公務員試験の面接で不合格に怯えてるあなたへ。
公務員試験ってどういう人が不合格になるんだろう・・・
そうやっていろいろ調べていても、ありきたりな情報しか見つからないですよね。
入室・退室のマナーだとか、話し方だとか。
表情が硬いだとか。
正直そんなのは誰でも分かりますよね。
ほかの参考書やサイトでも、このような表面上のマナーなどのくだらない情報しか書いていません。
実際、私も受験生時代、すごく苦労しました。
暗闇の中を手を広げながら歩いているような感じで対策していました。
そもそも正解かわからないから苦労するんですよね。
面接対策って。
ですが安心してください。
面接対策はあるポイントを押さえれば簡単になるのです。
実際、私はこのとあるポイントを押さえた対策をすることで、とある県庁の面接では約100人中3位という高評価を得ることができました。
この対策方法はちまたの公務員試験の参考書やサイトには全く書いていない対策方法なので、食い入るように見て参考にするようにしてください。
この記事を読むことで、面接ではどのような対策をするべきか?というポイントが理解できると思いますので。
それでは参りましょう。
Contents
公務員試験はやばいやつを落とす試験
まずは公務員試験の面接の現状についてお話していきましょう。
多くの人はこの相手目線に立つ事ができないから、何をすれば高評価につながるのかが分からないのです。
面接官の現状を知り、理解することで、
どのような受験生が合格できるのか?
どのような受験生が不合格になるのか?
が見えてきます。
まず公務員の面接試験の特徴は次の2つ。
面接試験の特徴
①面接の倍率が2〜3倍と民間に比べるとかなり低い。
民間の倍率は100倍を超えるため、なにか光るものがないと合格できないが、それに比べて公務員試験の倍率はかなり低い。
②面接官はプロではない。
民間では20年以上、ずっと人事をしているというような人がいますが、公務員は基本的に3年で異動するため、ノウハウが蓄積しません。
そんな面接初心者でも面接官をそつなくこなすために、マニュアル化しているのです。
この2つを考えることで、ある1つの仮説が浮かび上がります。
それは、
公務員試験の面接はやばいやつを落とす試験
ということです。
ですので、加点方式で採点するのではなく、減点方式で採点するのです。
ある1つの能力だけがすごい受験生ではなく、すべてが平均的な人間を求めているのです。
また、そもそも公務員受験者は全体的にコミュニケーション能力が低い人が多いため、上手く自分を売り込める人がほとんどいません。
実際、私が集団面接を受けた際、周りの受験生はノウハウ通りの答えばっかりで、面接官も辟易していましたよ笑
そんな中、私は面接官が重要視しているポイントを理解し、それを意識した対策をしたことで、圧倒的に良い結果を残せたのです。
(面接の歳、ほかの受験生の前で「山辺さんは公務員っぽくないですよね。民間の営業でもやっていけそう」と言われていました。それくらい周りの受験生を圧倒していましたね。)
私がそのような結果を残せたのは、面接で押さえるべきあるポイントを掴んでいたからです。
では、その面接に合格するために重要なポイントとは、いったい何なのか?
面接対策で重要なのは、面接官を勘違いさせること!!
結論からお話しましょう。
面接に合格するには、勘違いさせることです。
つまり、「こいつは仕事で活躍してくれそうだ。」「こいつと一緒に働けたら気持ちがいいだろうな。」
このように勘違いさせれば合格できるのです。
最近、次のような本が発売されたのをご存知ですか?
