ』と「畑中敦子のザ・ベストプラス」ですね。
文章理解の勉強方法とおすすめの参考書
ジャー次は文章理解について。
文章理解では
- 現代文
- 英語
の主に2科目が出題されます。
教養試験における文章理解の配点は
- 国家一般職は11/40
- 地方上級は9/50
- 市役所は7/40
と約2割の出題があるのが特徴です。
ですから文章理解も数的処理と同じくらい重要です。
この科目で点を取れれば、
教養試験の勝率は一気に高まります。
・・・じゃーどうやってこの科目を対策していくべきなのか?
この攻略法についてそれぞれ解説していきますね。
現代文の勉強法とおすすめ参考書とは?
現代文は比較的簡単なので問題ありません。
文章理解は次の3点を意識しながら勉強しましょう。
(本を読む際もこれを意識すれば速読できます。主張のみに目を通しましょう。)
文章理解で意識するべきポイント
- 著者の主張
- 主張を補強するための具体例
- 接続詞
文章理解のおすすめの参考書は、「無敵の文章理解メソッド」と「文章理解すぐ解ける〈直感ルール〉ブック」を使いましょう。
英語の勉強法とおすすめの参考書はこれだ!
英語も比較的簡単です。
文章も短く簡単なものが多いので、大学受験で英語を勉強した人は、勉強勘を取り戻せば満点がとれます。
英語は次のように勉強をしていきましょう。
①「速読速聴・英単語」を1章ずつ読む
②「直感ルールブック」または「公務員試験 無敵の文章理解メソッド」で過去問を1つずつ解く
英語は時事的な英文が多く出ます。
そのため、時事問題を多く含む「速読速聴・英単語」を毎日1つずつ読んでいきましょう。
人文科学の勉強法と参考書
受験生泣かせの人文科学。
範囲が広い割に配点が低いため、
対策がめちゃくちゃ難しい科目です。
理系にとってはなじみがないと思いますが、
この科目を対策する上で重要なのは、
コスパよく対策していくべきです。
具体的には↓の☆部分を押さえていきましょう。
公務員試験は、限られた時間でどれだけ点を取れるという「処理能力の高さ」が求められています。
人文科学では
日本史、世界史、地理
が出題されるので、
それぞれの対策方法を解説していきますね。
日本史のおすすめ参考書と勉強法はこちら!
日本史では出題されやすい範囲に絞って勉強しましょう。
特に江戸時代〜近現代に頻出が多いのでそこを重点的に押さえる必要です。
おすすめの参考書は「はやわかり日本史」と「ダイレクトナビ」です。
勉強の仕方はダイレクトナビの過去問を確認し「早わかり日本史」で周辺知識を覚えていきましょう。
記憶するには「なぜ?」を意識しましょう。
この問を意識することで、背景と知識がつながるため、覚えやすくなるはずです。
世界史のおすすめ参考書と勉強法はこちら!
世界史は範囲が膨大なため、まともに勉強すると爆死します。
ポイントは狭く浅く勉強することです。
特にヨーロッパの中世以降、アメリカ、中国、あとは近現代史に絞りましょう。
おすすめの参考書は「はやわかり世界史」と「ダイレクトナビ」です。
問題の解き方は日本史と同じです。
「ダイレクトナビ」に出た問題をチェックし、「早わかり世界史」で周辺知識を覚えていきましょう。
地理は人文科学で最も得点しやすい!
おすすめ参考書と勉強法はこちら!
