勉強時間については↓の動画でも解説しています。
仕事のための人生は嫌だ。
プライベートを充実させたい。
あなたはそういう理由で公務員を目指しているのだと思います。
将来のことをしっかり考えているあなたは、民間企業で一生懸命働いてノルマや仕事に追われるよりも、公務員になってプライベートを充実させるほうが、幸福度が高くなるということに気がついているのでしょう。
(多くの人は中途半端にやりがいを求めるため消耗してしまうのです。)
人生で大事なのは仕事のやりがいではなく、プライベートを充実させるという真理にあなたは気づいているのだと思います。
この記事では、地方上級試験に合格して働いていた私が
「地方上級(都道府県庁、政令指定都市)の職員になるためにどれくらい勉強すればいいのか?」
についてお話していきます。
それではまいりましょう。
ちなみにFラン大学の山辺が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
に内定をもらった勉強法や戦略を↓の講座で解説していますので興味のある人は参加してみてください。
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Contents
地方上級試験の筆記試験では30科目以上の出題がある。
あなたも『公務員試験の筆記試験ってかなり難しい』ということを知っているかもしれません。
なぜ試験が難しいのか?
その理由は膨大な試験範囲をこなす必要があるためです。
次の表に出題範囲と配点をまとめています。
公務員試験では30科目以上の勉強をしなければいけません。
あなたもこの試験範囲を見て「こんな勉強、できるわけない・・・」と思いませんでしたか?
私も実際に公務員試験の参考書を見たときに
と絶望したのを覚えています。
ですが、安心してください。
公務員試験は、戦略を持って勉強をこなすことができれば、周りの受験生をごぼう抜きできできます。
(実際私はゼロから一年間勉強し、市役所と県庁、国家一般職に合格できました。)
この記事では、地方上級試験に合格するために
一日どれくらい勉強すればいいのか?
効率的な勉強の仕方とは?
についてそれぞれお話していきます。
合格するために必要な勉強時間は?1日あたりどれくらい勉強するべきなの?
結論からお話しましょう。
地方上級に合格するための勉強時間は、平均で約1000〜1500時間必要です。
ですので、あなたが『確実に公務員試験に合格したい・・・・』と思っているなら、1500時間を目安に勉強時間を確保しましょう。
一年間勉強するなら一日約4時間、半年間勉強するなら1日約8時間必要です。
私や私の周りの受験者を見ても、合格している人はそれくらい勉強していました。
ちなみに私は試験の半年前から本気を出し始め、一日約7時間以上、勉強し、合計約1500時間くらいは勉強しました。
もしあなたが公務員試験に合格したいなら一回でさっさと決めるために、妥協せず、本気で勉強するべきです。
もしあなたが働いていたり、バイトをしながら受験する必要があるので、一年前から勉強を始めた方がいいでしょう。
(試験は毎年6月に実施されているので、前年度の6月から勉強を開始したほうがいいですね。)
公務員試験の合格体験などを見ていると、半年で合格したとか3ヶ月で合格したなどという声がありますが、騙されないようにしましょう。
勉強時間を過小申告しているか、運が良かったかのどちらかです。
公務員試験は確率です。
勉強すればするほど合格する確率は上がるのです。
地方上級試験の勉強の本質は暗記だ。
公務員試験の本質をお話しましょう。
公務員試験は暗記すれば合格できます。
つまり、『筆記試験で出題される問題の解法パターンや前提知識をどれだけ知っているか?』で合否が決まるのです。
そして問題を解くために必要な
①問題を解くための前提知識を知っているか?
②前提知識を応用できるか?
