どうも。山辺です。
公務員試験はかなりの広範囲から出題されるため、かなりの難易度が高い試験と言われているため、
「公務員試験に合格するには、どれくらいの勉強時間が必要なんだ?」
という悩みを抱えている人は多いことでしょう。
そこで今回は
「一体、どれくらい勉強すればいいんだろう・・」」
と悩んでいるあなたのために、この記事では「公務員試験に必要な勉強時間」を紹介していきます。
あなたが予備校に通おうと考えている場合は、「いつから予備校に行くべきか?」について徹底解説しています。
ぜひご覧ください。
Contents
公務員試験に合格するための必要な勉強時間が1,000〜1,500時間だ!!
公務員試験に合格するために必要な勉強時間をお話します。
地方上級・国家一般職の試験に合格するために必要なのは1,000〜1,500時間が必要と言われています。
(某予備校で公開されている合格者の平均時間がこれくらいでした。)
だいたい1年間勉強すると考えると、1日あたりの目安は約3〜4時間ですね。
私が市役所や県庁、国家一般職に合格した際の勉強時間は1500時間
私は半年前から本気で公務員試験の勉強を始め、1日あたり約6〜8時間勉強していました。
直前期は8時間以上勉強していたため、合計すると約1500時間くらいは勉強していた計算になると思います。(国家一般職、県庁、市役所の筆記試験にすべて合格しました。)
ちなみに、私は地元の底辺大学に通っており、理系大学のため專門試験は馴染みがありませんでした。
そんな初心者でも1,500時間で合格できたので、かなりの目安になると思います。
また、私の周りもだいたい1500時間の勉強をしていた人は、筆記試験でほぼすべて合格していましたね。
ですからあなたもこの1,500時間を目安に勉強していくべきでしょう!!
この勉強時間はあくまで目安。ある条件を満たしているとさらに勉強する時間が短くてもOK!!
さきほどは公務員試験に合格するために必要な勉強時間についてお話してきましたが、それぞれの条件によって必要な勉強時間は変わってきます。
次の3点に該当する人は、公務員試験ではかなり有利なため、必要な勉強時間が少なくてもOKです。
公務員試験の勉強時間が短くてもOKな場合
①大学で経済学(ミクロ・マクロ)、法律学(憲法、民法、行政法)
②国立大学出身で大学受験では5科目以上勉強している
③筆記試験は教養試験しか出題されないところを受験する場合。
それではそれぞれの理由について説明していきます。
【公務員試験の勉強時間が短くてもOKな場合】
①大学で経済学(ミクロ・マクロ)、法律学(憲法、民法、行政法)
公務員試験の専門試験は大学で学んだ内容が出題されますが、専門試験では「経済学、法律学」の配点がかなり高い傾向にあります。
上記の表を見てもらえば分かりますが、
地方上級では法律系が17/40、経済系は12/40が出題され、市役所では法律が17/40、経済系は14/40が出題されるなど、
公務員試験では法律系と経済系の配点が大きいため、かなりの配点を誇ります。
また、この法律系と経済系は、初学者にとってかなり難しいため、対策に時間がかかる科目でもあります。
この科目をすでに学んでいる人はかなり有利に公務員試験を戦えることでしょう。
特に民法、経済学(ミクロ・マクロ)などの科目が苦手な受験生はかなり多いため、この科目をすでに勉強していれば、かなり有利に戦えるはずです。
【公務員試験の勉強時間が短くてもOKな場合】
②国立大学出身で大学受験では5科目以上勉強している
公務員試験の教養試験では、高校で学んだで幅広い科目が出題されます。
実際に出題されるのは次のような科目です。
自然科学
- 数学
- 物理
- 化学
- 生物
- 地学
人文科学
- 世界史
- 日本史
- 地理
大学受験で幅広い科目を勉強している人はかなり有利になります。
ですので、国立大学出身者はかなり有利ですが、特定の科目を勉強して合格した私立大学出身者には不利になります。
