【ESS58日目】ネガティブな感情をわずか1秒で消す「ネーミング法」
どうも山辺です。
今日も、あなたが公務員試験に合格するために役に立つノウハウをお話ししていきます。
今回の講義は「ネガティブな感情に支配された時にするべき解決策」についてです。
言わずもがな、公務員試験は長期的な努力が必要です。
短くても半年、長ければ1年間勉強する必要がある。
だから「努力を継続すること」って結構大事。
ですが、ほとんどの人って、ネガティブな感情に振り回される時ってあると思います。
例えば、
・勉強した割に思ったほど成績が良くなかった・・・
・全然理解できないから勉強のテンションが下がってしまう・・・
というようにネガティブな感情に支配されてしまいます。
このネガティブな感情が厄介なんです。
これが勉強の継続を邪魔します。
あなたも『勉強が手に付かない・・・』と『ネガティブな感情』に支配されているかもしれません。
結論からお話しましょう。
ネガティブな感情に対処するコツがあります。
ですから対処の方法を知ることで、ネガティブな感情の爆発が起こりにくくなります。
だからこのコツを知れば、周りの受験生がネガティブな感情に支配されて勉強が手に付かない中、あなたは早くネガティブな感情から抜け出し、淡々と勉強ができるということです。
めちゃくちゃ有利になりますよね?
ぜひ今回の内容を毎日の生活に生かして、1歩ずつ進化していきましょうね!!
目次
1.山辺は昔、ネガティブでした。 3.名前をつけると、なぜ冷静になるのか? |
1.ネガティブだった
昔の山辺はザコだった・・・ |
私は受験生の時、すぐにテンションが落ちる人間でした。
民法の問題を解こうとしても、意味のわからないキーワードがあればすぐにやる気が無くなってしまう。行政法の授業を聞いても、 何が分からないのか分からないからすぐにテンションが下がる。
模試を受けても全然点が伸びないからすぐに落ち込む。
そうやってモチベーションがジェットコースターのように落ちやすかったんですよ。
だから勉強量が安定していませんでした。
(今思えばマインドセットが終わっていました。)
すごいネガティブでした。
勉強する時や寝る前も、
「どうせ今からじゃ無理だ」とか、
「間に合うわけじゃない」などなど。
こういうネガティブなことばっかり考えてたんですよ。
不安で、全然、勉強が手につきませんでした。
・・・ですが、ある時、何かの本で見つけたある方法を知って、落ち込んでからの回復力が以上に上がりました。
ちょっと認識を変えるだけ。
ちょっと考え方を変えるだけ。
それだけですごくネガティブになりにくくなったんです。
あなたもその方法を知りたいことでしょう??
そのためにあなたには次のことを考えてほしいのです。
ネガティブになったときにどうすれば 素早く立ち直ることができるのか?
私が予備校に通っていたときの友達は、ちょっと落ち込んだり悩みがあれば、「飲みに行こうぜ!!」とサソされたりしていたんですが、
(ま、山辺はそういうのは一切無視して独学することにしたんだけど・・・)
そういう時間ってまじで無駄ですからね。
過去問の勉強に手をつけ始めたとき、最初は解説を読んでも、全然分からない。
こんなとき、あなたの心には、ネガティブな感情が登場します。
「もう!この解説意味わからない・・・!」
「もっと詳しく解説書いとけよ!」
こういうネガティブな感情に支配されそうになった時は、すぐ切り替えることが重要です。
この感情の切替を失敗して、ネガティブな感情に支配されて、
「なんでこんなこともわからないんだ・・・」
「こんなこともわからないのに、本当に合格できるのか?」
と右往左往してしまっても、勉強が進みませんからね。
だからネガティブな時間って無駄なんですよ。
公務員試験で成果を出したいなら、こういうネガティブな時間を徹底的に排除する必要がある。
ネガティブになって落ち込んでも、あなたの現実はなんにも変わらないんですから、うじうじ悩んでいるのは無駄です。
じゃーどうすればネガティブな感情から抜け出せるのか?
