公務員試験を受験する上で、多くの受験生が悩むこと。
それは・・・
公務員のインターンシップに参加するべきなのか?
というものでしょう。
最近では公務員試験の倍率が高くなっているため、
少しでも合格率をあげようとインターンシップに参加するするべき!という人がいる一方、
「インターンシップに参加する意味はない!」と話している人もいます。
あなたもそのような情報に踊らされていることでしょう。
結論からお話します。
インターンシップはゼッタイに参加しとけ!!
というのが私の意見です。
とあなたは思ったかもしれませんね。
ですのでこの記事では、
なぜインターンシップに参加しておくべきなのか?
インターンシップに参加する方法
についてお話していきます。
この記事を読むことで、インターンシップの重要性を理解することできるため、
公務員試験を突破できる可能性が飛躍的に向上するでしょう。
それでは参ります!
Contents
なぜインターンシップに参加するべきなのか?
⇛インターンシップの経験は面接対策になる。
公務員試験を突破する上で重要なのは
- 筆記試験
- 面接試験
の2つの対策をする必要がありますが、
よくある受験生の勘違いとして
と勘違いしている人が多い。
ですが真実をお話します。
筆記試験をいくら得点できても、面接で評価されなければ普通に落ちます。
(筆記試験では複数合格している人でも、人物試験ですべて落とされる・・・という受験生が後を絶ちません。)
最近では面接を重要視する自治体等が増えているため、面接で高評価を取ることができなければ、合格することはできないのです。
ですから公務員試験を突破する上で、面接の対策は必須です。
そしてこの面接を突破する上で最も重要なこと。
それは『熱意を伝えること』です。
これは当たり前のことですよね?
「どうしてもここで働きたい!」という熱い気持ちを面接官にぶつけることで、
『この受験生は熱意があるからバリバリと仕事をしてくれるはずだ!』
と好印象に繋がり、結果的に合格に結びつく可能性が高くなります。
もちろん面接官もそのような熱意のある人を優先的に採用します。
ですが、、、あなたはこのように思ったのではなのでしょうか?
熱意を伝えることが大切というのは分かった。
ですがあなたが困っているのは熱意の伝え方でしょう。
この熱意の伝え方を間違ってしまえば、あなたの合格が遠のきます。
例えば、あなたが面接官だったとしましょう。
その際に受験生が
- 「ゼッタイにがんばります。」
- 「本当に市役所に入りたいんです。」
などの言葉でアピールしたとします。
あなたは何を感じるでしょうか?
・・・「本当に合格したいの?」と感じるはずです。
ですが次のような志望動機だったらどうでしょうか?
「私は○市で働きたいと考えています。○市では〇に力をいれているため興味を持ったのですが、実際に働いている人の話を聞いた時に〇〇のために必死に働いている職員の姿に感動しました。その現場では〇〇という問題が起こっていましたが、住民のために・・・」
もしあなたが面接官なら、
『本当にこの受験生は熱意があるな。もし一緒に働くことになれば、必死に頑張ってくれそう。』
と思えるはずです。
上記の結果からも分かるように、面接で熱意を伝えるためには、具体的なエピソードが必要です。
そしてそのエピソードを作るためには、
- 自分がどのような体験をしたのか?
- どのような情報を集めたのか?
という手間をかける必要があります。
『絶対働きたい!!』などの薄っぺらい言葉だけでは熱意は伝わりません。
どれだけの手間をかけたのか?
これが熱意を伝えるために重要なポイントなのです。
熱意を伝える独自の材料はインターンシップで見つけろ!!!
センスの良いあなたなら気づいたことでしょう。
なぜインターンシップに参加するべきなのか?
それは『熱意を伝えるための素材を見つけるため』です。
多くの受験生はその情報をネットやパンフレット、書籍などで集めています。
だからありきたりな志望動機しか書けない。
そのような情報を使って志望動機を作っても、熱意が伝わるわけないんです。
いいですか?
大事なのは周りの受験生との差別化です。
つまり公務員試験で合格を勝ち取るためには、
他人よりどれだけ質の高い情報を集められるのか?