【公務員試験の勉強時間が短くてもOKな場合】
③筆記試験で教養試験しか出題されない自治体を
筆記試験で教養試験のみの自治体を選ぶと、必要な勉強時間が少なくなります。
特に小規模の市役所では、筆記試験は教養試験のみの場合が多いですね。
ですが、教養試験のみおの自治体の場合、倍率がかなり高くなりやすいため、面接対策に力を入れなけれいけません。
もし教養試験を受験する場合は、人物試験の対策を本気で行っていきましょう。
勉強時間を短くする方法
続いて効率的な勉強方法について説明していきます。
公務員試験を効率的に勉強したいなら、
勉強の量✕質
の2点を高めることを意識しましょう。
多くの受験生はこの質部分にフォーカスしますが、合格するためには量と質に注意しなければいけません。
それではまずは勉強の量を高める方法を解説していきます。
【勉強量を確保する方法】
①隙間時間で勉強しろ
公務員試験の勉強時間を少しでも確保するために移動時間などのスキマ時間を使って勉強することを心がけましょう。
「たった5分で勉強しても変わらないじゃない・・・」と思う人もいるかも知れませんが、この小さな積み重ねが大きな違いになるのです。
たった5分でも一日10回勉強すれば約一時間になります。
それを一年間続ければ、365時間多く勉強できることになりますからね。
ですから、少しでも少しの隙間時間でも勉強することを心がけましょう。
実際私は、ぶっつづけて長時間の勉強ができないため、5分の勉強を何度も行うようにした。
具体的には過去問やテキストの目次を携帯の写真で撮っておき、その目次を見て「どのような重要概念があったか?」を思い出すために使っていました。
特にスキマ時間を思い出す時間に使うことをおすすめします。
(記憶がかなり定着しやすくなります。)
テキストなどを読むだけではなく、目次から重要概念を思い出す時間も取り入れることで、より効率的に勉強できるはずです。
【勉強量を確保する方法】
②朝に勉強すること。
勉強量を確保する方法の2つ目として、朝に勉強することを心がけましょう。
夜に勉強しようとしても、バイトなどの疲れていると、集中して勉強できませんからね。
バイトや学業を行った後に勉強しようとしても、疲れで集中できないはずです。
朝型で勉強するポイントとして、睡眠時間を絶対に減らさないようにしておきましょう。
また、朝は最も集中できる時間帯であり、頭が回転しやすい時間帯のため、勉強効率が良い時間でもあります。
実際の試験も朝早くに行われているため、朝に頭をつかうことに慣れておきましょう。
【勉強の質を高める方法】
①過去問をひたすら解け
続いて勉強の質を高める方法についてお話してきます。
私が公務員試験を勉強する上で、最も意識したのは「過去問を解きまくる」ことです。
私は正直、予備校の講座を受けるのではなく、過去問を解きまくることをおすすめしています。
そもそも公務員試験の過去問はかなりの頻度で使い回されているため、頻出している問題を確実に押さえれば、上位で合格できる試験です。
頻出問題だけを確実に押さえれば、上位で合格できる試験なので、出題されたことのある過去問を解きまくることが、公務員試験で最も効率が良い勉強方法になります。
問題が解けるとはどういうことかを分析してみましょう。
すると、次の2つの要素が必要なことになります。
それは、問題を解くための「前提知識」とその知識を使った「応用力」です。
問題を解くためにはこの2つが必要ですよね。
例えばかけ算を勉強するには、かけ算とはどういうものかという「前提知識」とそのかけ算という知識を使った「応用力」が必要になります。
では効率的に勉強を進めるにはどうすればいいのか?
この2つを効率的に押さえる必要があります。
つまり、効率的に得点するためには、
問題を解くために必要な「前提知識」と「応用力」を身につけるための勉強を行い、
そのほかは切り捨てる
というような勉強をしなければいけません。
では、そのような勉強を行うにはどうすればいいのか?