地理の頻出分野は気候と産業です。
地理は難易度が低いので点が取りやすい科目です。
絶対に勉強するべきです。
しっかりと点数を取っていきましょう。
ダイレクトナビで出題された問題をチェックし、センター試験の地理Bの点数が面白いほど取れる本で知識を補強していきましょう。
私はセンター試験で勉強していたので、あまり勉強しませんでした。
時事で話題になっている国の出題がある可能性もあるため、押さえるべきです。
自然科学の勉強法と参考書
自然科学では次の科目が出題されます。
- 数学
- 物理
- 科学
- 生物
- 地学
特に自然科学は、文系私立大学出身者が苦労する科目ですが、配点も比較的低いので手を抜いても問題ない科目です。
勉強しなくても問題ないので、大学受験で勉強したものを復習し、あとは余裕がある場合は、比較的得点しやすい生物と地学を押さえましょう。
ちなみに私は理系だったので、自然科学はあまり勉強しませんでした。
数学は勉強しなくても問題ありません。
大学受験で数学を勉強していなければ捨てましょう。
私は理系だったのでノー勉強で臨みました。
配点は国家一般職は0点、地方上級と市役所は1点です。
配点が低いためコスパが悪いです。
この科目を勉強するなら他の科目で勉強したほうがいいかもしれません。
物理は捨ててOK!勉強法とおすすめの参考書はこれだ!!
物理は力学と電磁気を勉強しましょう。この分野からの出題が比較的多いです。
物理は配点が低いため勉強する必要がありませんが、もし勉強するなら基本的なところのみを押さえていきましょう。
物理は他の科目に比べて理解するのに時間がかかるため、初学者が得点するためには結構な勉強時間が必要です。
特に文系大学出身者は捨てることをおすすめしています。
おすすめ参考書は過去問ダイレクトナビで問題を確認し、センター試験物理の基礎が面白いほどとれる本で勉強してくこのが最短ルートだと思います。
化学の重要度は低い。勉強法とおすすめの参考書はこちら!
化学は理系出身者には楽勝科目でしょう。
出題される化学は
- 理論化学
- 無機化学
- 有機化学
次の3つに分かれています。
基本的に化学は勉強しなくてもOKですが、時間が余っている場合は理論化学に絞って勉強しましょう。
有機と無機は暗記量が多くコスパが非常に悪いので捨てるべきす。
この化学は中途半端な対策をしても点数に繋がりにくい科目なのでメリハリをつけた勉強を心がけましょう。
参考書は「ダイレクトナビ」と「センター試験の化学基礎が面白いほど取れる本」を勉強すれば問題ありません。
生物は絶対に勉強しとけ!!勉強法とおすすめの参考書はこれだ!
生物は暗記科目です。
文系受験者でも必ず勉強しましょう。多くのライバルも勉強しています。
参考書はダイレクトナビとセンター試験が面白いほどとれる本の基礎を使用しましょう。
これで勉強すればほぼ満点がとれるはずです。
勉強の仕方はダイレクトナビを確認し、出題されている周辺分野を参考書で覚えておきましょう。
生物は基本的に暗記すれば得点できる科目です。
記憶すれば得点できるので自然科学の中でも比較的得点しやすい科目です。
私も初めてこの科目を勉強しましたが、この参考書と問題集でほぼ8割は得点できていました。
地学は絶対に勉強しとけ!おすすめの参考書はこれだ!!
地学も生物と同様暗記で乗り切れる楽勝科目です。
地学は他の科目と比べると範囲が狭く、難易度も低いため、自然科学の中でもっとも得点しやすい科目でしょう。
おすすめの参考書は「センター試験地学基礎の点数が面白いほど取れる本」と「過去問ダイレクトナビ」です。
私も実際に勉強したのですが、地学は非常に勉強しやすい科目で、ほぼ満点取れるはずです。
ぜひ勉強しておきましょう。
社会化学の勉強法と参考書
社会化学は主に法律、経済、社会などが出題されます。
この社会科学は専門科目と重なっているため、専門科目を勉強する際は勉強する必要はないでしょう。
専門科目を勉強しない場合は「ダイレクトナビ」とセンター試験 政治経済の点数が面白いほど取れる本」、「センター試験 現代社会の点数が面白いほど取れる本」で勉強していきましょう。
まとめ
公務員試験の教養試験は範囲が広く
「どこまで勉強したら良いんだろう?」
と不安に思う受験生が続出しますが、今回の記事を参考に対策していえば、
周りの受検生が
「どうやって対策していけばいいのか?」
と右往左往している中、
あなたはこの記事を実践し、
やるべきことを明確にすることで、
教養試験を楽に攻略できるはずです。
ぜひこの記事を参考に、
最短距離で教養試験を攻略してくださいね!!
ちなみにFラン大学の山辺が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
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追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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