が重要なのです。
面接ではよく『オリジナルのエピソードを話しなさい!』ということを言われますが、
他人と同じ情報で志望動機を作ろうとしても、似たような志望動機になるのは当たり前。
公務員試験の面接を突破する上で重要なのは
他人が知らない、見つけていない情報を見つけること。
そしてその独自の情報を使って志望動機等を作ること。
この2つを意識しなければなりません。
そしてその面接の素材を見つけるための最も良い方法が、
インターンシップに参加
することなのです。
実際に職員と働くことで、パンフレットに書いていない空気感や現場の問題、仕事の取り組み方などの感覚の部分がインストールされます。
そのような情報は、実際に体験しないと分かりませんからね。
このような情報を元に志望動機を作成すれば、面接官に熱意は伝わります。
多くの受験生が持っていない情報を手に入れるために、インターンシップはゼッタイに参加しておくべきです。
公務員のインターンシップに参加するメリット
それではインターンシップに参加する具体的なメリットについてお話していきます。
私が『インターンシップに参加するべき!』とお伝えしている理由は次の3つ。
①人脈を作ることができる。
②公務員の仕事をイメージしやすくなる。
③熱意を伝える事ができる。
それではそれぞれ説明していきます。
インターンシップに参加するメリット
①人脈を作ることができる。
公務員のインターンシップに参加するメリットの1つに人脈を作ることができる!ということが挙げられます。
特にインターンシップ中に若い職員と仲良くなり、ライン等を交換しておくことをおすすめします。
そうすることで面接の対策をするコツなどを聞けまするし、採用の裏話なども聞くことができます。
また興味のある施策について知りたい場合、その担当者を紹介してくれることもあります。
人脈を作っておいて損はありません。
どうせインターンシップに参加するなら、人脈を作っておきましょう。
補足:インターンシップは人事課が担当していることが多い。
インターンシップは人事課や採用担当課が行っていることがほとんんどです。
それはつまり
インターンシップの担当者があなたの面接官になる可能性がある
ということです。
もちろんインターンシップに参加が無条件で合格に結びつくわけではないですが、顔を覚えてもらっていれば、人情が湧くのは当然ですよね?
もしあなたが面接官だとしましょう。
- 面接時にインターンシップに参加して好印象を残している受験生
- 面接でそれなりに好印象を残している受験生
のどちらかを合格させる場合、どちらを選ぶでしょうか?
もちろん前者のインターンシップに参加している受験生ですよね。
実際にインターンシップに参加した受験生に対して、安心感を覚えるはずです。
ちなみに・・・
私の面接試験の試験官はたまたまインターンシップ時にお世話になっていた人だったので、面接は終始和やかな雰囲気で行うことができましたし、
面接官も『自分がインターンシップに参加している』ということを知っているため、ある程度の熱意は伝わっているようでした。
このようにラッキパーンチがあることもありますので、インターンシップにはできるだけ参加することをおすすめしています。
インターンシップに参加するメリット
②公務員の仕事が分かる
公務員の仕事と一口にいっても仕事は多岐にわたります。
ですので、ネットやパンフレットで調べても、仕事のイメージが湧きにくいというのが本音でしょう。
このような情報で志望動機を作ってもありきたりなものしかできないのは当然です。
公務員の仕事を知るために最も良いのは実際に働いてみることです。
というかそれしかありません。
一緒に職員と仕事をしないと、
- 一体何をしているのか?
- どのような仕事をしているのか?