それが「過去問を解きまくる」ということです。
この過去問を解きまくることで、「重要な前提知識」と「その知識の応用の仕方」を効率的に学ぶことができるのです。
ですので、効率的に勉強するには、テキストや参考書、講座などを受けるのではなく、過去問を解きまくることで、効率的に「前提知識」と「応用力」を身につけることができるのです。
もちろんいきなりでは過去問が理解できないので、落ち込む必要はありません。
過去問は問題を解くために重要な箇所をあぶり出すために使うという意識で勉強することを心がけましょう。
過去問を何度も復習し、その重要な箇所を抑えていくこと。
これが最も効率的な勉強方法なのです。
【勉強の質を高める方法】
②限られた範囲を何度も解くことで、確実に合格点が取れる。
公務員試験で多くの人が陥る不合格パターンをお話しておきます。
「なぜ勉強しているのに成果が出ない人が続出するのか?」
それは、あまり出題されない応用問題に手を広げてしまうことです。
つまり、多くの人が陥る不合格パターンは「公務員試験に落ちてしまうのではないか?」という不安に駆られ、自分の限界まで手を広げてしまい、結局重要な部分がおろそかになってしまう。
こういうパターンに陥ってしまっているのです。
公務員試験は基本的な問題が解ければ合格できる試験です。
手を広げすぎるのではなく、基本問題を何度も復習し、確実に解けるようにしておきましょう。
そのように対策するのが、最も得点につながる勉強方法なのです。
【勉強の質を高める方法】
③はじめは理解ではなく、暗記を意識しろ!!
初めて問題を解く際は理解ではなく、暗記することを意識しましょう。
多くの人は理解しようとするから時間がかかるのです。
まずは、ざっくりでもいいから暗記すること。
そして何度も復習すること。
そうやって何度も復習していると、いつの間にか理解できるようになっているのです。
ポイントはざっくりでいいので何度も復習することを意識するべきですね。
一度で全部を理解しようとするのではなく、回数をこなしちょっとずつ理解できるところを増やしていくこと。
このように勉強をすることで、かなりのスピードで効率的に勉強できるようになります。
実際、私が公務員試験の勉強をする場合、
過去問をざっくりと見て問題を自分で解いた後、ざっくりとした復習を5日連続で行っていました。
そうすることで、いつの間にか理解や記憶が定着し、忘れにくくなります。
特に、「勉強したのにすぐ忘れてしまうんだよな・・・」という悩みを抱えている場合、この勉強法はかなりおすすめなので、ぜひ実践しておきましょう。
こちらの記事でも公務員試験を効率的に対策する方法を解説しているのでご覧ください。
【勉強の質を高める方法】
④1冊の問題集を何度も解くこと
限られた範囲を何度も勉強ることを心がけましょう。
特に公務員試験は勉強の範囲がかなり広いためすべてをカバーすることができません。
市販されている過去問は頻出している問題を中心に集めているため、その問題集を完璧にすれば、十分高得点が臨めます。
ですので、各科目1冊だけを完璧にするようにしておきましょう。
同じ問題集を何度も勉強することで、記憶の奥深くに刻みつけ、確実な知識にしておくのです。
限られた問題を何度も対策していると、問題を見た瞬間に「ここで聞かれている重要概念は〇〇だ」と瞬間的に答えが分かるくらいの深い知識にしておくことで、合格する確率は飛躍的に上がります。
公務員試験は7割を取れれば確実に合格できます。
また過去問も使い回されているのです。
ですので、頻出している問題を確実に解けるようにしておけば、十分合格ができる試験なのです。
特に公務員試験では次の科目がかなり重要です。
これらの配点が高い科目を重点的に押さえておくことが、最も効率が良い勉強法です。
重点的に対策しておきましょう。
- 憲法
- 行政法
- 民法
- 経済学(ミクロ・マクロ)
- 数的処理
- 文章理解
ちなみにそれぞれの科目のおすすめの参考書はこちらで解説しています。
特に独学者の場合、最も効率的に得点できるためのおすすめの参考書を紹介しているので、絶対に見ておきましょうね。
まとめ:公務員試験は量と質を求める意識を持て!!
この記事では公務員試験に合格するために必要な勉強時間や効率的な勉強方法についてお話してきました。
この記事を参考に、公務員試験を突破しておきましょう。
効率的な勉強方法はこちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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