この著者の「ふろむださん」は会社を数社経営している凄腕のビジネスマンであり、心理学のプロですが、この本は面接にも応用できる内容が書かれています。
この本の内容をざっくり説明すると
○人の印象をコントロールする方法
○人がどのように勘違いをするのか
などを心理学の観点から分かりやすく解説している本です。
(非常に読みやすいので、気になる方はぜひ。)
この本を読むとわかるのですが、人は誰もが持っているある欠陥があるのです。
(優秀な人でもこの欠陥からは逃れられません。)
それは次の2点です。
人が持っている欠陥と
①人は初めの印象で決断し、その印象を証明する事実だけを集めようとする。
②自分が①のように決断しているという自覚がない。
つまり、人はなんとなくの印象で、物事を判断しているということです。
実際、このような事実はいくらでも挙げられます。
(心理学などの実験でも証明されています。)
①選挙では容姿の良し悪しが結果に影響する。
顔で「この政治家は優秀そうだ」という印象を抱き、その印象を証明するための事実(その人が優れているという情報)を集めた結果、その人に投票を決める。
しかも、投票者は「顔で決断したのではなく、しっかりと考えた結果投票した」と思いこんでいたのです。
②ブッシュ大統領の経済政策への支持率が向上
ブッシュ大統領の「経済政策の支持率」がテロが起きる前は47%
⇛テロ対策をした後、「経済政策の支持率」が60%に向上した。
(特に経済政策を行っていないにもかかわらず・・・)
つまりテロが起きたことで、テロ対策の支持率が上昇し、その評価が経済政策に伝播したのです。
つまり、
①その人の印象や個別的の実績が、
②その人全体が優秀であるという錯覚を引き起こしてしまう
ということです。
これを面接に応用すると・・・・
どのようなことが起こるでしょうか?
初めにいい印象を与えておくことで、後のミスもいいように解釈してくれるのです。
具体的には、
「この受験生は優秀そうだな。マイナスポイントがあるけど、おそらく緊張しているからそのような印象を抱いたのだろう。」のように初めにいい印象を残せておけば、プラスに考えてくれるのです。
いいですか?
面接で合格するには、面接官を錯覚させればいいのです。
自分を良いように錯覚させることで、相手は自分にとって有利な証拠を勝手に集めてくれますからね。
ではどのようなポイントを錯覚させればいいのか?についてお話していきます。
面接で押さえるべき2つのポイント
真実をお話します。
しっかりと頭をフル回転させて、目を見開いてくださいね。
高評価の面接を行う上で面接官にアピールするべきポイント。
それは次の2点を対策しておくことです。
面接でアピールするべき2つの対策ポイント
①仕事で活躍できそうか??
②一緒に働きたいと思えるか??
何かしらの発言をする時、この2つのアピールポイントを含められないか意識しておきましょう。
この2つの対策ポイントを頭の片隅に置いておきながら、想定問答集を作るのです。
具体的には次のように対策していきましょう。
【面接でアピールするべきポイント①】
「仕事で活躍できそう」と思わせるには?
仕事で活躍できそう!!と錯覚させるには、自信があるように振る舞うようにしましょう。
すごい実績がなくても、自信があるような振る舞いをすることで、
「コイツ、仕事ができそう・・・」
「なんとしてでも仕事をやり遂げそう」
というように思われます。
「自信」を感じさせることで、相手がプラスに錯覚してくれるのです。
多くの受験生は、
自分の人生を決める面接官に必要以上にこびてしまい、緊張してしまうため、ナヨナヨした印象を与えてしまいます。
そのような印象が、マイナスの評価に繋がるのです。
この第一印象は面接で非常に重要です。
実は、「面接の出来は第一印象で決まる」という実験結果も出ています。
スタンフォード大学の調査によると、面接官が2時間掛けて面接をした評価と、素人の学生がその面接の動画を15秒見て下した評価は、ほぼ同じ傾向になりました。
このように、
面接官は、面接で受験者を理解していると思っていますが、
実は、第一印象に従って評価しているため、直感と熟考した結果が同じになるのです。
つまり、第一印象で「自信がある」と思われれば、その後の面接の評価も高くなるということになるのです。
OK!!自信を持っていることが重要なのは分かった。
じゃぁどうやって具体的に対策すればいいの?
次の2点を押させるようにしましょう。
自信がある振る舞いをするための2つのポイント
①「面接官も不安を抱えている」ことを覚えておけ!!
②自信のあるボディーランゲージを押さえろ!!
【自信がある振る舞いをするためのポイント】
①「面接官も不安を抱えている」ことを覚えておけ!!
