自然科学をどのように勉強しようかと悩んでいるあなたへ。
「自然科学ってバカみたいに範囲が広いのに、配点って1科目の配点しかないじゃん。」と思っていませんか?
この科目って勉強の仕方に困りますよね。
範囲が広い割に配点が低いですから。
そのため、どうやって勉強すれば分からないという悩みを抱えている人は結構いるでしょう。
公務員試験で最も対応に困る科目ですね。
あなたも
- どうやって勉強すればいいの?
- どれを捨てればいいの?
- 初学者でも自然科学の中で比較的点数が取りやすいのは?
- おすすめの参考書は何?
などに困っているのかも知れません。
いいですか?
結論からお話します。
自然科学を真面目に勉強すればするほど、落ちる可能性が劇的に上がります。
真面目に勉強しようとすると、公務員試験に不合格になってしまうのです。
なぜか?
公務員試験は限られた時間の中で、点数を取らなければいけません。
つまりコスパを意識しなければならないのです。
ですが、自然科学は
①学習範囲が膨大
②配点が低い
という鬼のように勉強しにくい科目です。
そのような科目で点数を取るには、いかにメリハリを付けて勉強するか?が勝負なのです。
真面目な人ほど全て勉強しようとするから不合格になってしまうのです。
- 何を勉強するべきなのか?
- 何を勉強しないのか?
コレを明確にしておかないと、不合格になる可能性が高くなるということです。
ではどうすれば限られた時間で効率よく、自然科学を勉強できるのか?
この記事では、
限られた時間で、自然科学の点数をもぎ取っていく方法をお教えします。
それではまいりましょう。
Contents
そもそも自然科学って何が出題されるの?
公務員試験の自然科学では、数学、物理、化学、生物、地学の5科目から出題されます。
ですので、
- 大学受験をしていない人
- 文系出身者
の人にとっては非常に勉強しにくい科目になっています。
さらにこの科目の勉強の仕方が難しい理由は、配点が低い割に範囲が広いからです。
そのため、限られた時間の中でコストパフォーマンス高く勉強しなければ不合格になってしまうということなのです。
アナタがまずするべきは、勉強するべき科目と勉強しない科目を明確に決め、メリハリを付けた勉強を心がけるということです。
自然科学の配点はどうなってるの?
公務員の教養試験の中で自然科学の配点はどのようになっているのか?
市役所と地方上級の試験について表にまとめたのでご確認ください。
上の表を見てもらえれば分かりますが、教養試験を突破するために重要なのは、
- 数的処理
- 文章理解
を得点源にすることです。
配点がかなり高いですからね。
自然科学はできるだけ手を抜きながら勉強するのが良いでしょう。
自然科学に使う時間があるなら、数的処理を完璧にしたほうがいいです。
受験生で、数的処理が苦手だから捨てて、自然科学や人文科学を勉強する人がいますが、この2科目で点数を取るのはかなり難しいことなので、絶対に辞めておきましょう。
数的処理から逃げると間違いなく不合格になります。
数的処理ってコツをつかめば簡単な科目です。
勉強の工夫さえしっかりしていれば9割以上得点することは可能です。
その勉強方法について解説しているので、もしあなたが数的処理に不安を抱えているのならお読みください。
https://katigumikoumuin.com/study/hanndannsuiribennkyouhou/
正直、自然科学の重要度は低いです。
自然科学は公務員試験に合格するために絶対に必要な科目ではありません。
ほとんどの受験生も自然科学は一部の科目だけを勉強し、後は捨てるので、あまり気にする必要はありません。
教養試験の中の自然科学の位置付け
教養試験の重要度は、数的処理>文章理解>人文科学>自然科学という順番と考えておきましょう。
これを重要度の高い順で対策していくべきです。
もし数的処理や文章理解、人文科学を勉強していないなら、自然科学はするべきではないでしょう。
まずは教養試験で特に重要な数的処理と文章理解は、絶対に押さえておくようにしましょう。
戦いに勝つには、
①配点の高い科目で
②どれだけ点数を積み重ねる事ができるか?
を常に意識しなければなりません。
公務員試験は、どう勉強するかではなく、何を勉強するか?で勝負が決まるのです。
自然科学の勉強法を徹底解説するよ!!
続いて、自然科学の勉強法についてそれぞれ説明していきます。
もし自然科学を勉強するなら、まず重要なのは生物と地学です。
この2科目から勉強していきましょう。
ちなみに、自然科学の優先順位は、生物>地学>>>化学>物理>数学です。
その理由は、次の2点です。
①人文科学に比べて求められる知識が少ないため、得点しやすい。
②知識問題だから暗記するだけで問題が解ける。
②の知識問題だからの解説
そもそも教養試験はスピード勝負の試験です。
市役所の試験では、2時間で40の問題を解かなければいけないので、
一問を約3分で回答しなければ、すべての問題を解くことができません。
教養試験はただでさえ数的処理に時間がかかるのに、自然科学の計算問題にも時間を使えません。
そのため計算問題より、知識問題勉強するほうがいいのです。
なお、その他の数学、物理、科学の勉強は余裕があるならで結構です。
もちろん余裕がなければする必要はありません。
ほかに重要な科目はいっぱいあるので。
あなたが理系で上記の科目を勉強したことがあるなら、ざっとでいいので復習しておくべきですが、
初学者(文系出身者)は無理をして勉強する必要はありません。
この科目をするなら、他の重要な勉強をしておきましょう。
時間効率を考えると、他の科目を勉強したほうが良いです。
生物の勉強方法はこうやって勉強しろ!!
