国家一般職の志望動機ってどう作ればいいの?と悩んでいるあなたへ。
公務員試験では人物試験の重要視されていますが、その中でも最も苦労するのが、志望動機の作り方でしょう。
ほとんどの人が公務員を志望しているのは、「安定」「待遇」という理由なため笑、
面接官が納得するような志望動機を作り方が分からない・・・と感じている人も多いハズ。
面接で最も苦手意識があるのは、この志望動機でしょう。
実際、私も志望動機を作るのにかなり苦労しました。
ネットで具体例を探して自分なりに志望動機を作っても、ありきたりな志望動機になりがちです。
なぜ面接の志望動機を作るのが難しいのか?
それはとあるポイントを押さえながら、志望動機を作成していないからです。
つまりこのポイントを踏まえた志望動機を作ることで、
面接官が感動するような志望動機を作成することができるのです。
ですので、この記事を参考に、志望動機を作成していきましょうね。
それでは参りましょう!!
Contents
大前提:国家一般職の志望動機はある程度作りやすい。
まずは国家一般職の仕事の特徴についてお話していきます。
国家一般職は各省庁ごとに採用されるため、ある程度決まった仕事に従事することになります。
ですから、国家一般職の志望動機の書き方は、
〇〇という仕事がしたいから。
という理由で作っていく必要があります。
というのも、地方公務員は幅広い業務を行う必要があるため、非常に志望動機が作りにくいですが、志望動機を国家公務員は省庁毎の仕事のため、特定の仕事を行う必要があります。
ですから、自分のやりたい仕事を明確にした上で、「〇〇という仕事をしたいため、国家一般職を志望しました」というように志望動機を作り上げる必要があるのです。
説得力のある志望動機とは?「Will」「Fit」「Contribution」を押さえましょう。
「説得力のある志望動機を作りたい」そう考えている人は結構いると思いますが、実際問題、「どうすれば説得力のある志望動機が作れるんだ・・・」という店で非常に困ると思います。
結論からお話しましょう。
志望動機は次の3つの点を押さえることを意識しましょう。
志望動機で押さえるべき3つのポイント
①Will(したいこと)
「仕事を通して何を達成したいのか?」「何のために働くのか?」という、自分が仕事の価値観に何を求めるのか?を伝える事が重要です。
②Fit(合致している)
志望動機では〇〇をしたいというWillを押さえる必要もありますが、「自分のしたいことが、その省庁でしかできないのか?」という点を押さえなければいけません。
③Contoribution(貢献)
仕事をする上でどのような貢献ができるのか?を考えておきましょう。
特に自分の強みを使ってどのような貢献ができるのか?を伝える必要があるのです。
この3つを踏まえて次のように志望動機を組み立てていきましょう。
私には〇〇という夢があり、具体的に〇〇という仕事をしたいと考えている。
そしてそちらの省庁では、〇〇の仕事ができ、それは私がやりたいこととフィットする。だから〇〇で働きたい。
多くの受験生の志望動機が薄っぺらく感じるのは、この3つのどれかが欠けているためです。
志望動機はこの3ステップで作れ!!