実は面接官も不安を抱えているということを覚えておきましょう。
多くの受験生は、面接官にビビりすぎ。
面接官はあなたの人生を決める神様のように映ってしまうため、緊張してしまうのは分かりますが、
緊張していると、「こいつナヨナヨしてるけど、大丈夫か?」と思われてしまいます。
ですので、面接官に過剰にビビってしまうと良い評価をもらうことができません。
できるだけ平常心で面接に臨めるようにしておきましょう。
「面接官も緊張している」ことを意識しましょう。
「緊張しているのは自分だけではない」と思うことで、面接でも余裕を持てるようになるのです。
実は面接官も
「これを言ったら嫌われるんじゃないか?」と不安を抱えながら面接をしている。
ということを考えながら、面接すればちょっと気が楽になりますよね。
そもそも面接官も同じ人。
いろいろな不安を抱えながら面接官をしているのです。
面接官も面接で上司に怒られないかビクビクしているし、
採用した人がすぐ辞めたり、変な人を採用してしまうと上司に怒られるから、不安に思いながら、一生懸命面接をしているのです。
こう考えれば、少し楽になりませんか?
面接で緊張しているのはお互い様と考えれば、気が楽になるはず。
【自信がある振る舞いをするためのポイント】
②自信のあるボディーランゲージを押さえろ!!
自信があると思わせるには、ボディーランゲージと話し方を意識しましょう。
自信を伝えるには話す内容ではなく、話し方を意識しましょう。
これは心理学でも証明されています。
心理学に詳しい人はメラビアンの法則というのを聞いたことがあると思います。
1971年、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」とは、話し手が聞き手に与える影響を数値化したものです。
具体的には「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つの情報でコミュニケーションをしているのです。
メラビアンの法則
①情報:55%
話しての表情や目線、態度などのボディーランゲージ
②聴覚情報:38%
話しての声やトーンや話し方
③言語情報:7%
話している内容
ここで重要なのは、非言語コミュニケーションが重要ということです。
コミュニケーション能力が低いと思われる人って、話す内容ではなく、話し方で思われています。
では、どのように話せば自信があるような印象を与えることができるのか?
「面接で好印象を与える6つのゴールデンルール」を押さえて話すようにしましょう。
面接で好印象を与える6つのゴールデンルール
- ゆっくり話す
- 大きな声で話す
- 体はゆっくり動かす
- 笑顔は過剰に
- オーバーリアクション
- 相手の目を見て話す。
この6つのゴールデンルールを意識しながら話すことで、面接官は「この受験生はオーラが違う・・・」と思われるようになり、合格に近づきます。
自信がある振る舞いをするためのポイント
③清潔感は意識しろ!!
清潔感がなければ、面接で合格することが出来ません。
どれだけ素晴らしい受け答えをしても、清潔感がなければ「社会人として大丈夫か?」と思われてしまいます。
ほとんどの人は「俺は大丈夫!!」と思っていますが、約8割の人は出来ていません。(特に男はほぼ出来ていません。)
「俺は出来ている!」と思わずに、きちんと対策しておきましょう。
このような基本的なところが出来てないと不合格に直結してしまいます。
具体的には次のポイントを押させておきましょう。
スーツ
- シワがない?
- パンツに折り目が入っている?
- 携帯や財布はカバンにいれること。(変なシワになるため)
ワイシャツ
- 真っ白で、体にフィットしたサイズのものを着る
靴
- 汚れがない?(特に男はピカピカにしておくこと
髪
- 男:額をだす。整髪料でセットしておく
- 女性:お辞儀をした時に髪が乱れないように
匂い
- タバコ臭い
- 口臭
【面接でアピールするべきポイント②】
一緒に働きたいと思わせるには?
