公務員試験を勉強しよう!!
そう思ったアナタはその科目数の多さにびっくりしたかもしれません。
私も初めて公務員を考えていた時、
と思ったのを覚えています。
私も本当に苦労しました。
私はFラン大学出身なんで、
もちろん専門科目を勉強したことはありません。
つまりゼロからのスタートでした。
(大学で法律を学んでいるやつが
「法律は簡単だな・・・」
と言っていた時はサツガ○してやろうと思ったことを覚えています。)
あなたも不安になっているかもしれませんね?
・・・ですが、安心してください。
まったくのゼロからほぼ半年勉強した結果、
筆記試験では国家一般職の専門試験で9割得点できましたし、
「国家一般職、地方上級、市役所、大学法人」
に内定をいただきました。
この記事では
『合格した私が専門科目の勉強を具体的にどのように行ったのか?』
を解説していきます。
ちなみに筆記試験の全般的な「戦略・勉強法』は、
こちらの講座で具体的に解説しています。
もしあなたが本気で合格をしたいならどうぞ!!
それではまいりましょうか!!
Contents
公務員試験の専門科目を解説
「公務員試験を勉強しよう!」
そう考えたアナタは公務員試験に「専門科目」と「教養科目」があることに気がついたことでしょう。
専門科目をザックリいうと次のような科目です。
専門科目の出題科目
- 法律系(憲法、行政法、民法、労働法など)
- 経済系(経済原論(ミクロ・マクロ)、財政学)
- 行政系(政治学、行政学、社会学)
・・・多いですよね。
これを初学者はゼロから勉強しなければならないんです。
・・・どう思いました?
あなたの心から「ポキ」という音が聞こえてきました。
ですから安心してください。
あなたの折れやすいポッキーのような心でも合格できるような方法をお話していきます。
山辺が試験を突破した秘密をお話ししましょう。
公務員試験は
しっかりとした戦略
で戦えば合格できる試験です。
専門科目は『法律系』と『経済系』に力を入れて勉強しろ!
じゃーその攻略法をお話しする前に、
公務員試験の専門科目の配点を知っておきましょう。
そうすれば『適切な戦略』というものが見えてきます。
専門科目の配点は↓のとおりになります。
公務員試験の専門科目では主に次の3グループが出題されます。
①法律系(憲法、民法、行政法など)
②経済系(ミクロ、マクロ、財政学)
③政治学系(政治学、行政学など)
配点を見て、なにか気づきました?
そうなんです。
配点が偏っているんです。
いいですか?
公務員試験は
・やるべき科目
・やらない科目
を明確にすることが重要です。
メリハリをつけた対策をすること。
山辺が意識したのはメリハリです。
特に配点の高い『法律系』と『経済系』に集中するべきなんです。
効率よく点を取るために重要なのは、
勉強するべき科目と手を抜くべき科目を見極めること
です。
この記事の後半でもお話していますが、合格するためには
- 憲法
- 行政法
- 民法
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
の主要科目を押さえていきましょう。
ちなみに専門科目の試験の内容についてはこちらの記事でも解説しています。
ぜひご覧ください。
↓ ↓ ↓
公務員になりたいキミへ。公務員試験の専門科目をたった3分で理解させます。
専門科目のそれぞれの具体的な勉強の仕方と戦略
続いては、「科目ごとの戦略」についてお話ししていきましょう。
前半でもお話しましたが公務員試験の専門科目を突破するためには、
『憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学に集中する』
ということが重要とお話ししましたが、まさしく公務員試験では、『選択と集中』が重要です。
やるべきことを徹底的に絞り、そこを集中して潰していく。
このようにメリハリをつけた対策をするのが、合格の鍵です。
勉強時間の1/2はこの5科目に使うくらいで考えましょう。
ちなみに、、、、
専門科目で勉強するべき科目は次の科目だけでOKです。
- 法律系(憲法、民法、行政法)
- 経済系(ミクロ、マクロ、財政学)
- 行政系(政治学、行政学)
その他の專門科目は捨てても問題ありません。
・・・というか捨てるべきです。
・・・さて。
それではそれぞれの科目の
『勉強の仕方』
や
『おすすめの参考書』
を徹底解説していきますね。
法律科目(憲法、民法、行政法)の勉強の仕方とおすすめの参考書はこれだ!!
