公務員になりたい!!
そう思って公務員試験が有利になる資格はあるのか?
と考えている人は結構いると思います。
合格する確率を上げるために、何かしらの努力をするのは当たり前ですからね。
この記事では「行政事務系の公務員になるために有利な資格はあるのか?」ということについてお話したいと思います。
Contents
結論:公務員試験のために資格を取る必要はない。
もしあなたが公務員試験を有利にするために資格を取ろうと考えているなら意味がありません。
というかさっさと資格試験の勉強をやめて公務員試験の勉強をするべきでしょう!
もし民間企業を併願するなら資格試験は有利に働く可能性がありますが、ほとんどの公務員試験では資格を取る意味がありません。
そもそも公務員試験は公平・公正な試験であるため、資格で加点されることはありません。
そのような資格の勉強をするくらいなら、公務員試験の筆記試験を勉強したほうがいいでしょう。
受験する自治体によって加点される可能性はありうる。
しかし、資格試験が全く役に立たないというわけではありません。
受験する公務員試験によって
加点される可能性があります。
特に英語系の資格は加点されることがあります。
国家総合職や地方上級、警察官を受験する場合は取得したスコアなどに応じて、面接試験で加点される可能性があるので、各採用ページを見ておきましょう。
ちなみに
資格で加点される一般的な目安は、次のとおりです。
TOEFL | 50点以上 |
TOEIC | 500点以上 |
英検 | 2級以上 |
資格コンプレックスは「自信がないコンプレックス」の現れ
では、資格試験のマーケティングの裏側をお話ししていきます。
結論から言うと、資格は不安解消するための商業戦略です。
(なぜか誰も教えていないけど・・・)
なぜ資格試験は流行したのでしょうか?
それは時代の流れを見れば分かります。
昔はいい大学に入って、いい会社に入るのはもっとも幸せだと言われていました。
そのために一生懸命勉強することが幸せになれるという価値観だったのです。
しかし、今は違います。
いい会社に入っても業績が悪化し、リストラされる可能性も増えてきました。
そんな時代の潮流の中、
「勉強して自分の価値を上げる」ということで、
その不安を解消するための武器として「資格」を売り出したのです。
資格は不安にすがりたい人の欲望を満たすものなんだ。
コレさえあれば安定できる。
コレさえあれば出世できる。
このような人の弱さを解消するために生み出されたのが資格なんだ。
資格をとれば、
「あなたの価値が上がりますよ。」
「勉強すれば給料が上がりますよ」
という売り込みのもと、予備校にじゃぶじゃぶとお金が流れているのです。
人の不安はビジネスになります。
その不安を解消するためのブームを作れば、そのブームにのることでお金を稼いでいる会社はたくさんあります。(予備校などはそうですよね・・・)
少子化で将来に不安を感じている人が多く鳴っているため、投資や保険でキャリアアップや副業を考える人が多く出てきました。
ではこのブームを作り出したのは誰でしょうか?
「銀行」や「証券会社」です。
こういう人たちは人の不安をうまく使い、お金を稼いでいるのです。
ちなみに投資で確実に儲かる方法は「買った株を他の人にも買わせれば良い」のです。
他の人がその株を欲しがれば値段が上がりますからね。
さて、これまでのことを念頭に考えると、株ブームで誰が得をするのでしょうか?
今、株を買わないほうがいいということが理解できるはず。
不安解消は商売になる。大学もこの不安を解消するためのビジネスだった?
実はこの不安を使ったマーケティングは130年以上前にも使われました。
福沢諭吉の「学問のすすめ」という書籍を知っていますか?
この本はあまり知られていませんが、
「勉強すればお金持ちになれる」
ということが書かれています。
この「学問のすすめ」を出版した理由。
それは福沢諭吉が創設した「慶應義塾大学」の宣伝のために書かれたものなのです。
つまり
「慶應義塾では西洋の学問を教えており、実際に役に立つことを学ぶ事ができる。」
だから慶應義塾大学に入るべきだ。
というメッセージを届けるために「学問のすすめ」を執筆したのです。
このような不安解消マーケティングは現在も行われています。
最近ではAIや英語、投資などが注目されていますね。
誰がそのブームをつくったのでしょうか?
誰かがその裏側で得をしているのでしょう?
こういう視点で本質を捉えられるようになれるよう、思考力を磨いていきましょう!!
何も考えず、周りの意見に迎合していると、騙されてしまいますよ?
まとめ
今回のお話は
- 公務員試験に合格するために資格は必要ない
- 資格は不安解消をしたい人へのビジネスのタネ
というお話をしてきました。
この記事でお話したかったことは、
公務員試験に合格したいなら、
資格に力を入れるのではなく、公務員試験の対策に力を入れるべき。
ということです。
もしあなたが本気で合格したいなら次の記事も読んでおきましょう。
この記事を読むだけであなたの合格率は限りなく高まるはずです。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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