「公務員になりたいけど、落ちた時のことを考えて民間を併願しておこうかな」
「公務員と民間の併願をして大丈夫なの?」
と悩んでいる人って結構いると思います。
公務員になりたいけど、もし公務員試験に全部落ちたらどうしようという不安で、民間と併願しようと考えてしまうのも無理はありませんが、
絶対に併願してはいけません。普通に両方共失敗します。
公務員と民間を併願すると両方とも中途半端になり、
「二兎を追うもの一兎も得ず」
という状態になる可能性が非常に高くなります。
というか、そもそも民間を併願しようと考えている時点で、結構ヤバイですよ。
この記事では、
なぜ民間と公務員を併願するべきではないのか]についてお話していきます。
それでは参りましょう。
Contents
公務員と民間の併願は絶対にするな。死にたいのか?
結論からお話しましょう。
公務員試験を受験するために、民間を併願するべきではなりません。
そもそも公務員試験の倍率がかなり高く、さらに膨大な勉強を行う必要があります。
そんな難しい試験に合格するにはかなりの勉強時間が必要ですが、中途半端に民間と併願してしまうと、公務員の対策が疎かになります。
するとどうなるでしょうか?
どちらも不合格になる可能性が高まります。
私の周りの友人でも、公務員に落ちた時の保険として民間を受ける人が結構いました。
しかし。。。
公務員試験すべて不合格になり、民間企業にも内定をもらえず、八方塞がりになってしまっていました。
そもそも公務員試験は片手間で合格できるような、甘い試験ではありません。
他の受験生も公務員一本で受験している人がほとんです。
そんな厳しい状況で戦っているということを理解しておきましょう。
なぜ公務員を併願するのか?受験生の本心は安心が欲しいからでしょう。でも・・・
なぜ多くの受験生は、公務員と民間の併願をしようとするのか。
それは「公務員を志望しているけど、全部落ちてしまったらどうしよう・・・」
という不安を感じているからでしょう。
だから保険として、民間企業の就活を行っているのだと思います。
確かに公務員試験にすべて不合格になってしまうとお先真っ暗ですよね。
公務員試験がすべて終了するのは大学4回生の10月。
それから民間の就活をしても「本当に内定を貰えるのか?」と不安になると思います。
また他の友達は仕事が決まっているのに、自分だけ仕事が決まっていなければ、相当つらいですからね。
その不安から民間企業を併願してしまうのでしょうが、そのやり方は非常にヤバイです。
中途半端に併願してしまうと公務員と民間の両方とも不合格になる可能性が一気に高まるので、そんな愚を犯さないようにしましょう。
難しい公務員試験を片手間で合格できるほど、甘い試験ではないですが、
本気で勉強すれば、合格しやすい試験なのです。
公務員と民間を併願すべきでない理由
それでは続いて公務員と民間を併願するべきでない理由についてお話していきます。
その理由は次の3つです。
公務員と民間の併願をするべきでない理由
①凡人が中途半端にいろいろしても結果が出せるわけではない。
②モチベーションが続かない。
③公務員と民間はやっていることが180度違うため、面接の対策も時間がかかる
それではそれぞれ説明していきましょう。
公務員と民間の併願をするべきでない理由
①凡人こそ集中しろ。中途半端にしても上手くいくはずがない。
公務員試験は膨大な科目(合計30科目!!)の勉強をする必要があるため、かなりの勉強時間を確保する必要があります。
そんな難しい試験を受験しようとしているのに、凡人が中途半端にいろいろしても結果が出せるわけありません。
ほかの受験生が本気で公務員試験の勉強をしているという状況で、民間企業の就活をするというのは自殺行為です。
公務員試験を舐めすぎです。
そもそも公務員試験は
①筆記試験を突破すれば、面接の倍率は約2〜3倍とかなり低い
②受験先はかなり併願できる。
という特徴があり、特に多くの併願先を受験できます。
例えば、
- 国家一般職
- 県庁
- 市役所
- 大学法人
- 国税専門官
などたくさんの採用先があるのです。
面接の倍率が高い。
そして多くの併願先を受験できる。
この2つから導かれること。
それは筆記試験さえ突破すれば、どこかには合格できる可能性が高い、ということです。
逆に中途半端に民間を併願してしまうと、公務員試験に使える勉強時間が少なくなってしまうため、筆記試験すら通らないという状況に陥ってしまいがち。
公務員志望者のほとんどは民間の併願をしていないため、筆記試験はかなりのレベルになっている状況です。
そのような厳しい倍率を勝ち抜く必要があるのに、片手間で合格できるほど甘くはありません。
ですので、保険を考えて民間を併願するくらいなら、公務員一本に絞って勉強し、筆記試験を確実に超えることを意識するべきでしょう。
本気で勉強することで、筆記試験はほぼ通るようになります。
そうなるなら、面接をそれなりに対策していれば、どこかには合格できるはずです。
凡人が勝負に勝つには、取捨選択をする必要がある!!ということを覚えておきましょう。
これは勝負の鉄則です。
公務員と民間の併願をするべきでない理由
②モチベーションが続かない。
公務員試験と民間の併願をするべきではない2つ目の理由。
それは、モチベーションが続かない。ということです。
そもそも民間企業で就活をしてしまうと、「自分が何をしたいのか?」が分からなくなります。
公務員試験を受験するに当たりこのような悩みを持つことは致命的。
このような悩みを持ってしまうと何もかも中途半端になってしまいます。
例えば、始めは公務員を目指していても、保険として就活をして民間企業に内定をもらったとしましょう。
すると公務員試験のモチベーションはかなり下がるはず。
せっかく勉強してきたのに、「民間の内定をもらっているから・・・・」と安心してしまうため、モチベーションが下がり、直前期でだらけてしまう傾向があります。
そのような状況で合格を掴み取るのは難しいですからね。
公務員と民間の併願をするべきでない理由
③公務員と民間はやっていることが180度違うため、面接の対策も時間がかかる
そもそも公務員と民間はやっていることが180度違います。
公務員じゃ出来ないことを民間が行い、民間ができないことを公務員がやっているため、仕事の特質が違います。
例えば民間は「競争」「働いて成果を出したい。」「出生したい。」「自分の頑張りを評価したい。」「自分の能力を磨きたい。」という視点を求めますが、
公務員は、「安定」、「規律」、「年功序列」など仕事のやり方や取り組み方が全然異なります。
仕事のスタンスや価値観は全然違うため、もちろん面接でも求められる人材が変わります。
このように公務員と民間は100%仕事のやり方が違うため、もし保険で民間に行っても、仕事のスタンスが異なるため、すぐに辞めてしまうはず。
どうせ辞めるなら、公務員一本に絞って対策するようにしましょう。
まとめ:民間と併願をするのはアホだ。
公務員試験を受験する場合、保険として民間企業の就活をするなら、より一層公務員試験に時間を使うべきです。
公務員試験の特性上、面接の倍率が低いため筆記試験を突破できれば、かなりの高倍率で合格できるため、公務員試験の対策に集中しましょう。
また、公務員試験はたくさんの併願先があるため、全滅する可能性はかなり低くなるのです。
ぜひこの記事を参考に、公務員と民間の併願をしないようにしておきましょう。
公務員試験はそんなに甘い試験ではありません。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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