公務員試験を突破するために『法律科目』は避けては通れない科目です。
公務員試験は法律を使って仕事をするので、
法律科目の配点が高いのは当然です。
ちなみに公務員試験の法律科目では次のような科目が出題されます。
専門試験の法律科目で出題される科目
- 憲法(国の行動を制限するための法律)
- 民法(民間人同士に適用する法律)
- 行政法(行政機関が守るべき法律)
- 労働法(労働者の利益を守る法律)
- 刑法(懲罰を伴う法律)
この中で勉強するべきなのはどの科目なのか??
刑法以外の4科目です。
憲法、民法、行政法、労働法
この4科目を勉強すれば、公務員試験はOKです。
『なぜ刑法は勉強する必要がないのか?』
と思ったかもしれませんが、その理由は、
『難易度が高い』わりに『配点が低い』からです。
ですから配点が高い『憲法と民法と行政法』と、
難易度が低い『労働法』を攻略していきましょう。
具体的には、
憲法、民法、行政法→ガッツリ勉強
労働法→基本問題に絞る
というような戦略で対策すればOK。
・・・で。
この法律系の勉強の順序は、『憲法⇛民法⇛行政法』で行っていきましょう。
憲法⇛民法⇛行政法という順番で勉強する理由は、
①憲法は初学者でも解きやすく問題が多く暗記することも少ないため法律に慣れるためにまずは憲法から学習するべきです。
②民法が最後の理由は「範囲」「難易度」がかなり多いからです。ですので最も簡単な憲法を学び法律の感覚を掴んだあと、民法を勉強するようにしましょう。
この記事では法律系の下記科目について解説していきます。
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 労働法
憲法の勉強法とおすすめの参考書とは?
憲法は法律系の科目で最も条文が少なく、
なじみがある話が多いので、
非常に勉強しやすい科目になります。
ですから初学者は憲法をはじめに勉強して、法律の感覚を掴んでいきましょう。
勉強の仕方ですが、
いきなり過去問を解いていき、
重要な判例を頭に叩き込めば問題が解けるようになります。
正直、憲法は過去問を押さえれば、合格点が取れます。
独学なら『スーパー過去問ゼミ』の憲法はおすすめですよ!!
民法の勉強法とおすすめの参考書はこれだ!!
続いて民法について解説していきます。
多くの受験生の心を折ってきたであろう科目。
これがこの「民法」です。
民法とはザックリ言えば民民同士の利益調整の法律です。
この科目の難しさの原因は
「制度の難しさと条文の多さ」
にあります。
この民法を勉強する上で重要なこと。
それは全体の中での位置づけを意識しながら勉強することです。
民法はあらゆる単元が密接につながっています。
ある単元を勉強したらその単元が理解できるというものではなく、
すべての単元を勉強してやっと全体が分かるようになるという科目です。
・・・ということはですよ??
民法はいきなり全体像を掴むことが重要です。
具体的には次の2ステップで勉強していきましょう。
①「民法は面白い」「日本一やさしい法律の教科書」「掃除雅彦の法律力養成講座」の3冊を1日で読み込む。
②「スーパー過去問ゼミ」と「郷原豊成の民法まるごと実況中継」で問題を解きながら勉強する。
こうやって勉強していきましょう。
そうすればグイグイと成績が伸びていくはずです。
こういう指導をしている際によく質問されるのが、
「なぜ3冊追の本を読むべきなのか?」
ということなんですが、その理由は『全体構造を理解できる』からです。
全体構造を掴めば知識同士がつながっていくため、
めちゃくちゃ効率が良くなるんですよ。
『違う筆者』が違う切り口で民法を語っているため、より理解が深まるはずです。
ですから3冊読むことをおすすめしています。
ちなみにおすすめ書籍は↓です。
上記の基本書を読み込んだあと「スーパー過去問ゼミ」と「郷原豊成の民法まるごと実況中継」で勉強していきましょう。
民法を勉強する際に意識することは次の2点を意識しましょう。
①問題を暗記するのではなく、理解し知識を導き出すこと
②難解な表現は人の行動に変換すること
ちなみに具体的な勉強法はこちらの記事で解説しているのでご覧ください。
↓ ↓ ↓
行政法の勉強法とおすすめの参考書とは?