というものは見えてきませんからね。
多くの受験生が何も知らない状況の中、あなたが公務員の仕事を理解しておくことは、面接を突破する上で非常に重要なこと。
もしあなたが『公務員の仕事について調べたけど全然イメージできない・・・』と思っているならインターンシップに参加しておくべきでしょう。
インターンシップに参加するメリット
③面接で具体的なエピソードが語れる。
面接では『具体的なエピソード』を語る必要があります。
それはつまりパンフレットやネットで調べた情報だけではなく、
自分が実際に体験したエピソード
などを交えないと、ありきたりな志望動機しかできません。
そのような発言しかできなければ、面接を突破することは難しいでしょう。
ですが多くの受験生はこの具体的なエピソードを作ることができません。
なぜならば公務員の仕事は住民にとって馴染みのあるものではありませんからね。
ですからその具体的なエピソードを語るためにインターンシップは役に立つのです。
インターンシップに参加することで、公務員の仕事を実際に経験することで、面接などで話せる材料になりますし、より具体的な志望動機を作成することができるはずです。
インターンシップに参加することは、面接を突破するために非常に有益な情報になります。
かならず参加しておきましょう。
公務員のインターンシップに参加するためにどうすればいいの?
⇛自治体の採用ページを確認しておけ。
これまでは『インターンシップはゼッタイに参加するべき!』というお話を手を変え品を変え説明してきました。
でもどうやって参加すればいいの?
とあなたは思ったことでしょう。
ですので、ここでは
インターンシップに参加する方法
について説明していきます。
インターンシップに参加するためには受験生自らが参加申し込みをしなければいけませんが、
それぞれの採用団体が独自に行なっているため、参加するためには常にチェックしておく必要があります。
インターンシップは5〜7月に募集が開始される。
ちなみにインターンシップ下記のスケジュールで行われます。
- 5〜7月にインターンシップ募集
- 7月〜8月に2週間ほどインターンシップを実施
もちろんこのスケジュールは目安なため、それ以外の時期にインターンシップを行っているところも結構あるので、
『参加したかったけど、募集期限を超えて参加できなかった・・・・』
ということがないようにつねにチェックしておきましょう。
ちなみにインターンシップはホームページや大学の就職担当課で募集しています。
ですので志望自治体のホームページ等などは常に確認しておきましょう。
インターンシップで何をするの?
⇛職員のお手伝いだ。
インターンシップに参加する方法を説明してきましたが、
インターンシップでは実際どのようなことをするの?
という疑問を感じたと思うので、説明していきます。
インターンシップは実際の職員のお手伝いとして、約2週間働くことになります。
もちろん給料等は出ません。
(民間企業では給料が出るところが多いですが・・・税金を使っている以上、しょうがないでしょう。)
この2週間はずっと同じ場所で働くことになります。
ちなみにどの課でインターンシップを行うのか?については受験生の希望は考慮してくれますが、すべての受験生が希望通りのところで働けるわけではありません。
もし希望している仕事についてお話を聞きたい場合は、インターンシップ先の先輩に相談してみましょう。
実際にそこで働いている職員を紹介してくれるので、いろいろと話しを聞けるはずです。
ちなみにインターンシップで行う仕事は
書類作成やイベントの手伝いなどの簡単な仕事
がほとんどです。
ですから、
『自分は要領が悪いから迷惑をかけるかも・・・・』という心配はしなくても問題ありません。
一生懸命仕事ができるなら、職員さんに悪い印象を持たれることはないでしょう。
そしてインターンシップをする上で心がけるポイント。
それは先輩と人脈を作っておくことです。
仕事を頑張るのは当然ですが、人脈を作り、いろいろと聞けるような関係性を気づいて置きましょう。
具体的には
- どのように公務員試験を乗り越えるべきなのか?
- 合格するための面接対策
- 面接試験の実際の雰囲気
などを聞いておくと良いでしょう。
まとめ:インターンシップに参加すれば、面接で有利に戦える!
この記事では面接試験を突破するために
インターンシップにゼッタイに参加しとけ!!
ということを何度もお話してきました。
インターンシップに参加することで、仕事への理解が深まりますし、人脈を作る上でも良い機会です。
これまでの話を聞いたあなたなら、
公務員試験に合格する確率を少しでも上げる最も良い方法は、インターンシップに参加することだ!
というのは理解できていますよね?
ぜひインターンシップに参加して合格を掴み取りましょう!
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
下記のメルマガでお話ししています。
オンライン講義はラインで行っています。
予備校では聞けない筆記試験の攻略法をメルマガをお届けしています。
↓