それが「感情ネーミング法」なんです。
2.感情に名前をつければ
冷静になれる。 |
感情ネーミング法とは、その感情に名前を付けるということです。
「え?どういうこと??」という疑問が湧いたと思うので解説していきますね。
「あーもう!!」
「どうせ俺なんてー!!」
という感情に支配されそうになった時にその感情に名前をつけるのです。
山辺は最近、ある起業家と仕事をしている時に大きな失敗をしてしまいました。
1,000万円規模の商談を取るためにアポを取って、関係性を構築していました。
「あーもうこれは取れたわ!!」って思うほど好感触だったのです。
・・・が。
これで契約だ、という時に、面会の時間を間違ってしまったんですよね。
「ビジネスで時間を守らないのは信頼を裏切る行為です。」と思われたのかわからないですが、最終的にライバル起業にその商談を取られてしまいました。
その時はめちゃくちゃ落ち込みました。
なんて自分はアホなんだ・・・と思いました。
しかし済んだことをくよくよ悩んでも仕方ありません。
悩んだところで何も変わりませんから。
その時は私は、その感情に名前をつけました。
「あ!!絶望君がやってきた!!」と考えるようにしたのです。
寝る前にこのことを思い出したときも、「また絶望君がやってきた。」
ふと思い出した時に「また絶望君が来たよ・・・」
嫌な感情が湧き上がった時に、感情ネーミング法を行いました。
すると心が楽になります。
だいぶ冷静になれる。
だから
「次からどうすれば失敗しないのか?」
というように生産的な時間を使えるようになったのです。
3.名前をつけると、
なぜ冷静になるのか? |
私、このテクニックをいろんな受験生に教えているんです。
ですがほとんどの人はこう思うようです。
「え??本当にそれだけで効果があるの?」
まじで効果ありますからね。
なぜか?
この理由は脳科学的にも心理学的にも答えられますが、簡単に言うと、「感情に名前をつけると、一歩冷めた目線で自分を見つめ直せるようになるから」です。
ちょっと寝る時のことを想像してみてください。
「明日は早く起きないと。だから早く寝なきゃ・・・」
と考えれば考えるほど、余計寝れなくなった、、、という経験ってあると思います。
コレ、実は感情も同じなんですよ。
「眠らないと・・・」と思えば思うほど眠れなくなると同じで、その感情をなくそうとすればするほど、余計にその感情が大きくなってしまうんです。
青いキリンを想像してください!!
と言われるより、
青いキリンを絶対に想像してはいけません。
想像したらあなたは負けです。
頭の中で少しでもイメージすればあなたの負け。
青いキリンを1秒でも考えてはいけません。
・・・て言われる方が、「青いキリン」を想像してしまいますよね?
人は「天の邪鬼」な性質があるんです。
「緊張しちゃダメだ!!」と思えば思うほど、さらに緊張してしまいます。
「考えちゃダメだ!!」と思えば思うほど、さらに考えてしまうんです。
逃げちゃダメだ!!と思えば思うほど、逃げるほうに意識が向いてしまう。
ですからネガティブな感情に支配された時って、「ネガティブな感情を消さなくちゃ・・・」と考えたらダメですからね。
いいですか?
冷静になるためのもっとも有効な解決策は、その感情を否定してはいけません。
自分が感情的になっていることを自覚するんです。
・・・なるほど〜って思いました??
怒っているひとがを冷静にさせるなら、怒っていることをその人に自覚させればいいんです。
緊張を解きたいなら、「自分は緊張している」ということを自覚すればいい。
めちゃくちゃシンプルなんですが、 このノウハウは、科学的にも証明されていています。
特定非営利活動法人しごとのみらい理事長で、米国NLP協会認定NLPトレーナーである竹内義晴氏の著書、『感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。』のなかで、
「『感情』を制する者が、『仕事』を制すといっても過言ではない」
と述べており、
本能的な感情である「喜び・悲しみ・不安・恐怖・怒り」をコントロールするには、前頭前野の働きが重要と解説しています。
・・・で。
その『前頭前者の働き』を活発にするためには「客観視」することが重要なんです。
自分は怒っている。
自分は悲しい感情に支配されている。
こういった感情に支配されている時に、平常心を取り戻すためには、そういう感情に自分が陥っていることに気づくことが重要です。
あなたは結婚式に出たこと、ありますか?
