公務員試験の勉強量に絶望しているあなたへ。
公務員試験を勉強しよう!!
そう決断して今、勉強をし始めていると思います
どうですか?絶望していませんか?
範囲が広すぎて、「これ、無理じゃね?」と諦めそうになっていませんか?
ですがそんな悩みを抱えているのは、あなたが公務員試験を受験すると決断したからですよね。
他の人たちが遊んでいる中、将来のことをしっかり考えているなんて素敵だと思います。
今の時代、民間企業で働くのってこれからリスキーですからね。
今、努力して将来の安定を掴む。
これは素晴らしい選択だと思います。
このまま走り抜けましょう。
さて、あなたがこのページを見ているのは、公務員試験の行政法について調べようと思ってきたからだと思いました。
他のサイトの行政法の勉強法を見てどう思いました?
書籍なども見ましたか?
・・・「結局何をすればいいか分からない」と感じませんでしたか?
そうですよね。
他のサイトや書籍ではあるポイントを押さえていないから、的を得た勉強法をお伝えできていないのです。
公務員試験は限られた試験でどれだけ得点が取れるか?というゲームです。
そのゲームに勝つには頭の良さは必要ありません。
要領とテクニックで十分得点できるのです。
この要領とテクニックで点を取ることを意識しましょう。
そうすれば得点につながらない無駄な勉強をしなくなります。
私はFラン大学の、全くの初学者から、勉強法などを工夫し、なんとか公務員試験に突破することができました。
勉強が大嫌いだった自分でも、勉強法を工夫すれば、公務員試験の筆記試験はすべて合格できました。
そんな私が考えた、
最も効率が良い勉強方法をご紹介していきます。
この記事を参考に、行政法の勉強を効率的に進めていきましょう。
Contents
行政法ってどんな科目?
あなたはわかりますか?
そもそも行政法とはどのような法律なのでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。
・・・答え出ました?
正解をお話します。
行政法とは、
「行政の組織や活動のルール」を定めたものです。
この行政とは市役所や県庁、省庁を想像すれば分かりやすいでしょう。
- そのような行政がどのような手続きに則って仕事を知ているのか?
- 仕事をする上でどういう制度があるのか?
などを行政法では学びます。
ちなみに、この行政法の知識は仕事上でも必要です。
地元の県庁で働いていた時、この行政法で学んだことを仕事で活かすことがありました。
「あ、これが行政法で勉強した代執行か・・・」みたいな。
ですので、将来の仕事の準備として行政法を勉強しておくようにしましょう。
どうせこの知識は仕事でも求められるので。
ちょっと話が脱線してしまいました。
行政法のお話です。
この行政法は主に次の3つに分かれます。
①行政が持っている権限
②行政権力が不当に使われた時に反抗する手段
③国の行政組織や地方自治体について(地方自治など)
この3つを意識しながら勉強していきましょう。
今、勉強しているのはどこにがいとうするのか?を意識しながら勉強することで、行政法に一貫している大き構造が見えるようになります。
行政法の難易度は?他の法律科目と比較すると・・・
続いて他の法律科目と比較して、行政法の難易度はどうなっているのか?についてお話していきます。
この話を参考に、それぞれの科目に使う勉強時間を考え、計画を立てましょう。
ざっくりお伝えすると、難易度はこのようなイメージです。
法律の重要科目の難易度
民法>>>行政法>憲法
つまり行政法は、
民法と比べれば出題範囲はかなり狭く、勉強しやすいですが、
憲法と比べると出題範囲は少し広く、勉強しにくいということです。
行政法の配点
それでは行政法の各試験の配点について説明していきましょう。
各試験の行政法の配点は次のとおり。
- 国家一般職は5題 5/40
- 地方上級は約5題 5/40
- 市役所は約5題 5/40
行政法は専門試験の配点の約1割を占めるので、公務員試験を突破する上で、非常に重要な科目です。
必ず得点源にすることを心がけ、各試験で満点か1点減点を目標に対策していきましょう。
基本的な知識があればいけるはずです。
もちろん公務員試験を突破する上で、非常に重要な科目ということは、逆に言えば、ほとんどの受験生も勉強してくるということです。
この科目を取りこぼすと公務員試験の合格が遠のくので、しっかりと対策しておきましょう。
法律の重要科目(憲法、民法、行政法)はどの順番で勉強するべき?