続いて具体的な志望動機の作り方について説明していきます。
大前提:説得力のある志望動機は情報量を意識しろ
まずは志望動機を作る上での大前提からお話していきます。
志望動機は、「その仕事を本気でしたいんだ!!」という熱意を伝える必要がありますが、そのためには、情報量を意識しなければいけません。
言葉だけの「〇〇したい」ではなく、「え、そんなことまで調べてるの?」と面接官が感心するくらいの情報を調べることで、あなたがそれを調べるために、どれだけの時間を使ったのか、どれだけ考えているのかが面接官に伝わるため、熱意が伝わるのです。
大事なのは、言葉ではなく、行動で示す必要があるのです。
情報量を集めることが、良い志望動機を作る上で、必ず重要なことなのです。
志望動機はこの3ステップで作りましょう。
では具体的な志望動機の作り方について解説していきます。
志望動機は次の3ステップで考えるようにしましょう。
志望動機を作る3つのステップ
①現場の職員が「どのような理想を叶えるために働いているのか?」を調べる。
②「①の理想のために自分も働きたい」と思えるようなきっかけのエピソードを創作する。
③その仕事をする上でどのような強みが必要なのか?を特定する。
それではそれぞれ説明していきます。
【志望動機を作る3つのステップ】
①現場の職員が「どのような理想を叶えるために働いているのか?」を調べる。
志望動機を作る上で初めにするべきは、現場の職員が「どのような理想を叶えるために働いているのか?」を調べることです。
そのためには、「その官庁にはどのような仕事があるのか?」「その官庁の中心的な業務は何か?」などを押さえなければいけません。
ここの点がぶれてしまうと、「私が〇〇したい」という志望動機に、「あなたのしたいことは実際にできないのですが・・・」と突っ込まれることになります。
ではどうすればいいのか?
このポイントを読み取るには、説明会で次のポイントを聞いておきましょう。
特に実際に働いている人の意見を聞いておくことで、その官庁が求めているものややりたいことが見えてくるはずです。
説明会で質問しておくべきポイント
- どのような理想を持ちながら仕事をしている?
- 実際に苦労しているポイントは?
- その官庁の中心的な業務は?
- その官庁や実際に働いて感じる今後の課題は?
ちなみに志望動機を作る際に、国家一般職と国家総合職の違いを押さえておきましょう。
ざっくりとした違いは次のとおりです。
①一般職は省庁の特定の仕事を行うスペシャリストになるのに対し、
②国家総合職は幹部候補になるため、様々な仕事を行うゼネラリストとして働く
【志望動機を作る3つのステップ】
②「①の理想のために自分も働きたい」と思うきっかけのエピソードを創作する。
「その官庁の理想に共感し、〇〇という仕事をしたいため、その官庁で働きたい」と言う志望動機を作るには、その理想に共感したエピソードを伝える必要があります。
ちょっとしたきっかけでもいいので、その志望動機を論証するような具体的なエピソードがないかを思い出しましょう。(正直創作でも構いません。)
説得力のある志望動機を作るには、自分が〇〇という仕事をする上でなぜその理想に共感したのか?というエピソードが必要なのです。
このエピソードをより具体的なものとしていきましょう。
例えば福祉関係の仕事をしたいというきっかけを伝える場合、
「祖母の介護を通じて、福祉関係の仕事に興味を持った」というありきたりなエピソードより、
「祖母の介護の『ヘルパーさんが来てくれて本当に助かった』という言葉を聞いて、福祉の大切さを痛感しました。そこで調べていると・・・」というように、より具体的なエピソードを語る必要があるのです。
この視覚化されたエピソードを語ることで、面接官は説得力のある発言だと感じるはず。
「その省庁の仕事の理想に共感し、その仕事をしたい」と思ったきっかけを、より具体的なエピソードで語るということを押さえておきましょう。
【志望動機を作る3つのステップ】
③その仕事をする上でどのような強みが必要なのか?を特定する。
志望動機を伝える上で、重要なのは「自分がどのように貢献できるか?」ということを伝えることです。
特に自分の強みなどを踏まえ、どのように貢献できるのか?を具体的に語ることで、説得力のある志望動機になるのです。
この貢献というポイントを面接官に伝えることを心がけましょう。
「自分が〇〇したい」というのではなく、「〇〇という強みがあるため、〇〇したい」と伝えることで、面接官は「この受験生は、自分の強みをわかった上で仕事をしようと考えているため、実際に働いても活躍してくれそうだ」と思うはずです。
でも「強みなんてないよ・・・」とあなたは思っているかもしれませんね。
とっておきの対策方法をお教えしましょう。
それは、「現在〇〇という努力をしている。」という、努力していることをアピールするのです。
例えば、「気になる点があったので、職員に直接アポを取って〇〇という点について話を聞いた」などのアピールをすると、あなたの熱意が面接官に伝わるはずです。
(あなたが面接官の立場だったとしても、主体的に話を聞くなどのアクションが取れる職員はかなり印象が良いですよね?)