行政法はザックリ言うと、
『国や県や市の活動のルールを定めた法律』です。
行政法は体系的に一本芯が通っているので、
全体像が分かれば理解しやすいです。
公務員になってもこの行政法は必要なので今のうちにしっかりと慣れておきましょう。
行政法は「憲法に比べて難しい」と感じる人が多い傾向があります。
・・・が、その理由は
「概念が紛らわしく言葉が難しい」
からでしょう。
ですから初学者は「新谷一郎の行政法まるごと講義」と「スーパー過去問ゼミ」で勉強していくようにしましょう。
言葉になれるとなんてことはない科目だと思います。
労働法の勉強は過去問だけでOK!!
労働法はめちゃくちゃ点が取りやすい科目です。
・・・ですが。
労働法は地方上級で2題出題されていますが、
国家一般職などでは出題されてないため、
そこまで力を入れなくてもOKです。
この「労働法」の対策をしない受験生が多いですが
「非常にもったいない」ですよ。
労働法は短期間で勉強しやすく、
出題される問題も基本的なものが多いので、
絶対に対策しておくべきです。
使う教材はスーパー過去問ゼミでOKです。
レジュメを見て過去問を解くという流れで勉強していきましょう!!
経済学系(ミクロ・マクロ、財政学)の勉強の仕方とおすすめの参考書
続いて経済原論について解説していきます。
経済原論は『難解な用語や数式を使う』ため、初学者(特に文系出身者)は難しく感じる人が多いです。
あなたも苦手意識があるかもしれませんね。
・・・ですが。
一度理解すればかなり得点しやすい科目です。
経済科目は『暗記』ではなく『理解』です。
これを心がけて勉強していくべきです。
経済学は数式が使われる学問ですので、
文系出身者は苦手な傾向があります。
とはいえ、難しいからといって捨てるのは論外ですよ。
経済原論は配点が大きいため、、
捨てた瞬間、一気に不合格に近づきます。
経済原論(ミクロ経済学・マクロ経済学)の勉強法とおすすめの参考書はこれだ!
経済原論でおすすめする参考書は、
「速習ミクロ(マクロ)経済学」で、
使うべき過去問週は
「スーパー過去問ゼミ」ですね。
この教材はめちゃくちゃわかりやすいです。
【予備校の授業がクソだと思えます。】
ちなみにこの参考書あは解説の動画がついているので、
理解できないところをポイントで使っていきましょう。
そこらへんの予備校講師より分かりやすいです。笑
財政学の勉強法とおすすめの参考書はこれだ!!
続いて財政学について解説していきますね!!
財政学は予算制度や税制度、財政状況などが出題されます。
地方上級や市役所では約3問、国家一般職では5問出題されることが多いですね。
財政学は『経済原論』と範囲がかぶっているため、
経済原論を勉強したあとに勉強するようにしましょう。
おすすめの参考書はスーパー過去問ゼミです。
レジュメがうまくまとまっているので、
暗記する時に便利です。
スー過去を何度も繰り返し解きましょう!!
特に財政制度に出題が集中しているので、
そこを押さえておくべきです。
ちなみに財政学の教材は毎年2月の改訂版が販売されるので、最新版を購入するようにしましょう。
その理由は『財政学』は最新のデータからの出題があるからです。
行政系(政治学・行政学)の勉強の仕方とおすすめの参考書はこれだ!
続いて地方上級で2題ずつ出題される「政治学」と「行政学」について解説していきましょう。
この2か目は暗記科目なので、
ゴリゴリと覚えればOKです。
暗記すれば、
解ける問題がほとんど。
特に覚えるべきは「学者の名前」と「理論」ですね。
基本的な問題が解ければ十分合格できるので、
基本問題に絞って対策していきましょう。
おすすめの参考書は「スー過去」と「行政5科目まるごとパスワードneo」です。
行政学と政治学は次のとおり勉強していきましょう。
- 「行政5科目まるごとパスワードneo」で軽く学ぶ。
- スー過去のレジュメを読みながら過去問を解いていきましょう。
出題は国家一般職は広く深く、地方上級は広く浅く出題されるため、ゴリゴリと暗記していけば問題ありません。
「スー過去」と「行政5科目まるごとパスワードneo」を何度も繰り返すだけで合格点がもぎ取れるはずです。
めちゃくちゃ記憶しづらいので「語呂」で覚えておくのがコツですね。
次のページを参考にしておきましょう。(外部リンクです)
政治学と行政学は暗記科目なので、試験終盤に勉強しましょう。
序盤に政治学を勉強しても忘れてしまうからです。
効率良く勉強するならこの5原則を意識しろ!!
