「公務員試験で予備校などに通う必要はないな」と感じているセンスのあるあなたへ。
「独学は可能か?」
この質問は公務員試験業界でよく聞かれる質問です。
ほとんどの人は「公務員試験はかなり勉強が難しいから予備校に通うべきだ」という予備校のマーケティングにまんまと騙されていますが、
業界の真実をお話すると・・・
公務員試験に合格するために、
予備校は必要ありません。
独学でも十分合格可能です。というか予備校に行くことがアホのすることだと気づくはずです。
(多くの予備校はこの秘密を隠していますが・・・)
ですが誰でも独学で合格できるとは私も思っていません。
とあるポイントをおさえないまま勉強しても、不合格になる可能性が高くなります。
そしてそのポイントを押さえるためには、公務員試験の本質を理解しなければいけません。
この記事では「公務員試験の本質」をお話したあと、脳科学や認知心理学で証明されている効果的な勉強法についてお話していきます。
ちなみに私はもともと頭が良かったわけではありません。
大学には行っていますが、地方バカ大学の理系大学出身(工学部)です。
そんな私でも独学で合格を勝ち取る事ができました。
(とある県庁の筆記試験では3位という高順位で合格することができました。)
※この記事では市役所、県庁、国家一般職などの公務員に合格するための勉強法を解説していきます。
Contents
公務員試験の本質:過去問を潰せ!!
まずは公務員試験の攻略方法を解説する前に、
そもそも公務員試験とはどのような試験なのか?
という部分から解説していきます。
公務員試験の筆記試験では、教養試験と専門試験に分かれており、それぞれ5肢択一の筆記試験となっています。
ちなみに5肢択一とは、5つの選択肢から回答を1つ選ぶという問題が出題されるということです。大学入試のセンター試験のような試験です。
そして、公務員試験では、過去問が繰り返し出題される傾向があり、基本的な問題がほとんどのため、知っていれば解ける問題がほとんです。
この「5肢択一」「過去問は繰り返し出題される。」「基本的な問題で知っていれば解ける問題がほとんど」という3点から導き出されること。
それは、
繰り返し出題されている過去問が解ければ、
公務員試験は突破できる。
ということです。
そしてその問題を解くためには、
①その問題に関連する前提知識を引っ張り出し、
②その前提知識の応用方法を覚えておく。
という2点を押さえることができれば、回答することができるということです。
ですから公務員試験を効率よく突破するためには、
問題を解くための前提知識を要領よくインプットし、その前提知識の応用方法に慣れること。
を意識すればよいのです。
ではどうやって勉強すれば効率よく得点できるようになるのか?
それは・・・
過去問を見て前提知識をインプットし、
その前提知識の使い方に慣れるために問題を解く。
これをひたすら繰り返せば、合格できるのです。
試験は「要領」と「テクニック」で高得点が臨めます。
公務員試験を独学で行う場合の勉強方法とは?
では具体的にどのように勉強すればいいのか?についてお話していきます。
公務員試験を勉強する際に意識するべきポイントは次の3点です。
このポイントをせずに勉強してしまうと、勉強しているのに得点が伸びず、
最終的に不合格になる可能性
が高くなるので、確実に押さえておきましょう。
公務員試験を独学で勉強する場合の押さえておくべきポイント
1,過去問で必要な前提知識をインプットしていく。
公務員試験の勉強では、参考書で理解してから問題を解くのではなく、初めから過去問を使って勉強するようにしましょう。
過去問で必要な前提知識をチェックするのです。
過去問で必要な知識をチェックし、参考書等で知識を補充するという流れを意識しておきましょう。
2,その前提知識の使い方を答えを見ながら覚える。
前提知識を押さえた後は、その知識をどのように使うのか?を押さえておきましょう。
具体的には回答を見ながら、メモ等を知ながら答えを再現することで、必要な前提知識をどのように応用させれば問題が解けるようになります。
問題を解けば解くほどこの応用力が高まっていくため、量をこなしていきましょう。
3,前提知識とその応用方法を何度も復習すること。
いくら勉強しても覚えていなければ意味がありません。
忘れないうちに何度も何度も復習することを心がけましょう。
私は新しい範囲を学んだ後、5日連続で復習するようにしていました。
(復習方法はざっくりと眺める程度の軽い復習です。)
この復習方法が効果的なのは心理学や認知心理学で証明されていますが、あなたはご存知でしょうか?