続いて生物の勉強方法についてお話していきます。
生物は文系受験者でも絶対に勉強しておくようにするべきでしょう。
その自然科学の強化に比べて、非常に点数が取りやすいからです。
計算問題がなく、暗記すればそれなりに解けますし、センター試験よりはるかに簡単な問題が出るので、得点しやすいはず。
オススメの参考書と問題集はこちらです。
具体的な勉強方法は、次のステップで勉強するようにしましょう。
自然科学の問題集の使い方
- 過去問を確認して、解説を見る。
- 参考書で周辺知識を確認する。
- 次に新しい過去問を確認して、解説を見る。
- 参考書で周辺知識を確認する。
このステップに従って勉強するようにしましょう。
ポイントは、過去問に出題された重要概念を暗記していくということ。
多くの人は「参考書を勉強した後、問題集を解く」というよう勉強しますが、
始めに参考書を勉強しても、重要な箇所が分からないため、ムダな勉強になってしまいます。
そのようなムダな勉強はやめられたべき。
限られた時間で得点するには、出題されそうな問題を勉強しなければなりません。
そして、過去問で出題された問題は繰り返し出題される可能性があります。
つまり、
この過去問をどれだけ押さえることができるのかが、公務員試験の鉄則なのです。
どれだけムダなことをしないのか?どれだけ出題する可能性が高い分野を勉強できるか?
この見極めが公務員試験では非常に重要なのです。
地学のおすすめの勉強法はこれだ!!
地学は、楽勝科目なので、絶対に捨ててはいけません。
地方上級の「地学」は、ほかの自然科学と比べて配点が低いですが、勉強すれば必ず得点できるほど、簡単な出題が多いので、対策しておきましょう。
おすすめ参考書と問題集は生物と同様、
「ダイレクトナビ」と「センター試験の点数が面白いほど取れる本」シリーズです。
自然化学の参考書は理解しやすいものを使うのですが、最も重要なのどれだけ問題をこなせるか?ということを忘れないように。
出来る範囲で問題集を潰すことが最重要なのです。
これも問題集⇛参考書と勉強していきましょう。
もっともコスパよく勉強できるのがこの方法です。
化学のおすすめの勉強法はこれだ!!
化学は理系にとって楽勝問題でしょう。
ざっと過去問を解いて感覚を思い出しましょう。
ダイレクトナビを流し読みしておけば、十分得点できます。
文系出身者で化学を勉強したことがないなら、時間対効果が悪すぎるので捨てましょう。
この科学は中途半端に対策しても本番で解ける可能性が低いので、まずはほかの専門科目や数的処理など重要な科目を押さえたうえで、さらに余裕があるなら対策していきましょう。
化学に踏み込みすぎると、それなりに勉強したのに、全く得点できなかったという悲劇も起こりうるので気をつけておきましょう。
物理のおすすめ勉強法はこれだ!!
物理は力学と電磁気分野から出題されることがほとんどです。
物理は暗記問題ではないため、理解しないと全く問題が解けません。
しかし理解するには時間がかかります。
ですので、物理を全く勉強したことがないなら捨てるのが懸命でしょう
理系出身者はダイレクトナビでざっと復習しておきましょう。
数学のおすすめ勉強方法はこれだ!!
数学は基本的な問題がほとんどで、高校2年生までの数学から出題されます。
理系や国立大学出身でセンター試験の数学を勉強しているなら、簡単に問題が解けるので、ざっと復習しておきましょう。
勉強は眺める程度でOK!
過去問500をざっと復習しておきましょう。
「あ〜こんな公式あったな」というざっくりした復習で構いません。
ポイントは、時間を使いすぎないこと。
カンを取り戻す程度の復習にとどめておくのがコツです。
それ以上対策すると時間帯高価が悪くなるので深入りはやめておきましょう。
私立文系出身なら捨てましょう。
一から勉強するには時間が足りません。
まとめ:自然科学は重要度が低い。どれだけ手を抜けるかが勝負の分かれ目だ!!
自然科学は配点が低いため、捨てる人が多いですが、それでも問題ありません。
自然科学の重要度が低いことは頭に入れておきましょう。
教養試験で重要なのは
①数的処理
②文章理解
です。
もしこの2科目に安材料があるなら、
自然科学を勉強する前に、数的処理と文章理解の勉強をしておくことをおすすめしています。
そして自然科学で重要なのは、メリハリをつけた勉強です。
するべき科目、しない科目を明確に見極ながら対策するようにしましょう。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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