の2点を押さえるためには、とにかく過去問を解きまくることが重要です。
成功する人ほどシンプルに考えるものです。
具体的な勉強の進め方【予備校に行っている人】
私は独学を推奨していますが、もしあなたが予備校などに通っているなら次のステップで勉強しましょう。
①講義を受ける
②過去問を解く
③復習
そしてこのステップで最も重要なのは②過去問を解くというステップです。
ですので講義で学んだ考え方や知識を、過去問を解くことで、問題を解くために必要な知識や前提知識を暗記していくべきです。
具体的な勉強の進め方【独学の人】
次に独学パターンの話をしましょう。
公務員試験を独学で勉強している人は次のステップで勉強していきましょう。
独学者の超効率的な勉強法
①過去問を見る
②過去問の答えをざっと見る
③テキストに戻って周辺知識を理解しながらインプット
独学で勉強を行う場合の重要ポイントは、『初めから過去問を見る』ということです。
なぜ前提知識もないのに過去問を見るべきなのか?
その理由は
①問題を解くための前提知識
②前提知識を使って応用させる力
を最短距離で身につけるためです。
というのも公務員試験の特徴として過去問が使い回されるという点が挙げられるので、過去問が解ければ公務員試験を突破できますが、
問題を解くための知識やその知識の応用力は、問題を解くことでしか身につきません。
ですので初めから過去問で勉強することで、得点につながる知識や応用力を身につける勉強ができるのです。
勉強をする上で押さえておくべきポイント
さきほどは公務員試験では『暗記』がポイントということをお話しましたが、その暗記を効率的にこなすにはあるコツがあります。
このコツを押さえて勉強することで、他人より数倍以上効率的に勉強できるようになるはずです。
(ちなみにこの方法は、要領が悪い私がより効率的に勉強するために数十冊の勉強本や脳科学の本を読んで編み出した方法です。)
そのコツとは次のとおり。
暗記を効率的にこなす方法
①分からない部分は無視して最後まで勉強しろ!!
②勉強は攻撃より防御を意識しろ!!
勉強するために押さえておくべきポイント
①分からない部分は無視してとにかく最後まで勉強しろ!
勉強を効率的にこなすには
人はどのように理解するのか?
という原理を押さえる必要があります。
そこで役に立つのが解釈学です。
解釈学とは『人はなぜ理解できるのか?』を体系的にまとめている学問ですが、その解釈学の第一人者であるディルタイが人の理解の構造について、示唆に富む話をしているので紹介します。
「全体の理解は部分の理解に依存し、部分の理解は全体の理解に依存する。」(方法論的循環)
この言葉、深くないですか?
センスのある人は、この言葉の凄さに気づいているはずでしょう。
(みなさんが漠然と考えていた理解の本質をうまくえぐり取っていると思いませんか?)
ヒトは「全体だけ」「部分だけ」では深い理解ができないのです。
全体↔部分を移動することでより深い知見を得ることができるのです。
例えば日本について理解したい場合を考えてみましょう。
その場合日本のことだけを勉強しても強みや良いところというのは分からないですよね。
日本以外の国のことを学ばないと、『相対的にどの部分が優れているのか?』などは理解できないはずです。
このように部分だけではなく、全体↔部分を移動することで相互的に理解が深まるのです。
これを公務員試験に応用しましょう。
あなたが勉強していて理解できない部分に遭遇した場合、この部分は無視し、最後まで勉強していくのです。
そのように勉強することで、全体像をつかみ、その後に理解できなかった部分を復習する。
このように一度で完璧にするのではなく、ざっくりと何度もこなすように勉強すること。
これが最も効率良い勉強方法です。
まずは全体像を掴むこと。
これを意識しながら勉強し、徐々に部分に目を向けるようにしましょう。
勉強するために押さえておくべきポイント
②勉強は攻撃より防御に徹しろ
私が公務員試験を受けた時、勉強しているのに全く結果がでない友達が何人かいました。
その失敗した人の共通点ってなんだと思いますか?