平たく言うと、一つずつ丁寧に復習するより、ざっくりでいいので何度も復習したほうが記憶定着率が高くなるのです。
この3つを意識しながら勉強することで、効率的に勉強することができるはず。
公務員試験は過去問が大事なんだね。
過去問を中心に勉強するよ!!
大事なのは過去問なんだ。
過去問をどれだけこなせたかで合格率が上がってくるから、諦めずに勉強をし続けることが重要だね。
公務員試験は重要科目を勉強すれば、独学でも合格できる。
さきほどまでは、公務員試験の効率的な勉強方法について解説してきました。
続いてどの科目を勉強していけばいいのか?についてお話していきます。
公務員試験はかなりの出題範囲から少しずつ出題されるといういやらしい試験で、出題される科目数は約30!!
普通に考えて無理じゃね?
確かに30科目と聞くと無理だと思うよね。
でも公務員試験はすべてを勉強しなくても普通に合格できるよ。
大事なのは出題されやすいポイントに絞って勉強を行うことが重要なんだ。
ここでは公務員試験の出題科目と配点などを確認した後、どの科目を重点的に勉強すればいいのかお話していくね。
公務員試験の出題科目
公務員試験が難しいと言われている理由。
それはアホみたいに膨大な範囲から出題されるためです。
さきほどお話したとおり、問題自体の難易度は難しくないですが、
(知っていれば解ける問題がほとんど)
試験の出題範囲が広いため、必然的にかなりの勉強量が求められます。
まずは公務員試験で出題される科目についてざっと説明していきます。
【専門試験】
専門試験では下記の科目について大学で学ぶ内容が出題されます。
- 法律系(憲法、民法、行政法、労働法、刑法、商法など)
- 経済系(ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学など)
- 政治学系(政治学、行政学、社会学
- 商学系(経営学など)
【教養試験】
教養試験では高校で学習した内容が出題されます。
大きくわけて一般知能分野と一般知識分野の2つが出題されます。
①一般知能分野の2科目
- 文章理解
- 数的処理(判断推理、数的推理、資料解釈)
②一般知識の3科目
- 自然科学(数学、化学、物理、生物、地学)
- 人文科学(日本史、世界史、地理、思想・文学・芸術)
- 社会科学(政治、経済、法律、時事問題)
公務員試験を独学で突破するために重点的に勉強するべき科目は?
試験を効率的に突破するためには、配点が高い科目から対策していかなければいけません。
そのためには、それぞれの試験で「どのような科目の出題が多いのか?」をリサーチしておく必要があります。
公務員試験を独学で突破するために重点的に勉強するべき科目をお話する前に、それぞれの試験で出題される科目について解説していきます。
上記表を見れば分かると思いますが、
- 専門試験では、「法律系」と「経済系」の配点がかなり高い。
- 教養試験では、「文章理解」と「数的処理」の配点がかなり高い。
という特徴があることが分かるはずです。
つまり効率よく試験を突破するためには、
専門試験では法律系と経済系
教養試験では文章理解と数的処理
を重点的に押さえていけばOKです。
特に次の科目は押さえておきましょう。
公務員試験を独学する絵で勉強しておくべき科目
①法律系の「憲法」、「民法」、「行政法」
②経済系の「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」
③文章理解の「英語」と「現代文」
④数的処理の「判断推理」と「数的推理」と「資料解釈」
それぞれの科目の効率が良い勉強法はこの記事で解説しているのでご覧ください。
まとめ:独学なら過去問を解きまくればOK
公務員試験を突破するためには、
配点が高い重要な科目の過去問を
繰り返し何度も解くこと。
を意識すれば十分上位合格できます。
公務員試験は競争です。
つまり、他の人より点数が取れれば勝てる試験です。
ぜひこの記事を参考に合格を勝ち取りましょう。
独学で勉強する場合のおすすめ参考書はこちらで解説していますので、ご覧ください。
間違った参考書を使ってしまうとかなり時間がかかってしまうので。
追伸:公務員試験の勉強が思うように進んでいないあなたへ
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身から公務員を目指すことを決意しました。
勉強しておらずほぼゼロからのスタートだったのですが、公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらいました。
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になったのです。
・・・とはいっても。
私ははじめから上手く言ったわけではありませんでした。
たいして勉強の才能がなかったし、秀でた実績もない、めんどくさがりやのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
え?その方法が知りたいって?
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