最近友達の結婚式に出たんですが、最後にお嫁さんがお父さんへの手紙を読んでいたんですよ。
それめちゃくちゃ感動して、「ウルッ」ときていました。
でも全然泣けませんでした。
なぜか。
私の隣の友達がお嫁さん以上に泣いていたからです笑
「え?なんで親でもないヤツが一番泣いているの?」と思って、冷静になってしまったので、泣けませんでした。
隣でめちゃくちゃ泣いてしまっているのを見て、客観的になってしまった。
だから感動できなかったんですよ。
これも前頭前野の働きです。
「隣でアホみたいに泣いている人を見てしまって客観的に見てしまった。」
だから感動できなかったのです。
いいですか?
感情の動きをコントロールしたいなら、客観的な視点、思考をするようにしましょう。
そうすればその感情の暴走をコントロールできるようになります。
・・・で。
私は感情が暴走している時、感情に名前を付けろ!!と言っていましたが、ここまで読んでいるあなたなら、その理由が分かったと思います。
その感情に名前をつけることで「客観視」できるんですよ。
怒っている人にあーだこーだ言ってもダメなんです。
落ち着かせるためには「相手に怒っていることを自覚させること」が重要です。
(今回話した内容は、クレーマー対策にも使えます。)
面接で緊張した時も、
「あー緊張しちゃった!!どうしよう・・」
って考えるのはダメです。
こう考えてしまうと緊張は増幅されるんですから。
緊張を押さえたいのなら、 「自分は緊張している」 ということを、客観的に自覚する必要があるわけです。
「あー今緊張してるわ!!」と自覚することで、前頭前野でその状況を捉える事ができるため、緊張を緩和できる。
だから緊張した時には、「あ!!緊張君が来た!!」と名前を付けるのです。
緊張しすぎているときは、「緊張くんが暴れている」と名前をつける。
どうですか?
こうやって名前をつければ客観的になりませんか?
冷静になれる気がしません??
もしあなたが緊張や感情的になってしまった時、「その感情や緊張に名前を付ける」ということを意識するようにしましょう。
これ、めちゃくちゃ効果がありますからね?
4.公務員試験に負けるやつは 感情の対処の仕方が下手くそ |
公務員試験で結果が出ない人は、勉強量が確保できないということが挙げられますが、その量を確保するためには、ネガティブ感情をうまくコントロールする必要があります。
ですが、ほとんどの人ってこういう感情に対する解決策って全く考えていないと思います。
だから勝手に諦めたり、モチベーションにムラが出るわけですね。
ですから多くの受検生が公務員試験って感情処理が下手なやつから落ちるとも言えます。
途中で諦めてしまうし、いちいちモチベーションが落ちてしまえば、必要な勉強量を確保できません。
民法の参考書を開いても、すぐにネガティブ感情に支配され、
・自分には無理だ!
・どうせわからないんだ!
・読んでも理解できないんだ!
と、勝手にモチベーションが落ちて、勉強を辞めてします。
経済学の勉強をして、
・こんな意味の分からない数式を覚えられるわけないだろ!
・自分には無理だ!
と投げ出してしまう。
その結果、必要な勉強量を確保できず、不合格になってしまうんですよね〜〜。
なんやかんやいって、やっぱり淡々と勉強を進められるやつは強いんです。
やっぱり強い。
感情の処理の仕方、実践してくださいね。
めちゃくちゃ効果があるので。
・・・というわけで。
今回の講座ではネガティブな感情への対処法として、
・感情に名前を付けろ!!
ということをお話しをしてきました。
こういう話を知らない人が多いんですが、これを知っているだけで、めちゃくちゃ感情のコントロールがうまくなるはずです。
ぜひ実践してみてクダサイね!!
そうすればすぐに感情の暴走を止めれることができるので。
それでは今日の課題は↓からどうぞ!!!
「課題、めんどくせぇ〜〜」と思いながらも、提出いただきありがとうございます。めんどくさいと思いながらも、めんどくさいことをするのが大事なんです。こういうことを積み重ねると、どんどん変わっていけますので、明日も提出してくださいね!!
それじゃー今回はこの講義はここまで。
また次回の講座でお会いしましょう!!
一番点数を上げづらかった科目は何でしたか?