復習を軽視し、難易度の高い応用問題の勉強ばっかりしていたのです。
多くの人は気づいていませんが公務員試験の負けパターンは「知っているはずの基本的な問題を取りこぼす」ということなのです。
つまり公務員試験の膨大な範囲にビビり、その膨大な範囲をすべて勉強しようとすると落ちる可能性が飛躍的に高まるのです。
この負けパターンを避けるには選択と集中が必要です。
勉強範囲を闇雲に広げるのではなく、重要な部分に絞って何度も復習し、その問題は確実に回答できるようにすること。
これが公務員試験を突破する上で最も効率よく得点できる戦略でしょう。
地方上級試験を突破するための具体的なスケジュール
さきほどまではざっくりした勉強の方法についてお話してきました。
次に『一年間』という期間で地方上級試験を突破するために、どのように勉強していくのか具体的なスケジュールをお話していきます。
ここでは、6月から勉強を開始するということで説明していきます。
ちなみに公務員試験を突破するために具体的なスケジュールについてはこちらの記事でも紹介しています。
【公務員試験】合格するための勉強スケジュールの立て方と具体例を紹介するぜ!!
6月〜12月でするべきこと
6月〜12月で勉強するべきことは、
憲法、行政法、民法、経済原論(ミクロ・マクロ)、数的処理、文章理解
の7科目に絞って勉強していきましょう。
特に数的処理は苦手な受験生が多いですが、しょせんは暗記と慣れです。
数的処理の勉強のコツは次の記事でも解説しています。
数的処理の勉強のコツを徹底解説!!出来ないのは〇〇が足りないから。
次に注意するべきは民法です。
民法具体的な勉強法はこちらの記事で解説していますが、↓↓
公務員の民法が苦手?初学者でも一瞬で2倍以上理解できる3つのコツを徹底解説。
地方上級の民法は難易度が高い割に配点が低いのが特徴です。
ですので地方上級の志望度が高く、民法に自信がないなら基本的な部分に絞って勉強し、労働法、刑法を勉強するようにしましょう。
特に労働法、刑法は勉強している受験生が少ないですが、地方上級の労働法、刑法は問題の難易度、範囲ともに簡単なので、民法が不安なら勉強しておきましょう。
12月〜3月でするべきこと
12月〜3月には、財政学、政治学、行政学、時事(速攻の時事を使いましょう)、人文科学、自然科学で勉強しておきましょう。
これらの科目は基本的に暗記科目です。
基本的な問題が多いので深入りせず、基本問題だけに集中しましょう。
政治学と行政学は、誰が?何を論じてどういう主張をおこなったのか?を覚えていきましょう。
3月〜6月までにすること
3月〜6月にするべきことは
人文化学、自然科学、論文試験です。
特に論文試験は配点が高いので、力を入れて対策していきましょう。
論文試験の具体的な対策はこちらをご覧ください。
作文が苦手でもOK!公務員試験に合格できる論文の書き方は〇〇を意識しろ。
面接対策も重要
受験生がよくしている勘違いとして
公務員試験は筆記試験を突破すれば合格できる!!
と言うものがありますが、筆記試験に合格しても内定をもらえるわけではありません。
筆記試験の後の面接試験も重要です。
最近の多くの自治体では面接重視のところが増えているため、お勉強ができるだけでは合格できなくなっています。
話すことに自信があるなら、筆記試験を突破後に対策をすれば間に合うでしょうが、コミュニケーションが苦手なら早めに対策しておきましょう。
面接対策は量をこなすことで上手くなります。
何度も繰り返し対策してくことで慣れておきましょう。
市役所(一位)、県庁(3位)、国家一般職の面接で合格できた公務員試験の面接試験の対策方法はこちらの記事でも解説しています。
公務員試験の面接対策はこれでOK!!絶対合格するならこの〇〇を押さえとけ!!
公務員試験の面接の本はこれを読め!!100人中3位を取った対策法も徹底解説。
まとめ
この記事では地方上級に合格するための方法と、必要な勉強時間についてお話してきました。
地方上級試験に合格するためには多くの努力をしなければいけませんが、もし合格できれば莫大なメリットがあります。
1年間勉強すれば、後の40年はラクをできるのです。
この記事を参考に合格を掴み取りましょう。
ちなみにFラン大学の山辺が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
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地方上級試験についてはこちらの記事でも解説しています。
ぜひご覧ください。
元公務員が徹底解説!!地方上級公務員とは??試験概要を徹底解説!
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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