あなたは公務員試験の面接対策でこのような悩みを抱えていませんか?
・そもそも面接ってどんな質問だされるんだろう。すべてに答えられる自信がない・・・
・どう答えたら合格できるんだろう・・・・
面接って怖いですよね。
だってたった20分の面接であなたのこれからの人生が大きく変わるのですから、自信を喪失するのはしょうがないこと。
でも面接で結果を出して、公務員になりたいですよね??
じゃー質問。
どうすれば、面接で良い結果を残せると思いますか?
結論をお話します。
質問に対する回答です。
だって、面接官からの質問について正解を出せるようになれば、自ずと合格につながるのですから。
(巷の予備校はここを押さえてないから、合格につながらないのです。)
具体的には↓のようなポイントを押さえておきましょう!!
①面接官はどのような意図でその質問をしているのか?
②面接官にアピールするべき素材は何か?
③その素材をどのようにアピールすればいいのか?
この記事では、面接でよく質問される17テーマについて、どのように答えるべきか、についてお話していきます。
それでは参りましょう。
ちなみに・・・
あなたが面接で合格するために役立つ無料の動画講座を作成しました。
この講座を見ることで、面接官のどんな質問についてもうまく答えられるようになります。
面接で困っているあなたはぜひ↓に参加してみてください。
無料で4つの動画を見れます。
Contents
面接で高評価を得るためには伝える素材とそれを伝える技術が必要だ!!
苦手な人って多いよね。
しかし準備さえしっかりしていれば合格できるよ!
あなたは面接を対策するにあたり、次のようなことを思っていませんか?
面接は素の自分を出せれば合格できる!!だから自分の思っていることを伝えればいいんだ!!って。
あの〜すいません。
もしあなたがそのようなぬるいことを言っているなら、こう言いたいです。
そういう甘えた考えだからダメなんです・・・
いいですか?
面接で大事なのは、素の自分を出すことではなく、自分が他の受験生より価値がある人間だと売り込むことです。
(これを外すと面接で結果を出すのが難しくなります。)
ですから、「質問に素直に答えるのではなく、その質問でどのように自分を売り込めるか?」を意識しながら面接対策をしなければいけません。
ではどのように面接を対策していけばいいのか?
面接の対策は、質問の想定問答集を作っておけ!!
面接の対策をするなら、面接官の質問の想定問答集を準備しておきましょう。
なぜか?
それは公務員試験の面接は次の特性があるからです。
公務員試験の面接の特性
①公務員試験の面接官はほぼ素人が行うから。
公務員試験の面接はマニュアルに沿って行われています。
そしてそのマニュアルには面接の質問リストがあり、その質問リストを見ながら、面接官は面接を行っているのです。
つまり、面接で聞かれることにはあるパターンがあり、そのパターンを想定問答集で押さえておくことで、面接の対策が行えます。
②公務員試験の面接の倍率は約2〜3倍とかなり低いから。
公務員試験の面接は、民間企業と比べて倍率が低く、周りの受験生も下手なため、ミスをしなければ合格できます。
つまり、あらかじめ想定問答集を作り、その答えに対するツッコミも準備しておくことで、面接は乗り切れるのです。
ですから、公務員試験の面接対策では、想定問答集を作ることで、面接を有利にすすめる事ができます。
面接の想定問答集はこの2つのポイントを押させろ!!
さきほどは、「公務員試験の面接は想定問答集を上手く作れば合格できる」という話をしてきましたが、ここでは、具体的な想定問答集の作り方について説明していきます。
想定問答集を作るにには次の2点を押さえましょう。
想定問答集を作る上で押さえるべき2つのポイント
①面接で聞かれる質問を押さえる。
②素材を伝える技術を洗練させる。
それではそれぞれ解説していきます。
想定問答集を作る上で押さえるべきポイント:①面接で聞かれる質問を押さえる。
まずは面接で聞かれる質問を押さえていきましょう。
実は面接で聞かれる内容には傾向やパターンがあり、そのパターンを押さえれば、面接官に「この学生はデキる!」と感じさせることができるのです。
公務員試験の面接で聞かれる質問のパターンって?