まず専門科目の重要な法律科目の憲法、民法、行政法。
この3科目についてどのような順番で勉強するべきか?についてお話していきます。
結論からお話すると、
「憲法⇛民法⇛行政法」という順番で勉強するべきでしょう。
その理由は次の2点です。
- 憲法は非常に難易度が低く必要な勉強時間も少ないため、初学者でも勉強しやすい科目だから。またこの科目を始めに勉強することで、法律の感覚を掴むことができます。
- 民法は難易度が非常に高い科目。得点するために膨大な勉強時間が必要なので、憲法の後に勉強しておきましょう。
民法を勉強すれば、行政法は楽勝ですので、さっさと勉強して他の科目を勉強するようにしましょう。
行政法の具体的な勉強の戦略について語っていくよ!
それでは具体的に行政法の勉強方法について説明していきます。
行政法で重要なのは暗記です。
行政法は、予備校で授業で聞いても、あまり分かるようにはなりません。
それより大事なのは、過去問を暗記していくことです。
過去問と似たような問題が使い回されているので、過去問で前提知識等を覚えるようにしましょう。
その際、知識を整理しながら暗記すれば、記憶が定着しやすくなります。
行政法は制度や概念が複雑で、イメージしにくいため苦手な人が多い科目です。
ですがこの科目は、要領とテクニックで点数を重ねることができます。
ではどのように勉強していけばいいのか?
次の3点を意識しましょう。
超効率勉強法:①過去問を徹底的に潰すこと。
行政法で最も効率的な勉強法。
それは過去問をゴリゴリと解いていくことです。
なぜ過去問から勉強するべきなの?と思ったかも知れませんね。
説明していきます。
行政法は過去に出題された問題が繰り返し使われます。
そのため次に似たような問題が出る可能性が高いということ。
そして、その過去問を解くには、問題を解くためには前提知識と問題を導く解決力が必要です。
ではこの2つを効率よく勉強するには何を勉強すれば最も効率がいいのか?
過去問を解くことです。
そうすることで、その問題を解くために必要な前提知識と解決力のみに絞って、効率的に学べます。
超効率勉強法:②知識を整理するために早く全体像をつかめ!
勉強する上で重要なのは、その科目の全体像を掴むこと。
この全体像を掴むことで、知識が整理しやすくなります。
特に過去問で暗記知ていく場合、その問題にしか適応できない点の知識になりがちです。
そしてその点の知識では、少し問題を変えられると得点できません。
そのためには知識を整理し、応用できる状態でインプットしておかなければ行けないのです。
この整理が上手かどうかで記憶の定着や応用度が変わってくるのです。
ちなみに、頭のいい人はこの全体像を掴むのが上手いため、1を知って10を知ることができるのです。
ではこの全体像を掴むにはどうすればいいのか?
過去問を勉強した後、参考書でもう一度復習するようにするのです。
過去問を繰り返し解いて身についた点の知識を参考書で複合的に理解することで、面の知識になるのです。
超効率勉強法:③なぜを意識しながら問題や参考書に臨め
行政法を勉強する時「なぜ?」という質問を意識しておきましょう。
このなぜ?を意識することで、法律の感覚が掴めるようになります。
そもそも法律はなんとなくで決まっていることはありません。
その法律や適用の条件などそこには何かしらの理由があるのです。
ではその理由を掴むためには何を意識するべきか?
「なぜ?」という質問です。
何事にも「なぜ?」と問いかけるようにしましょう。
そうすることで論理的なつながりが見えるはずです。
行政法が徹底的に分かりやすくなる?おすすめ問題集と問題集はこれだ!!」
続いて行政法のオススメ参考書と問題集を紹介していきます。
あ、そうだ。
このような問題集や参考書を買う場合、最新版を買うようにしましょうね。
特に法律の変更があった年度は、そのテーマが試験に出題されやすいのですが、古い参考書を使ってしまうと、最新のデータに反映されて知ないですから得点できません。
よく受験生で「値段が高いから過去問は中古を使おう!!」と考え、中古の書籍で勉強しようとする人がいますがやめておきましょう。
古い参考書を使って点数を落とす可能性がありますからね。
この1点で不合格になる可能性があるのですよ?
