国家一般職や総合職の内定を得たいなら官庁訪問は重要だ!!
でも・・・
「一体どのような対策をすればいいんだ?」
「官庁訪問っていつから始まるの?」
と思っている人も多いハズ。
私も官庁訪問を実際に体験しましたが、試験制度が複雑で官庁訪問する場所によって試験内容が異なるため、何をすればいいのか分かりにくいんですよね。
ですので今回の記事では、
官庁訪問について徹底解説していきます。
この記事を読んで「官庁訪問とは何か?」というのをしっかりと理解しておきましょうね。
それでは参りましょう!!
官庁訪問についての体験記を記載しています。
官庁訪問の採用プロセスについて、こちらの記事をご覧ください。
Contents
官庁訪問って一体何なの?各省庁毎の採用プロセスだ!!
国家公務員になりたい!!
と考えて試験について調べてみると一番わかりにくいのが、この官庁訪問でしょう。
他の公務員試験では筆記試験などの一次試験、面接などの二次試験に合格すれば採用になるので、非常に分かりやすいですが、
国家公務員の試験ではこの官庁訪問という選考が行われます。
この官庁訪問とはざっくりいうと、各省庁へのアピールを行うことです。
そもそも、国家公務員は各省庁毎に採用となっています。
そのため、国家公務員試験を突破した後に、それぞれの各省庁に自らアピールしなければ行けないのです。
自らアピールし、各省庁に採用されるために行うこと。
それが官庁訪問なのです。
官庁訪問は国家公務員で行われている採用方法なんだね。
つまり、それぞれの省庁が優秀な人材を採用するための試験でもあるのか!!
つまり国家一般職の試験に合格=内定というわけではないんだ。
国家一般職の試験に合格した後、各省庁にそれぞれ採用されなければ内定にならないから覚えておこう!!
ちなみに国家一般職の採用試験と官庁訪問の違いですが、
- 国家公務員の採用試験は人事院が実施している採用プロセス
- 官庁訪問は各省庁毎の採用プロセス
になります。
そして国家公務員に採用されるためには、
- 国家公務員の採用プロセスに合格した後、
- 官庁訪問で内定をもらう
という2つの試験に突破しなければいけません。
つまり、採用試験で高評価を得ても官庁訪問がダメなら不採用になってしまうというわけです。
官庁訪問の訪問先は本省か出先機関だ!!
官庁訪問では自分が働きたい省庁に自ら訪問し、それぞれの選考を突破しなければいけません。
国家総合職、国家一般職で官庁訪問の訪問先が異なり、
- 国家総合職⇛霞が関にある各省庁で幹部候補として働く
- 国家一般職⇛本省や受験先の出先期間で中間管理職として働く
という感じになります。
それにしても官僚って響き格好いいな!!
たしかにね。
でも相当なプレッシャーの元働かなければ行けないから大変だと思うよ。
ま、相当優秀な人しか合格できないんだけどな。
地方公務員はいろいろな仕事を行いますが、国家公務員ではその省庁に入ると一生その分野の仕事を行うことになります。
官庁訪問ではそれぞれの志望先の省庁や各省庁の出先機関の選考を受けることになります。
各省庁や出先機関の仕事例
各省庁:総務省、環境省、外務省、警察庁など
各省庁の出先機関:法務局、検察庁、財務産業局、税関など
国家公務員の仕事はたくさんあるので、調べておきましょう。
官庁訪問の採用プロセスはそれぞれの訪問先によって異なる。
国家公務員に内定をもらうためには、官庁訪問を行い、各官庁の選考を突破しなければいけません。
その官庁訪問ではトーナメントのようなイメージで進みます。
各省庁によって様々な方法で何度も選考が行われ、最後まで残ったら合格!!
という感じで進みます。
その官庁で行われている選考プロセスは幅広く
- 面接
- 職場見学
- 説明会
- グループディスカッション
などと様々な方法で、受験者を評価していきます。
もう無理だよ・・・
面接の対策を重点的に行なっておけば問題ないよ。
実際私も、国家一般職で官庁訪問をしたけど、面接対策しかしなかったけど問題なかった。
だから大丈夫。
官庁訪問を攻略するには、本質を押さえましょう。
どのような選考プロセスが行われるかを考えるより、面接官が何を求めているか?を押さえることにフォーカスするのです。
相手の求めていることが分かれば、面接でもグループディスカッションでも仕事説明会でも何をすれば合格につながるのか?が分かりますからね。
面接官は「熱意」や「適正」、「人間性」などをチェックしているため、
- その官庁ではどのよう人物像が求められているのか?
- どのような選考プロセスで進んでいくのか?
などの情報を押さえていれば、かなり有利に対策できます。
官庁訪問を有利に進めたいなら、情報収集に力を入れておくべきでしょう。
ちなみに官庁訪問の対策の情報収集の仕方についてはこちらの記事でも解説していますので、ご覧ください。
官庁訪問スケジュール
続いて官庁訪問のスケジュールについて、国家総合職と国家一般職のそれぞれ解説していきます。
官庁訪問で採用されるには次の3ステップが必要です。
官庁訪問で内定をもらうまでの3ステップ
①説明会等で情報収集
②官庁訪問の事前予約
③官庁訪問で自分を売り込み内定をもらう
そして、国家総合職と国家一般職では日程が異なります。
具体的な日程は下記の通り
国家総合職の場合【H30年版】
- 5月中旬〜6月下旬に合同業務説明会が行われる。(合格者のみに通知)
- 官庁訪問は7月4日の午前8時30分からスタート(事前予約等はなし)
- 官庁訪問は5クール制となっており、3日に1回、2日に1回、連日訪問となっており、合格者だけが残っていく。
国家一般職の場合【H30年版】
- 5月中旬〜6月下旬に合同業務説明会が行われる。(合格者のみに通知)
- 8月6日から官庁訪問の予約受け付けが開始。
- 官庁訪問は8月22日の午前9時にスタート(事前予約等はなし)
- 官庁訪問のルールは地域や出先機関によって異なるため注意。
官庁訪問の業務説明会についてはこちらのページをご覧ください。
※国家一般職の官庁訪問についてはこちらのページを、総合職についてはこちらのページをご覧ください。(両ページとも人事院のページになります。)
まとめ:官庁訪問は各省庁ごとの採用プロセスだ。
この記事では官庁訪問とは何か?ということについて、分かりやすく解説してきました。
官庁訪問を突破するには、志望官庁では、
- どのような人材を求めているのか?
- どのような採用プロセスになっているのか?
の2点について情報収集をしっかりと行う必要があります。
ぜひこの記事を参考に官庁訪問を突破していきましょうね。
ちなみに官庁訪問の対策方法や採用プロセスなどの詳細な情報については、こちらの記事でも解説しています。
特にあなたが、
国家一般職に絶対に合格したい!!
具体的にどのような点に気をつけたらいいのか知っておきたい!!
と考えているなら、目を通しておきましょう。
合格率がほぼ100%になります。(国家一般職の官庁訪問のレベルはかなり低いので、この方法で対策すればふつーに合格できるはずです。)
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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