実は公務員試験で聞かれる質問は、4分野しかありません。
面接で聞かれる4つの質問パターン
①志望動機
②ウリ・強み
③人柄
④対人関係能力
学生が仕事をする上で求める条件はこの4分野に集約されるため、面接官がチェックするポイントもこの4分野に集中します。
ですから、この4分野を押さえていきましょう。
面接でよくされる「17個の質問」と「意識するべきポイント」は本記事の後半でお話していますので、ごらんください。
想定問答集を作る上で押さえるべきポイント:②素材を伝える技術を洗練させる。
想定質問を作った後、面接官に「伝える技術」を意識しなければいけません。
そのためには、面接官の掘り下げ質問に対応しながら、自分のアピールポイントを納得させる必要がある。
ですが、論理的思考力は一朝一夕で身につきません。
そこで手っ取り早く論理的に伝えるようになるためのテクニックを紹介しましょう。
「熱意を伝えるための3つのワード」と「論理的に伝える3つのワード」をもとに、想定問答集を作っていけば、面接官が唸る回答ができるようになります。
このワードを意識しながら、面接で話す内容を作っていきましょう。
(目的がズレると面接官から評価されません。)
熱意を表現するための3ワード
①Will(ビジョン、将来なりたい人物像)
自分が達成したいことを考えておきましょう。
このビジョンは志望動機のさらに上の概念で、人生を通して何をしたいのか?どういう人間になりたいのか?を持っておく必要があります。
ここがブレると自己PRや志望動機がブレてしまいます。
②Can(ウリ・強み)
「私は〇〇した。」、「私は〇〇な人間だ。」ではなく、私が貢献できるCanをアピールしていきましょう。
このCanを伝えることで、面接官にあなたの強みが伝わります。
③Fit(重なる)
Willと公務員の特徴がFitするか確認しておきましょう。
志望動機を作る上でFitは重要な要素で、多くの人はこのFitが含まれていません。
自分がどのようなWillを持っており、どのようにFitするのか?を押さえておきましょう。
論理的に展開するための3ワード
①Point(結論)
面接官に何かを伝える場合、まずは一言で結論を伝えるようにしましょう。
「私は〇〇だと考えます。」と結論を簡潔に伝えることで、スムーズに伝わります。
②Reason(理由)
何かの結論を伝える場合、なぜそう思うのか?という根拠を伝えるようにしましょう。
その根拠を伝えることで論理的な話し方になります。
③Example(具体例)
結論を伝えて理由を伝えても、面接官によっては腹落ちしない可能性があります。
具体的なエピソードを交えながら伝えることで、説得力につながるのです。
これからお話する質問に対して、↑を意識して回答を作れば、合格につながる回答ができるはずです。
めんどくさいと思いますが、今一度確認しておきましょう!!
じゃー続いては面接で聞かれる質問について回答していきます!!
面接で聞かれる質問はこの17個を押さえとけ!!
続いて、面接で実際に質問される17個の質問について、それぞれ解説していきます。
さきほどお話した、面接で聞かれる4つの質問パターンを順番に解説していきますね。
面接で聞かれる4つの質問パターン
①志望動機
②ウリ・強み
③人柄
④対人関係能力
面接で聞かれる質問パターン:①志望動機
志望動機で押さえるべき質問パターンは次の8パターンを押さえておきましょう。
①なぜ民間ではなく公務員なのか?
②なぜ地方(国)ではなく国(地方)なのか?
③なぜあなたは〇〇県・〇〇市・〇〇省庁を志望しているのか?
④どうして自分が公務員に向いていると思いますか?
⑤採用されたらどんな仕事がしたいですか?
⑥希望しない部署に配属されたらどうしますか?
⑦併願先はどちらですか?
⑧なぜ前の仕事をやめて、公務員を受験しようと思ったのですか?
それぞれの質問の意図と、高評価につながる回答を考えるためのポイントをお話していきます。
志望動機の質問例:①なぜ民間ではなく公務員なのか?