「どうせ勉強するなら効率を求めたい」
そう考えるのは当然のことだと思います。
ですので
「超効率的に勉強ができるようになる方法」
をお伝えします。
(この方法を見つけるためにかなり時間がかかりました。勉強法の本を20冊以上読んだり、頭のいい人の分析をした結果まとめることができました。もし合格したらおごってください笑)
結論からお話すると、次の5原則を押さえればOKなんです。
勉強をする際の5原則
①はじめは過去問から
②狭く浅く勉強する
③過去問を繰り返す
④知識のネットワークを構築する
⑤対話式勉強法
この5原則は↓の記事で解説しているのでどうぞ!!
勉強の本質をお伝えしましょう。
勉強を効率化するには「頭のいい人と同じ頭の使い方」をすれば良いのです。
聞かれたくないので小さな文字でお話しますが、ちまたの勉強法はテクニックにかたよっています。が、本質はそこではありません。
なぜかこのことをだれも指摘しません。
最近とあるテレビを見ました。
その番組では「東大合格者の勉強の仕方」を紹介していたのですが、東大に合格した人はそれぞれ違う方法で勉強していたのです。
「ノートをきれいに取る」VS「ノートは取る必要ない」
「参考書を読めばいい」VS「問題を解けばいい」
などなど・・・
それを見て思いました。
「やっぱり勉強方法は関係ないんだなと。」
賢い人はどのように勉強しても合格できるのです。
大切なのはテクニックではありません。
なんども繰り返しますが大事なのは頭の使い方です。
枝葉末節のテクニックはどうでもよく、
「頭のいい人と同じ頭の使い方」をすれば勉強なんて出来るのです。
そして、この5原則は、凡人が「頭のいい人と同じ頭の使い方」をするために考え出した方法なのです。
この5原則で勉強すると、パソコンが熱暴走を起こした時のように頭の回転が「グーン」と早くなっていることに気づくでしょう。
(最近は日々勉強することが求められるコンサルタントの本を何冊か読んだのですが、ほとんどがこれと似たような勉強法でした。)
この勉強法は化学的にも効果があると認められています。
(公務員試験界で有名な「正文化」はダメです。あの勉強法では頭がア○になります。)
公務員試験を突破するための必要な勉強時間について
それではこれからは、公務員試験に突破するために
- いつから勉強するべきなのか?
- 勉強時間はどれくらい必要なのか?
についての『勉強時間』についてお話していきますね。
結論からお話しましょう。
公務員試験に合格するために、
必要な勉強時間は「1000時間〜1500時間」です。
1年間勉強すると考えると一日3〜4時間、
半年なら1日6〜8時間勉強しなければいけません。
「え、こんなに勉強しないと合格できないの?」
と思ったかもしれませんが、
合格したいなら本気で勉強するべきです。
甘い気持ちで受験しても合格できない!
ということは絶対に意識しておくべきです。
ここであなたに絶対に覚えておいて欲しいことがあります。
このサイトで何度も説明しているのですが、
公務員試験に合格するためには
「確率をどれだけ上げられるか?」
と捉えるようにしましょう。
「確率をどれだけ上げられるか」を考えることが重要なのです。
本気で努力すればするほど、
合格できる確率が上がるのですから。
公務員試験を博打にしないためにも勉強量を確保することが重要です。
公務員試験に合格するための勉強時間や期間などについてはこちらの記事でも丁寧に解説しているのでご覧ください。
↓ ↓ ↓
経験者が語る??公務員になるために必要な勉強時間は○時間だ。効率的な勉強方法も徹底解説!!
公務員試験を受けるあなたへ。合格するための勉強期間と究極の対策方法を解説!
まとめ
今回は専門科目についての勉強方法やおすすめの参考書をお伝えしてきました。
ぜひこの記事を参考に、
マジで合格を掴み取ってくださいね!!
ちなみに
『本気で公務員になりたい!!』
という人向けに、本気のメルマガ講座を作りました。
合格する確率を1%でも高めたいのならどうぞ!!
↓
公務員試験を突破したいならこの記事も読んでおきましょう。
↓ ↓ ↓
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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