このように具体的に〇〇という努力をしている!というアピールポイントを踏まえて、志望動機を作成していきましょう。
国家一般職の二次試験の面接と官庁訪問の面接の違い
さきほどまでは国家一般職の志望動機の作り方についてお話してきましたが、続いて
- 二次試験の面接
- 官庁訪問における面接
のそれぞれの試験の違いと対策方法についてお話していきます。
(ちなみに「二次試験」と「官庁訪問」って何?っと思った方は、下記の記事で国家一般職の試験制度について説明しているので、ご確認ください↓↓)
国家一般職の二次試験(人物試験)はこう対策しろ!!
国家一般職の二次試験(人物試験)における志望動機について、非常に困る受験生が多いと思います。
志望動機の方向性が2つ考えられるからです。
①なぜ国家公務員を志望したのか?という国家公務員を志望した理由を伝える場合。
②〇〇という仕事がしたいために〇〇官庁で仕事をしたいため、国家公務員を志望したと伝える場合。
ではどちらのほうがいいのでしょうか?
正解を発表します。
②です。
国家一般職の二次試験では、〇〇省庁の仕事をしたいため、国家一般職を志望したという志望動機を伝えるようにしましょう。
そもそも、①の志望動機を伝えてしまうと、「なぜ地方公務員ではないの?」「なぜ国家総合職ではないの?」という質問に上手く返せることができません。
ですが、②の「〇〇省の仕事をしたいため、国家一般職を志望している」と伝えると、上記の質問をされることがなくなります。
ですので、②の方向性で志望動機を作るようにしましょう。
官庁訪問の面接はこう対策しろ!!
続いて官庁訪問の対策方法について説明していきましょう。
官庁訪問では各省庁の採用になるため、「なぜその省庁を選んだのか?」という志望動機を作らなければいけないため、上記の志望動機を作成するための3ステップ方式で志望動機を作れば問題ありません。
そして官庁訪問で特に注意するべきこと。
それは二次試験の面接とは違い、志望動機についてかなり突っ込まれるということです。
その省庁の仕事について10年、20年働いている人が面接官になるため、業務内容について深く理解しておかないと、面接で必ずボロが出ます。
しっかりと受験先の官庁のことを調べておきましょう。
片手間で合格できるほど甘くはありませんよ!!
まとめ:志望動機は情報量を意識しろ!!
この記事では、国家公務員の志望動機の作り方について、徹底解説してきました。
面接官はあの手この手で受験者の熱意を評価しますが、その評価を行う上で志望動機は必ずチェックしています。
ですので、志望動機を徹底的にブラッシュアップし、面接官が納得するような志望動機を作成すれば、面接では大きなリードになることでしょう。
ぜひこの記事を参考に、説得力のある志望動機を作成してくださいね。
こちらの記事では国家一般職の試験概要や官庁訪問の対策について詳しく解説しているので、ご覧ください。
追伸:面接官の質問に「うまく答えられる自信がない・・・」と考えているあなたへ。
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、
少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身だったため将来の不安に感じていたため、大学3回生の時に公務員を目指すことを決意しました。
無能だったにも関わらず公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらい、
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になりました。
・・・とはいっても。
私はFラン大学だったため、たいして勉強の才能がないし、秀でた実績もない、めんどくさがりのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
正直、私の戦略で戦えば、誰でも合格できると思います!!
こちらの企画ではFラン大学だった私が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
に合格した方法をお伝えしております。
こちらをよむことで、公務員試験の本質が理解できるため、
飛躍的に合格率を高める事
ができるでしょう。
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