この質問では、自分のしたいこと、達成したいことが民間ではなく、公務員にしかないことを伝えるべきでしょう。
ここで重要なのは、自分の価値観や夢キャリアデザインを具体的なエピソードと共に語ること。
具体的には次のように語っていきましょう。
質問に対する回答例
私は公務員の仕事は〇〇だと考えています。私が仕事に求めるのは〇〇を成し遂げたいと考えており、それが出来るのは公務員しかないため、志望しました。
この回答をする際は、次の点に注意しましょう。
①「やりたいことが銀行やNPOでも出来ないのか?」という質問に答えられるように対策しておきましょう。
②民間を否定するな。
「民間は利益追求オンリーの姿勢が嫌。」など、民間企業を否定するような回答はやめておきましょう。
民間企業も法人税やサービスを提供することで、社会は回っており、公務員はそういう企業を応援しなければいけません。
③勤務条件のことを伝えるな。
志望動機の質問例:②なぜ地方ではなく、国なのか?(なぜ国ではなく、地方なのか?)
この質問には、やりたいことが志望先にあるからというように答えましょう。
具体的に〇〇のような仕事がしたいから〇〇を志望しました。というように答えるべきでしょう。
ここで注意するべきは、仕事の違いを理解しておくということです。
特にステレオタイプ的な発想は辞めておきましょう。
- 国=大きな仕事、地方=小さな仕事
- 国=政策立案、地方=執行
- 国=デスクワーク、地方=住民密着
志望動機はなぜ公務員なのか?なぜ地方公務員なのか?なぜその自治体なのか?というように3段階で対策するようにしましょう。
具体的には次のように答えていきましょう。
私は国の〇〇という仕事にも興味を持っていますが、私は〇〇というきっかけがあったたえ、〇〇という仕事に興味を持ちました。
志望動機の質問例:③なぜこちらを志望しているのか?
面接官が納得するような志望動機を作成するためには、次の3点を意識しましょう。
①特別な情報源
誰でも見れるサイトやパンフレットの情報だけでなく、足を使った情報をつかむようにしましょう。
私が受験した時、観光地を見たり、志望先で気になる仕事について話を聞きに行ったりしていました。
②具体的なエピソード
志望動機の熱意は、具体的なエピソード(経験したこと、体験したこと)を込めるようにしましょう。
③志望動機と自己PRに一貫性があるか?
自己PRと志望動機はつなげるようにしましょう。
具体的に自己PRでは「私は〇〇という長所がある。」と伝えた場合、志望動機は「その〇〇という長所を活かして〜〜したい。」というように、自己PRをと志望動機に一貫したつながりがあれば、説得力のある志望動機になるはずです。
具体的には次のように回答していきましょう。
私は〇〇をしたいという夢があり、具体的に言うと〇〇がしたい。その理由は〇〇というきっかけがあったから。
そのやりたいことはそちらの志望先にあっている。
だから、私はそちらで働きたいと思っている。
志望動機の質問例:④どうして自分が公務員に向いていると思いますか?
ここで注意するべきは、公務員も民間も求める人材は同じということを意識しましょう。
公務員になりたいと思っている人は、コミュニケーションが苦手な人が多いため、面接で次のような回答をする受験生が多いですが、辞めておきましょう。
特に公務員に向いていると思う理由で、次のような回答をするのはやめておきましょう。
- おとなしい、真面目と言われており、物事をコツコツやるのが好き。
- 縁の下の力持ち、サブの役回りが得意だから。
そもそも、公務員は究極のサービス業で、すべての国民・住民と向き合う必要がります。
ですので、仕事の向き合い方やスキルは民間と変わらないと伝えた後、したいことが公務員にあるということを伝えましょう。
具体的には次のように回答していきましょう。
公務員の仕事は民間企業での仕事は基本的に同じと思っています。
その中で特に公務員を選んだのは・・・
志望動機の質問例:⑤採用されたらどんな仕事がしたいですか?
この質問に注意するべきは、次の2点です。
注意するべきポイント
①1つの仕事にこだわりすぎない
②志望先の重要な仕事を上げること
ということを伝えましょう。
具体的には「もし可能なら〇〇という仕事をしてみたい!」というように伝えるのです。
「ある特定分野以外の仕事に興味がない」という言い方をしてしまうと、「その仕事が出来なければ辞めてしまうのではないか?」と思われてしまいます。
この質問の後、「ではその仕事に就けなかったらどうしますか?」と聞かれると思うので、対策しておきましょう。
志望動機の質問例:⑥希望しない部署に配属されたらどうしますか?