続いて「一緒に働きたいと思わせるにはどうすればいいのか?」についてお話していきます。
面接官は一緒に働く仲間を見つけるために、面接をしており、「こいつと働きたい!!」と思ってしまえば、評価が甘くなるもの。
だから、面接を突破するには「どれだけ一緒に働きたいと思われるか?」ということをアピールすることも重要なのです。
(なぜかこのようなテクニックを書いている本はありませんが・・・)
ほとんどの公務員受験生は真面目に面接するため、この「一緒に働きたい」と思わせるアピールが弱いです。
面接をしていても、人間性が伝わらない。
だから、この人間性をアピールできれば、かなり有利に立ち振る舞うことができます。
次の2点をアピールするようにしましょう。
一緒に働きたいと思わせるアピールポイント
①人柄
②熱意
それではそれぞれ説明していきます。
【一緒に働きたいと思わせるアピールポイント】
①人柄
面接では、あなたの人柄を伝えることで、「一緒に働きたいな!!」と思われる可能性が高まります。
ほとんどの受験生はこの感情に訴えかけるアピールが下手すぎる・・・
面接では、自分の人間性が伝わるエピソードを語るようにしましょう。
相手に自分のキャラクターを伝えることで、記憶に残るようになります。
そうすれば合格に近づくことでしょう。
特に、次のような点を意識するべきですね。
自分の人柄を伝えるためのアピールポイント
①自分のオタクの部分
②自分の恥ずかしい失敗や癖
③自分のこだわっていること
このようなプライベートな部分を伝えることで、あなたに共感や興味が湧き、「一緒に働きたいな・・・」と魅力に感じ、面接で和やかな雰囲気が流れるはず。
ほかの受験生はバカ真面目な話しかしていないので、
このようなキャラクターが伝わるエピソードを伝えることで差別化できます。
特に面接カードの趣味や特技欄にはこのキャクターが伝わるエピソードを伝えることを心がけましょう。
【一緒に働きたいと思わせるアピールポイント】
②熱意
一緒に働きたいと思われるには、熱意を伝えなければいけません。
そのためには事前準備が必要です。
特に志望動機ではどれだけ事前準備をしたのかで、熱意が伝わりますからね。
表面上の知識で志望動機を作っても、その人の本気度は伝わってきません。
でも、そうはいっても志望動機って難しいんだよな。
どういう知識を参考に作ればいいの?
次の3点を意識しましょう。
志望動機で熱意を伝えるために必要な事前準備
①一次情報を手に入れること。
気になる仕事について、職員に直接話を聞きに行くようにしましょう。
このエピソードを面接で話せば高評価に繋がります。
情報を集めるためにここまでする人はいませんが、電話をすれば意外と丁寧に教えてくれます。
具体的には次のように電話をするようにしましょう。
「私は〇〇と申します。」実は今年、そちらを受験しようと考えております。
そこで、私の興味のある仕事として〇〇についてのお話をお聞きしたいのですが、お時間を取っていただけることは可能でしょうか?」
②説明会には出席すること。
各志望先では、3月くらいに説明会を実施しているので、出席するようにしておきましょう。
説明会以外で、現職の人の話を聞くことで、志望動機などを作りやすくなるので、必ず出席しておくようにしましょう。
特に次のポイントを質問すれば、仕事の雰囲気をつかめるようになります。
- 市役所ではどのようなことに力を入れている?
- 現在の市役所の課題は?どのような対策を考えている?
- 仕事をしていて苦労したこと、やりがいを感じることは?
- 公務員になる前となった後で考え方が変わったのは?
③ホームページや広報誌をチェックしておくこと。
特に市(県)政情報や知事・市長の所信表明演説は押さえておきましょう。
政府の長が自分の考えを述べる演説で、今後の方向性などの計画を掲載しているので、おすすめです。
また人材育成方針をよんで、その自治体が求める人物像を押さえておきましょう。
おまけ:面接官に高評価を残すキラーワード
面接で高評価を残す裏技的なキラーワードをお話しておきます。
面接の最後に、面接官に次のような言葉を投げかけましょう。
連日面接でお疲れだと思いますが、面接をしていただきありがとうございました。不手際や至らないところがあったと思いますが、その点はこれからも直していきたいと考えています。
この言葉で、面接官の印象がかなり良くなります。
まとめ:面接対策は何をアピールするべきか?が重要だ。
面接で勝ち抜くためには、自分が何をアピールするべきか?どのようにあぴーるするべきか?が合否を分けます。
この記事を読んで、面接では高評価を狙いましょう。
ほかの受験生のレベルが低いので、他の受験者を圧倒できるはずです。
追伸:面接官の質問に「うまく答えられる自信がない・・・」と考えているあなたへ。
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、
少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身だったため将来の不安に感じていたため、大学3回生の時に公務員を目指すことを決意しました。
無能だったにも関わらず公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらい、
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になりました。
・・・とはいっても。
私はFラン大学だったため、たいして勉強の才能がないし、秀でた実績もない、めんどくさがりのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
正直、私の戦略で戦えば、誰でも合格できると思います!!
こちらの企画ではFラン大学だった私が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
に合格した方法をお伝えしております。
こちらをよむことで、公務員試験の本質が理解できるため、
飛躍的に合格率を高める事
ができるでしょう。
予備校では聞けない過激な内容をライン講義でお届けしています。
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