このような理由で不合格になっても、泣けに泣けません。
「安物買いは銭失い」という言葉どおり、
公務員試験でもそのお金をケチったせいで点数を落とす可能性があります。
絶対にそんなミスは避けましょう。
おすすめの参考書は「新谷一郎の行政法まるごと講義生中継」
行政法の参考書として、「新谷一郎の行政法まるごと講義生中継」をおすすめします。
この参考書をおすすめする理由ですが、内容が非常に読みやすいからです。
行政法の分かりにくい専門用語を、具体例を交えて押していくれるので、非常に理解が進みます。
行政法にはいろいろな書籍がありますが、この解説書がダントツで分かりやすいですね。
ゼロから行政法を勉強するなら絶対手元に置いておきましょう。
行政法の感覚を掴めるので、過去問演習もスムーズに行えます。
この本の使い方ですが、
行政法の全体像を掴むことなので、スピード勝負で2日くらいで一気に読み切るようにしましょう。
このようにスピードを意識して読むことで、行政法全体の構造が見えやすくなります。
初めにこの本を読んで行政法の感覚を掴んでおけば、過去問の理解力がアップするはずです。
もしあなたが、独学なら絶対に購入しておくべきでしょう。
もし内容が気になるなら本屋などにも置いていると思うので、中身を確認するようにしましょう。
少し読むだけでこの本の凄さがわかるはず。
このたった約2000円の投資が、行政法の勉強時間をかなり削減できるので、コレくらいの投資はしておくべきでしょう。
おすすめの問題集は「クイックマスター」
行政法でおすすめの問題集は「クイックマスター」です。
まずは基本問題のみを押さえ、徐々に難易度が高い問題を解くようにしましょう。
ポイントは段階的にということです。
脳科学や認知心理学で証明されていますが、人間は一度に多くの記憶をしようとすると、記憶同士が相互作用し(これを記憶の干渉と呼びます。)、記憶力が悪くなるのです。
その記憶の干渉を避けるには、段々と精度を上げるように暗記していきましょう。
始めはざっくりしたものを覚えていき、徐々に細かい知識を覚えるようにしましょう。
そうすることで、効率よく勉強することができます。
このブログでは、他の科目では「スーパー過去問ゼミ」をおすすめしていますが、
行政法の「スーパー過去問ゼミ」は解説がシンプルすぎるのでおすすめしません。
初学者は、この解説では理解できないと思います。
また行政法の問題集の使い方ですが、
問題に答えを書き込んで、それを何度も見るようにしましょう。
これを正文化といいます。
この正文化は某公務員試験の参考書で紹介されている勉強法です。
あなたも知っているかも知れませんね。
この正文化。特に暗記科目の勉強をする場合に、効果を発揮します。
行政法は暗記すれば解けるので、何度も目を通すことで理解することができます。
そのため復習がしやすい正文化が最も良い勉強法です。
また、重要事項や覚えるべき事項は、空白部分に記載するようにしましょう。
復習の際に目に入るので、重要事項の復習が効率的にできます。
具体的な勉強の仕方はこれだ。このステップで勉強するようにしましょう!
それでは今までの話をまとめたものを、ステップごとにしてまとめています。
是非参考にしてください。
公務員試験の行政法を攻略するためのステップ勉強法
①参考書「新谷一郎の行政法まるごと講義生中継」を2日ほどで読み切る。(ざっくり読むので構いません。)
②クイックマスターの基本問題のみを正文化していきましょう。
- その際、暗記しやすいように知識を整理し、過去問の空いている場所に記載しておきましょう。
- また、問題集を復習する際に自動的に目にとまるので、復習効率が上がります。
③基本問題を3日連続で復習(この復習は眺める程度でOKです。)
④参考書「新谷一郎の行政法まるごと講義生中継」を1日でざっと読む。
- 過去問を正文化していれば、重要概念に目が留まるようになります。これらの知識の関係性などを掴むようにしましょう。
- このステップを挟むことで、過去問の点の知識同士がつながり、面の知識になるはずです。
⑤応用問題を正文化していく
⑥全体を通して二回復習(眺める程度でOK)
ポイントは眺める程度の復習を何度もすることです。
大事なのは目に入れることです。
人間の脳は不思議なもの。
暗記は質より、量です。
緻密に復習するより、ざっくりでいいので何度も繰り返すほうが記憶が効果的に定着しやすくなります。
まとめ:行政法の勉強法は要領とテクニックで得点できる。悩む暇があるなら暗記しろ!!
今回は行政法の勉強法についての勉強法をお話してきました。
この記事でもっとも覚えておいてほしいこと。
それは過去問を暗記するということです。
公務員試験は「限られた時間内でどれだけ得点できるか?」のゲームです。
そのためには、問題を解くために必要な
①前提知識
②その科目の感覚
をどれだけ効率的に身に着けていけるか?が重要なのです。
そしてそのためには過去問を正文化し、ゴリゴリと潰していくのが効果的。
あなたも余計な心配はせずに暗記するようにしましょう。
暗記すれば得点できるのです。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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