この質問では、学生の仕事のこだわりと柔軟性を見ています。
ですので、次の2点を押さえておきましょう。
①組織で働く場合、嫌な仕事もする必要があることを理解していることを匂わせる。
「組織で働く以上、すべての職員が希望どおりに働けるわけではない。」ということを伝えることで、組織で働く上の心得を理解していることをアピールできます。
②希望しない部署でも頑張る理由を伝える。
具体的には、「〇〇というビジョンを実現するために様々な仕事を経験したい!!」「様々な仕事を経験することで、自分のスキル、視野が広がるから歓迎だ」ということを伝えるようにしましょう。
志望動機の質問例:⑦併願先はどちらですか?
この質問では次の3点を意識しましょう。
①専門性の高い業種の併願先は伝えないこと。
もしあなたが裁判所事務官や警察など、専門性の高い業種を併願している場合は伝えないほうが良いでしょう。
その理由は発言に一貫性がなくなるため、面接官に「こいつは公務員ならどこでもいいのか・・」というように悪評価につながるからです。
②基本的には本当のことを言うこと。
専門性の高い業種の併願先は伝えないほうがいいですが、行政職を併願する場合は正直に伝えましょう。
そそもあなたが併願していることは知っていますので、下手な嘘を付く必要はありません。
③こちらだ第一志望と伝えること。
併願先を答える場合本当のことを答えたほうがいいですが、一つだけ嘘をつかなければいけないことがあります。
それは、「こちらが第一志望です」と答えること。
ですので、嘘でも第一志望というように伝えておきましょう。
行くか行かないかは後から決めたらいいのです。
志望動機の質問例:⑧なぜ前の仕事をやめて、公務員を受験しようと思ったのですか?
面接官がこの質問をする場合、次のようなことを疑っています。
- 楽をしたいのではないか?
- 飽きっぽいのではないか?
- 人間関係に問題があるのではないか?
そもそも面接官は「何らかの理由で辞めた」ということは分かっています。
この質問で伝えるべきは「この職場では頑張っていける」という自信の姿勢と「〇〇を仕事に求めている」という価値観をアピールすることです。
実際には次のように答えていきましょう。
私は働く上で〇〇という疑問を感じるようになり、〇〇と言う価値観で仕事をしたいと考えるようになったので、公務員を目指す様になりました。
面接で聞かれる質問パターン:②ウリ・強み
自分のウリ・強みを伝える場合、次の3つの質問を押さえておきましょう。
①これまでに力を入れて取り組んだのは?(自己PR)
②学業以外で力を注いだ事柄は?
それぞれ説明していきます。
ウリ・強みの質問例:①これまでに力を入れて取り組んだのは?(自己PR)
この質問には「Can」+「実証エピソード」+「抱負」の3つで説明しましょう。
私は〇〇に自信があります。実際〜というときには△△のように行動し、□□の成果のような成果をあげました。この能力を公務員としての仕事にも役立てたいと思います。
というように、自分の強みを実際の具体的なエピソードを交えてアピールするようにしましょう。
ここで重要なポイントは下記のとおりです。
①アピールするべき能力は民間企業と同じ。
公務員で求める人材サイトを見れば分かりますが、フワーッとした内容しか書いていません。
そのため受験生の中には、「何をアピールするべきなんだ・・・」と思うかもしれませんがここで重要案ことは、民間企業と公務員の求める人材に違いがないということです。
具体的には次のような能力をアピールしましょう。
面接でアピールするべきポイント
①思考力
- 学習の速さ(新たな分野のことをすぐに理解できる?)
- 柔軟性(自分の思い込みに囚われていないか?)
- 事務処理能力(ミス、ムラなく仕事ができるか?)
- 逆境をはねのける力(逆境や困難に陥ってもへこたれないか?)
②対人関係
- コミュニケーション能力(世代や価値観が異なる人との)
- 人間関係構築力(組織をまとめることが出来る)
- 交渉力(利害対立する相手に、自分の主張を取り入れることができる)
- 円滑力(メンバーの異なる意見を取りまとめることができる。)
③組織感覚
- チームプレー力(チーム内の自分の役割を理解できる?)
- 指導力(相手が自分の指示に素直に従うような信頼関係が構築できる?)
- リーダーシップ(チームを統率し、チームを動かすポイントを理解している?)
④成果思考
- 戦略的思考(課題解決に向けて、最善の策を立案できる?)
- 成果への執着力(困難が多くても諦めない。)
- 変革力(既存のやり方、仕組みの問題点を変更・改善できる力)
- 情報収集力(質・量ともに十分な情報を集めた上で判断を下す。)
②実証エピソードは課程を意識しろ!!
実証エピソードは成果ではなく課程をアピールしましょう。
私は〇〇という成果を上げたと言うのではなく、「〇〇の成果を上げるために〇〇という工夫をした。」というようにどのようなポイントを意識したのかを話しましょう。
ウリ・強みの質問例:②学業以外で力を注いだ事柄は?
この質問には、経験より何を学んだのか?を伝えるようにしましょう。
面接官は、
あなたがどのような経験をしているのか、どういうことを考えながら物事に取り組んでいるのか、
ということを知りたいのです。
ここでアピールするべきは、自分なりのコツや法則性を掴んだことをアピールすることで高評価に繋がります。
例えば次のように回答していきましょう。
アルバイトの教育係に任命されましたが、数をこなしていくうちに〇〇というポイントを意識すればバイト仲間に嫌味なくアドバイスができることに気が付きました。
公務員になってもこのポイントを活かしたい。
この質問に答える場合、次のポイントには注意しましょう。
①役職に嘘をつくな
面接では「サークルの幹事で・・・」「サークルの副幹事で・・・」という人がかなり多いため、面接官は辟易しています。
(約8割の受験生が副幹事や幹事の役職に就いていたというアピールをするようです笑)
面接で重要なのは「仕事ができる能力がある」ということをアピールすること。
そこを見るために面接官は質問の仕方を工夫します。
「キミはコミュニケーションがあるか?」と直接的な質問をするのではなく、「その経験で特に工夫した点は?」「なぜその時そうしたのか?」「〇〇のような状況に陥ったらどうする?」といった質問を投げかけ、その質問に対する学生の返答をチェックしているのです。
役職などは評価の対象ではありません。
ですから、「何をしたか?」「どういう役職に就いていた」ではなく「どのように考えているのか?」という課程を話すべきなのです。
面接で聞かれる質問パターン:③対人関係
対人関係でよく聞かれる質問パターンは次の3つです。
対人関係でよく聞かれる質問パターン
①あなたは友達(家族)からどんな人だと思われていますか?
②上司と意見が対立したらどうしますか?
③周囲と上手くやっていけますか?
それぞれ説明していきます。
対人関係の質問例:①あなたは友達(家族)からどんな人だと思われていますか?
この質問をする面接官の狙いは次の2点です。
①バカ正直に答えるな。
面接でこの質問をすると、そのまま素直に答える人が多いので、バカ正直に答えないようにしましょう。
②客観視できている?
面接でまだ伝えていないアピールポイントを伝えるということです。
ここで自分の意外なセールスポイントや人間的な幅広さを具体的なエピソードで伝えるようにしましょう。
対人関係の質問例:②上司と意見が対立したら?
ここで面接官が見ているのは、組織の中の人間としての適正を問う究極の質問です。
大事なのはバランス感覚ですね。
組織として働く以上、上司に従うのは当然です。あなたが役所に行ったとき、職員同士の意見が対立していたら「この職員たち大丈夫か?」と思うはず。
この場合は住民がいる場合と内部の場合で意見を分けるべきでしょう。
具体的には、
- 住民が関係している場合、上司の意見を尊重する。
- 住民が関係しない場合、対話を行いお互いの意見をすり合わせる。
というように発言しましょう。
対人関係の質問例:③周囲と上手くやっていけますか?
この質問は協調性があるかどうかを見ています。
この質問に回答する場合、次の点を意識しましょう。
①具体的なエピソードと共に語る
人間関係の難しさを実際に経験した上で、どう乗り越えたのか?というエピソードを具体的に話すことで、説得力が格段に増します。
②違う価値観・世代の人とも仲良くできるか?
組織として働く場合、様々な人とコミュニケーションを取る必要があります。
ですので、自分とは違う人でも良好な関係を築くことがデキるかをアピールするべきでしょう。
面接で聞かれる質問パターン:④人柄
人柄でよく聞かれる質問パターンは次の3つです。
①あなたの失敗談は?
②あなたの趣味は?
③最近、関心を持ったのは?
人柄の質問例:①あなたの失敗談は?
面接官は「失敗談から何を得て、次にどう活かそうとしているのか?」を聞いています。
受験生が公務員として様々な経験を知ていく上で成長していけるかどうか。
面接官が見ているのはソコなのです。
この質問で伝えるべきは次の2点です。
①大きな失敗談ではない。
失敗談は面接官に「やむを得ないな」と納得してもらえるような失敗談を伝えるようにしましょう。
②そこから何を学んだのか?
面接官は、あなたの生き方、危機管理術を知りたいのです。
ですので、何を学んだのか?を具体的なエピソードで語るようにしましょう。
人柄の質問例:②あなたの趣味は?
この質問の目的は、あなたの日常の姿を知りたいのです。
具体的には次の2点を伝えましょう。
①人物像、キャラを伝えること。
自分のキャラが伝わるような趣味を伝えるようにしましょう。
ギャップがあるもの、生き生きとした感情を伝えることで、面接官に「部下として迎えたいかどうか、一緒に働きたいと思えるキャラクターか?」と思ってもらえるようになります。
②コンピテンシーを伝える。
ひたむきに努力ができる、チームワークを力にデキる。などのアピールをするようにしましょう。
人柄の質問例:③最近関心を持ったものは?
この質問では「その受験生がどのようなことに関心をもっているのか」を見ています。
時事問題や社会事象について話していきましょう。
ここで重要するポイントは次の2点です。
①感情論になるな
〇〇はかわいそう、〇〇はいけないこと。というような感情論を伝えてはいけません。
②分析しろ
具体的にはなぜその問題が起こったのか、どのような背景があるのか、解決策はどのようなものがあるかというように分析するようにしましょう。
論文試験の対策をする上でも、分析することが重要です。
面接で聞かれる質問パターン+アルファ:最後になにか質問はありますか?
この質問は「受験者の熱意」をチェックしています。
この質問に「別にありません。」と答えると、前向きな印象と思われません。
ここで重要なのは次の2点です。
①勤務条件を聞くな。
例えば有給休暇の取得率や超過勤務など聞かないようにしましょう。入る前から処遇を気にする優秀な人はいません。
②きちんと調べておけ。
ありきたりな質問をすると「何も調べてないのか・・・」と熱意を疑われてしまいます。
その機関の業務に関することで関心を持っていることについて質問するようにしましょう。
まとめ:準備を制すれば面接は合格できる。
面接で重要なのは、面接官の質問にどう答えられるか?ということです。
そのためにはどれだけ事前準備ができるのか?が勝負の分かれ目。
この記事では、
- 質問に対する回答の仕方
- それぞれの質問の面接の意図
- 回答で気をつけるべきポイント
をお話してきました。
ちなみに面接カードの記事について、こちらの記事で解説しているので詳細にご覧ください。
この記事を読んで、面接の対策をしっかりと行っていきましょうね!!
ちなみに面接の本質を理解し、どんな質問がきても、合格が勝ち取れる実力が身につく無料講座は↓で行っておりますので、よろしければどうぞ!!
追伸:面接官の質問に「うまく答えられる自信がない・・・」と考えているあなたへ。
どうも山辺です。
「え??お前誰??」という声が聞こえてきたので、
少し自己紹介をしておきます。
私は元Fラン大学出身だったため将来の不安に感じていたため、大学3回生の時に公務員を目指すことを決意しました。
無能だったにも関わらず公務員試験に合格するために様々な知恵を学んだ結果
国家一般職、県庁、市役所(2箇所)、大学法人に内定をもらい、
Fラン大学のくせに、みんなが羨む公務員の仕事を選ぶ立場になりました。
・・・とはいっても。
私はFラン大学だったため、たいして勉強の才能がないし、秀でた実績もない、めんどくさがりのダメダメ人間でしたが、他の人とは違う戦略で戦った結果、圧倒的な成果を出すことができました。
正直、私の戦略で戦えば、誰でも合格できると思います!!
こちらの企画ではFラン大学だった私が
「国家一般職、県庁、市役所、大学法人」
に合格した方法をお伝えしております。
こちらをよむことで、公務員試験の本質が理解できるため、
飛躍的に合格率を高める事
ができるでしょう。
予備校では聞けない過激な内容をライン講義でお届けしています。
↓